2009.12.04 Friday
今朝の新聞ネタに
・阪神・坂井オーナー、チーム数増加に賛同(サンスポ)
なんてのがあり、昨日書いたエクスパンション議論がオーナー会議で行われたのか!?オレ様の影響力はそんなにものすごいのか?(←これはウソw)と思ったのだが、子細に読めば、
・選手会 東西格差是正へ ウエスタン6チーム要求(スポニチ)
=「マイナーFA」や「年金廃止」についての記述もあり
という話だった。混成チームや新チームによって6チームに、さらにはもっと拡張していくことも大いに結構だと思うし、独立リーグやクラブチーム、社会人、さらには大学との交流戦もどんどん増やしていくべきだと思う。
それと、昨日の話の続きっぽいけれど、「育成枠」なんてのはやめて、とにかく何人でもドラフトで指名して支配下に置くことができるようにしたら良い。それで二軍戦にも出られない選手は、独立リーグやクラブチームなどへ派遣してプレーの場を与えていく。
それである一定期間を過ぎても40人のメジャー契約しなければ、独占的契約を継続する権利を失う。大雑把に言うとそんな感じにできたら良いのに…と思う。
こういう感じって、何かに似ているよなぁ…と思ったのが吉本の芸人さん。所属しているのはピンからキリまで、報酬年額ん億円もいれば、ん十万円もいる。力に応じて舞台は提供し、努力の成果を見せれば昇っていける。プロにはさせる、上への道もある。あとは自分で考えて、数多いるライバルより目立って、競争を勝ち抜いて這い上がれ。
独立リーグがトライアウトをやると、毎回たっくさんの人が受験する。その姿は、明日の大スターを夢見て、吉本興業に集まってくる芸人志望の人たちとだぶって見える。
そういう「出演者」になりたい!という活力は常に充ち満ちているNPBが、その潜在的収益力を発揮し切れていない(と私は思っている)現状について、ひょっとしたら吉本興業なら妙案をガンガン出せるのではないか。選手ののし上がりたいという気持ちをどうやって引き出すか、小屋はどうやって確保していくのか、興業の値付けはどうしたら良いのか、売り出し方、グッズ、タイアップ、イベント企画、電波、スポンサー集め…実はやらなきゃいけないこと、やった方が良いことは、NPBも同じなんじゃなかろうか。
ちょっと前にオリックスが吉本と組んでいた時があったけど、もっと根幹の経営や方向性の部分で学ぶべき点が多いように思うのだ。