2009.12.03 Thursday
以前より伝えられていたが、金村大、玉置、高橋勇の3選手が育成選手契約に変更されたという(スポニチ)。
ジャイアンツでは山口が1億円投手になり、松本がレギュラーを掴みと、「元育成」の活躍が目覚ましい。タイガースもバルディリスと野原祐が支配下入りしているが、むしろ伸び悩み選手、故障中の選手の「一時的置き場」として使われているケースの方が目立つ。
野球は「強烈な個性」を武器に大活躍できる競技なので、無名の選手が一躍大スターになる可能性がある。それは先のGの2選手も実証済みで、色眼鏡なくその長所を伸ばし、長所にスポットを当てて生かすことが大切。3選手には逆襲への反転材料として欲しいと切に願う。
また、リリース一歩手前に救済措置として育成があるという現在のタイガース的な使用も悪くないと思う。とかく「プロ入り=目標達成=ゴール」となってしまいがちなので、身分の違いを動機付けとして活用したら良い。
あるいは、「支配下・育成」という枠ではなく、「支配下枠は無制限・ただしメジャー契約枠は40人で他はマイナー契約」というMLBスタイルにしたらもっと良いのにと思う。それによって優秀な選手が多く流通し、狙いに沿ったチーム作りがダイナミックにできるようになって、活性化すると思う。実際のMLB流の規定は大変細かいから、非常に大雑把に言えばだけど。
しかしながらそれは受け皿がふんだんにあるMLBだから、とは言える。12球団ではあふれた選手を受け入れるにも限度があるだろう。でもそこからスタートで良いじゃないか。どのチームも「メジャー契約」は等しく40人まで。あとは懐に応じて「マイナー契約」を抱える。もったいない選手が大勢出るようなら球団増やそう。もう見込み大都市がない?交通インフラ的にムリ?そこは事業規模の小さいチームを作るとか、リーグ全体として「地方交付金制度」を作るとか、工夫で乗り越えないか?
またエクスパンションをしないのなら、そのあぶれた人材は独立リーグやアマチュアに流れることになる。これらがすべて日本野球界の育成システムであり、マイナーリーグである。結果的にピラミッドの形状がなだらかになり、継ぎ目のギャップが埋まることになるのではないか。
なんでもMLBのまねっこをする日本だが、「メジャー枠」の縮小については、選手も、球団もそれを望んでいないから、ずっと現行制度のままなのだろう。多くのファンも「現行のものを楽しむ」というスタイルだろうから、球団・選手・ファンの三者は、そこでバランスがとれているのかも知れない。
でもそうやって内的な均衡状態が取れていればそれで良いのか?将来的見込み客が減ることが確定している(少子化)状況下で、葛藤や衝突さえ避けられれば良いというのでは、将来の光に向かって歩んでいるという実感が得られないと思う。
野球は「強烈な個性」を武器に大活躍できる競技なので、無名の選手が一躍大スターになる可能性がある。それは先のGの2選手も実証済みで、色眼鏡なくその長所を伸ばし、長所にスポットを当てて生かすことが大切。3選手には逆襲への反転材料として欲しいと切に願う。
また、リリース一歩手前に救済措置として育成があるという現在のタイガース的な使用も悪くないと思う。とかく「プロ入り=目標達成=ゴール」となってしまいがちなので、身分の違いを動機付けとして活用したら良い。
あるいは、「支配下・育成」という枠ではなく、「支配下枠は無制限・ただしメジャー契約枠は40人で他はマイナー契約」というMLBスタイルにしたらもっと良いのにと思う。それによって優秀な選手が多く流通し、狙いに沿ったチーム作りがダイナミックにできるようになって、活性化すると思う。実際のMLB流の規定は大変細かいから、非常に大雑把に言えばだけど。
しかしながらそれは受け皿がふんだんにあるMLBだから、とは言える。12球団ではあふれた選手を受け入れるにも限度があるだろう。でもそこからスタートで良いじゃないか。どのチームも「メジャー契約」は等しく40人まで。あとは懐に応じて「マイナー契約」を抱える。もったいない選手が大勢出るようなら球団増やそう。もう見込み大都市がない?交通インフラ的にムリ?そこは事業規模の小さいチームを作るとか、リーグ全体として「地方交付金制度」を作るとか、工夫で乗り越えないか?
またエクスパンションをしないのなら、そのあぶれた人材は独立リーグやアマチュアに流れることになる。これらがすべて日本野球界の育成システムであり、マイナーリーグである。結果的にピラミッドの形状がなだらかになり、継ぎ目のギャップが埋まることになるのではないか。
なんでもMLBのまねっこをする日本だが、「メジャー枠」の縮小については、選手も、球団もそれを望んでいないから、ずっと現行制度のままなのだろう。多くのファンも「現行のものを楽しむ」というスタイルだろうから、球団・選手・ファンの三者は、そこでバランスがとれているのかも知れない。
でもそうやって内的な均衡状態が取れていればそれで良いのか?将来的見込み客が減ることが確定している(少子化)状況下で、葛藤や衝突さえ避けられれば良いというのでは、将来の光に向かって歩んでいるという実感が得られないと思う。