2010.03.29 Monday
NOMOクラブで野茂にフォークを教わり、社会人チームに引き抜かれ、ドラフト2位でプロ入団という経歴。そんな選手にとことんやさしいのは球団の伝統だからまあいいよ。尾花ベイも今年は頑張ってもらわないかんし、次節は横浜でG戦だから、これで勢いつけて頑張ってね。
3試合終わって、リリーフ投手はお疲れさま。筒井、久保田、メッセンジャーが3試合、江草、西村、藤川が2試合。ベンチ入りしている渡辺に登板機会がなかったのは、調子を見てのことだと思うので、先発投手との入れ替わりで抹消されるのかもね。「全部勝つつもり」ながら、毎試合中盤が劣勢だった。だから藤川以外の使われ方がまだ固まっていない印象だ。
特にメッセンジャーは出たとこ勝負の印象だが、他の投手は皆、劣勢を反転させるだけの能力を見せた(昨日の江草はちょっといかんかったけど)。筒井、西村の活躍ステージが上がっているのが見ていて嬉しい。
この試合はダメ守備が多く出てしまった。久々桜井の草野球返球(エラー)、せっかくの味方のファインプレーを帳消しにしてしまう、記録に残らないミスが2つ(城島好送球で三振ゲッツーのはずが鳥谷タッチの前に落球&平野が華麗なステップワークとジャンピングスローで4−4−3の併殺を完成したはずがイージーなワンバウンドにブラゼル腰が引けて触れず、城島ナイスバックアップ)。ソックスを出して溌剌と動くサード新井の好守備なんかは連日光っていたんだけどね。
まあ他の守備の良いチームに比べて見劣りするのは初めからわかっていることなので、まずはやれることを精一杯、集中力のないプレーだけはなくすようにつとめて欲しい。
で、目をつぶって得たのモノは、「どこからでも点が取れそうな打線」なのだけれど、それは取れそうな気がするだけで、実のところ普通に.250以上の打率を打っているのは1番マートン6番城島8番桜井だけで、2〜5番、7番は2割以下、特に3・4番は1割以下なんだから、「どこからでも…」は気のせいに過ぎないとわかる。「気のせい」が通用している間に、ホンモノにしておかないといけないよ。
今年の打線を1985年の打線にダブらせて見るのはとても楽しい。でもこの日の試合などを見ていると、1985年的打線と1987年的打線が双子の兄弟であったことをイヤでも思い出す。熱狂の日本一からたったの2年で、タイガースは最下位に転落した。1番真弓、3番バース、4番掛布、5番岡田らは引き続きチームの大看板で、どこからでも点が取れる打線は、どこからでも点が取れそうな打線になり、最後はどこからも点にならない打線になってしまった。リードされた終盤、「打った〜、大きいぞ、ああ一歩届かない」「打った〜、これは平凡な外野フライ〜」とホームランしか狙っていないようなあっさりとした攻撃が繰り返されていたのを思い出す。
2010年型は、あくまでも1985年型の再来でなくちゃいけないよ。
3試合終わって、リリーフ投手はお疲れさま。筒井、久保田、メッセンジャーが3試合、江草、西村、藤川が2試合。ベンチ入りしている渡辺に登板機会がなかったのは、調子を見てのことだと思うので、先発投手との入れ替わりで抹消されるのかもね。「全部勝つつもり」ながら、毎試合中盤が劣勢だった。だから藤川以外の使われ方がまだ固まっていない印象だ。
特にメッセンジャーは出たとこ勝負の印象だが、他の投手は皆、劣勢を反転させるだけの能力を見せた(昨日の江草はちょっといかんかったけど)。筒井、西村の活躍ステージが上がっているのが見ていて嬉しい。
この試合はダメ守備が多く出てしまった。久々桜井の草野球返球(エラー)、せっかくの味方のファインプレーを帳消しにしてしまう、記録に残らないミスが2つ(城島好送球で三振ゲッツーのはずが鳥谷タッチの前に落球&平野が華麗なステップワークとジャンピングスローで4−4−3の併殺を完成したはずがイージーなワンバウンドにブラゼル腰が引けて触れず、城島ナイスバックアップ)。ソックスを出して溌剌と動くサード新井の好守備なんかは連日光っていたんだけどね。
まあ他の守備の良いチームに比べて見劣りするのは初めからわかっていることなので、まずはやれることを精一杯、集中力のないプレーだけはなくすようにつとめて欲しい。
で、目をつぶって得たのモノは、「どこからでも点が取れそうな打線」なのだけれど、それは取れそうな気がするだけで、実のところ普通に.250以上の打率を打っているのは1番マートン6番城島8番桜井だけで、2〜5番、7番は2割以下、特に3・4番は1割以下なんだから、「どこからでも…」は気のせいに過ぎないとわかる。「気のせい」が通用している間に、ホンモノにしておかないといけないよ。
今年の打線を1985年の打線にダブらせて見るのはとても楽しい。でもこの日の試合などを見ていると、1985年的打線と1987年的打線が双子の兄弟であったことをイヤでも思い出す。熱狂の日本一からたったの2年で、タイガースは最下位に転落した。1番真弓、3番バース、4番掛布、5番岡田らは引き続きチームの大看板で、どこからでも点が取れる打線は、どこからでも点が取れそうな打線になり、最後はどこからも点にならない打線になってしまった。リードされた終盤、「打った〜、大きいぞ、ああ一歩届かない」「打った〜、これは平凡な外野フライ〜」とホームランしか狙っていないようなあっさりとした攻撃が繰り返されていたのを思い出す。
2010年型は、あくまでも1985年型の再来でなくちゃいけないよ。
阪神−横浜3回戦(阪神2勝1敗、14時、京セラドーム大阪、33350人)
横 浜 002 000 100―3
阪 神 001 000 100―2
【横浜】○藤江(1勝0敗) 高宮 真田 牛田 S山口(1セーブ)
【阪神】●下柳(0勝1敗) 筒井 江草 久保田 西村 メッセンジャー
[本塁打]桜井2号(神) ブラゼル1号(神)