2010.04.10 Saturday
リリーフとしてなら5試合1勝3セーブ、防御率0.00と安定した成績を残している石川の方が先だと思ったのだけれど、なぜか同じ5試合で防御率8点台、先発からリリーフに転向させて直前に打たれているジェンが昇格。スタンリッジ上げる前の外国人枠ラストチャンス?わからん。
藤川俊、初スタメンでフェンス際好キャッチ。良い流れを持って来た。例によって守備走塁で流れを悪くした試合だったから余計に光った。
「お忙しいところ恐縮です、教授」
「いえ、研究材料は常に求めています。ではさっそくお話を聞かせて下さい。ご自身のその特殊能力に気づいたのはいつ頃からですか?」
「子どもの頃から、なんとなくそういう傾向があるとは思っていました」
「それが最近になってハッキリと現れるようになったと?」
「はい。未来が映像となって、次々と襲ってくるのです。恐ろしいんです…」
「例えばどんな?」
「苦労して苦労してタイガースがなんとか得点した瞬間に、映像が浮かんで来るのです。次の回すぐにドカンと点を取られ、石のように固まって動けなくなってしまう真弓監督の映像が…」
「ふむ。他には?」
「城島がインコースにミットを構える映像が浮かんでくるんです。次の球も、その次の球も、そのまた次の球も…」
「ふむ。それで?」
「それで最後甘くなったところをホームランされるんです。シュート回転する安藤の球筋までくっきりと浮かんできます。そして直後、現実が後追いして来るんです」
「なるほど…。ところで野球観戦以外でもその能力を感じる時があるのでしょうか?」
「いえ、日常生活ではまったくありません。でも、とても恐ろしいのです。どうしたら良いのでしょうか」
「まあ今までどおり自分で何とかして下さい」
「はい…」
藤川俊、初スタメンでフェンス際好キャッチ。良い流れを持って来た。例によって守備走塁で流れを悪くした試合だったから余計に光った。
阪神−ヤクルト1回戦(ヤクルト1勝、18時、甲子園、37401人)
ヤクル 100 003 130―8
阪 神 101 001 000―3
【ヤクルト】○バーネット(2勝0敗) 松岡 押本 林
【阪神】●安藤(1勝1敗) 筒井 メッセンジャー ジェン
[本塁打]ガイエル6号(ヤ) ブラゼル4号(神) 衣川1号(ヤ)
「お忙しいところ恐縮です、教授」
「いえ、研究材料は常に求めています。ではさっそくお話を聞かせて下さい。ご自身のその特殊能力に気づいたのはいつ頃からですか?」
「子どもの頃から、なんとなくそういう傾向があるとは思っていました」
「それが最近になってハッキリと現れるようになったと?」
「はい。未来が映像となって、次々と襲ってくるのです。恐ろしいんです…」
「例えばどんな?」
「苦労して苦労してタイガースがなんとか得点した瞬間に、映像が浮かんで来るのです。次の回すぐにドカンと点を取られ、石のように固まって動けなくなってしまう真弓監督の映像が…」
「ふむ。他には?」
「城島がインコースにミットを構える映像が浮かんでくるんです。次の球も、その次の球も、そのまた次の球も…」
「ふむ。それで?」
「それで最後甘くなったところをホームランされるんです。シュート回転する安藤の球筋までくっきりと浮かんできます。そして直後、現実が後追いして来るんです」
「なるほど…。ところで野球観戦以外でもその能力を感じる時があるのでしょうか?」
「いえ、日常生活ではまったくありません。でも、とても恐ろしいのです。どうしたら良いのでしょうか」
「まあ今までどおり自分で何とかして下さい」
「はい…」