自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
プランB反省会
阪神−中日6回戦(中日4勝2敗、14時1分、甲子園、46467人)
中 日 311 300 000―8
阪 神 000 100 400―5
【中日】○山内(1勝0敗) 高橋 浅尾 S岩瀬(9セーブ)
【阪神】●安藤(1勝2敗) 筒井 スタンリッジ 渡辺 川崎 久保田
[本塁打]ブランコ7号(中) 鳥谷3号(神)
 天気の良い日曜日、お客さんいっぱいいっぱい入っている中での大ガッカリ大会。こういうことやっているから平日お客入らなくなるっちゅうねん。ランチタイムこそしっかり良い仕事でおいしい料理出しておかんと、ディナータイムで稼げんちゅうねん。なあ。

 3つやられたお返しをすると言って、相手は未勝利の若手投手。好調上園ではなく安藤をぶつけたのは、ここで復活の手応えを掴んで欲しいという願いだったのだろうが、願いは虚しく霧散した。自信喪失している安藤が、うるさいアライバ二人とも凡退!と、ホッとしたと思ったらエラー。動揺に追い打ちをかけるような桜井のなまくらチャージ&セサルスロー。シングル1本で一死二三塁という出だしには同情の余地はあるけれども、その後の茫然自失のピッチングマシーン化した姿については何の弁解もできまい。
 心技体がガチッと固まって初めて安藤。加齢による衰えと言わさないだけの調整やり直しで再び這い上がって来いと言いたい。

 ま、そんなワケで真弓監督はプランBへの変更を余儀なくされたわけだけれど、今年も今ひとつキレがないね。序盤からのブッコワレは逆転勝ちしたジャイアンツ戦くらいだから、この毎年の嘆きもこれが今年初めてなのだけれど。
 どうしてもやっておいて欲しかったのは、桜井レフト&狩野ライト。桜井の守備意識向上のためにも、即やるべきだった。これまでやらなかった唯一理由は、「良い感じのものをいじりたくない」なのだから、ちっとも良い感じでなかった段階で即やって欲しかった。
 そしてまだまだ試合に出ている時間=経験が必要な大和や藤川俊を使うことをためらうような試合ではなかろう。中盤でマートンOUT藤川俊INなんてやることで、ピリっとしたものもや、ググッと来るものも出て来るだろう。そもそもそれに相応しい選手がベンチに少ないという問題もある。
 2回途中で安藤を引っ込めたところで二軍行きは決めていたのだろうから、報道で伝えられているようにスタンリッジを先発にまわすつもりなら、長い回投げさせるべきだった。もともと二軍の登板で間違いなしの太鼓判を得たわけでもないのだから、ここでローテ入りテストをさせる手続が必要だったように思う。先発を若手上げでまかなうというのならこれで良い。
 それでも城島OUT、矢野INを断行したことは、プランBの活用としては大きな仕事。そもそも手続として安藤先発、即交代は、どうしても必要なことだったと思う。この試合で良かったのかは考え所だけど、その根拠もわからなくはない。

 結果的に「気落ちしてない人の気落ちしてないプレー」がもうちょっと早めに出ていればさらに面白い展開も期待できたように思う。「さくさくっと山内に初勝利を」というムードに乗った3回ピシャリの渡辺の好投から、その初勝利になんとなく硬くなっちゃってもらった3人の走者を鳥谷がゴンと風に乗っけた満塁HRで、一瞬おお?となっただけ良かった。

 もう一つ良かったことは、大いに参考にすべきドラゴンズをつぶさに見ることができたこと。セサルらいっぺんに4人を入れ替え、若手のイキの良さでチームを元気にした。この思い切りの良さと、それがもたらした結果は、衝撃的なほど刺激になったことだろう。いや、これを見て何も感じない、何も心が動かないではダメだと思うよ。きっと今後の選手起用に影響があるだろうと思う。セサルスローのお返しをされたように、今度は若手活用法でお返しをして欲しい。

Posted by torao at 08:41 | comments(20)
[阪神]たわいない話
<< 大和2盗塁2得点で初のお立ち台 | TOP | まとまらない >>

安藤、「加齢」からの不調だったら悲しいです。あの2003年の絶対的セットアッパー(今の藤田太陽みたいな)だった頃のフォームに戻す為、一次的に中継ぎをやらせるのもアリかと…
守備面では、「NO MORE セサルスロー」を外野手に徹底してほしいですね。
| ジジィ | 2010/04/26 9:32 AM |
ベテランに甘い真弓監督もついに動かざるを得なかったですね。
防御率7〜8点台の先発で試合が作れるわけありませんから。
2順目で捕まる、2死からの出塁、手痛い一発、ピンチに踏ん張りきれない・・・去年後半からVTRのように繰り返してきた光景でした。
何とか立て直して帰って来てほしいですが・・・。
新井のエラーはまだトライしてエラーなので許せるんですが、桜井のはちょっと怠慢でしたね〜。
いくら打つほうで魅力があるって言っても、こんなプレーしてたら信頼を勝ち取ることはできないですよ。こんなことだからライトに定着できない。意識を上げてほしいですね。レフト案は試す価値はありそうですね。解説者のコラムにも書いてました。

代わりの昇格は若手ピッチャーがいいですね。今週の9連戦で先発に入ってくれたらなおいいですが・・・。

>toraoさんへ 差し出がましいとは思いますが、確認です。1回の攻撃は荒木凡退、井端がエラー出塁、森野がライト前で1死2・3塁じゃなかったでしたっけ?  細かいこと言ってすいませんでした。
| 碧麒麟 | 2010/04/26 10:02 AM |
2003年の安藤を知っているからこそ歯がゆいゲームでした。

何か投げる前からビクビクしていると言うか気持ちにゆとりが無いと思うの正直な気持ちですね。

中継ぎに配置を変更も一つの手だと思っていますが…

去年の能見みたいにキッカケをつかんで欲しいですが…。
| 聖 | 2010/04/26 10:07 AM |
セサルスロー・・・力抜けましたね〜あれは。あれだけ見事なデジャビュ感もね〜。

安藤は一からやり直しなさい。
| イアン | 2010/04/26 10:16 AM |
碧麒麟さん、ありがとうございます。誤解のないように書き直しておきました。
| torao | 2010/04/26 10:19 AM |
中日戦2カードで伊藤、山内と初勝利プレゼントとは何とも気前よい。若ドラの育成機関とちゃうっちゅうの。

安藤は加齢よりメンタルの問題かと…
中継ぎより二軍降格の方が良いと思いますよ。出来ればミニキャンプを張るぐらいの方が、返り咲きまで短期間で済みそうです。

矢野の守備機会は◎
投手によって組み合わせを考えてもいいと思いますよ。

| BUCK-TORA | 2010/04/26 10:39 AM |
安藤は表情からして良くない。
あの重苦しい表情をされると、なんか見てるだけ沈滞ムードになる。打たれてしかめっ面するだけが能じゃないぞっ!
メンタル面から鍛え直してほしい。
| ナラノトラキチ | 2010/04/26 12:01 PM |
デイリーは、ローテ代役は鶴で決まり、GWの谷間が問題で(中継ぎに阿部や江草はいない)、スタンリッジでなければ杉山もアリという論調でした。

GWの桧山down谷間up→投手down浅井upを見越した先日の浅井downだとしたら、計画性の高さに感動しますが。
| のののー | 2010/04/26 12:29 PM |
ライトか一塁側に行ったときは必ず守備についた時の桜井のキャッチボールを凝視しています。
そんでもっていつも溜息をついてしまいます。
軽い肩慣らしとはいえ、ちゃんとコントロールして相手に投げようとする姿勢も自覚も感じられません。五分の力で投じる場面でもワンバンが目に付きますし、せめて各イニング、1、2球くらいは8分くらいの力で肩慣らししておくべきなのに、最後までのんべんだらりのキャッチボールごっこに終始していますから。一度、ベンチに正座させて他球団の外野手のキャッチボールを目に焼きつけさせてやってほしい。
| いわほー | 2010/04/26 12:41 PM |
厳しいようだが、安藤は、精神的にもはや戦力外じゃないのか。二軍無期限というのもうなずけます。再起してほしいが、もっと石川とかいきのいいピッチャーを使ってほしい。
矢野INの件ですが、キャッチャーはピッチャーほどではないですが、それなりにきつい商売ですし、相手チーム、打者或いは自軍のピッチャーとの相性などから、3から4人(この場合一人はファームで調整)制のローテーション制を取り入れるべきです。矢野や狩野が先発して目先を変えるとともに城島を右の強力代打として控えておくというのもありだと思います。
| 醒目汰虎三 | 2010/04/26 12:44 PM |
いわほーさん、本当に桜井自覚無いですね。

毎年、毎年期待されながら結果が出ない、素質がないのに首脳陣は期待しすぎ・・・
2軍でレフトの練習させ、ダメならトレードがよい。
安藤はもう無理でしょう、戦力外。優勝を狙うのなら2軍へ。
Gがどんどん遠くに行ってしまいそう・・・
| TAKA | 2010/04/26 1:15 PM |
安藤は予想通りの結果といえば失礼かもしれませんが、昨日までの結果をどう見るか?がポイントだと思います。

私はダイエットの効果で体調万全・バランス不良だと思います。
昨日の試合での安藤は過去3戦の「フィニッシュのときに踏み出した足に体重が乗らず、一塁側に流れてボールがシュート回転する」悪癖は修正してきました。しかし、右腕の回転がスムーズになりすぎたのか「胸を大きく張るタメ」が不足し、ウデと手首の連携がストレートを投げる時に前方向に押し出すような形にならず、スローで見ると、手首がストレートの動きではなく、斜め回転の腕の動きに単純に連動していて、リリースの瞬間に掌がプレート方向に向いていませんでした。
実際のボールは例えば左打者の内角のいいコースに投げているのに、ベース上にくるときには変化して真ん中寄りに来てしまうようでした。

これまでの試合も打者を追い込みながらも凡打や三振にならず、もちろん四球も少なく、何故か集中打を喰らうパターンです。安藤が精神的に弱くて自滅しているというよりも、球速などを見ても、寧ろ体調は良好なのにメカニックの乱れと球筋と開きの早いフォームにより、本格派のタイプの安藤ゆえに誤魔化しがきかない状態なんだと見ています。
本来、前々回のスライド登板をさせずに、ミニキャンプをするべきだったと思いますが、遅すぎることはなく、問題がよりハッキリした今のタイミングでこそ、ひじを上げるなり、クロスステップを試すなり、杉山のようにテークバックを下げてみるなり、時間をかけて投球フォームを再構築すべきだと思います。
| 熊虎 | 2010/04/26 1:49 PM |
お久しぶりです。

私も球場でいわほーさんと同じようにキャッチボールを見てます。
先週も藤川くんの投げる球は桜井が一歩も動かずキャッチするのに対し、
桜井の投げる球は必ず数歩移動して藤川くんキャッチ・・・

やればできる子やと思うのですがねぇ。
あまりにも動きにやる気が見られず、もどかしい気持ちです。
| gavi | 2010/04/26 1:57 PM |
安藤にはこうなる前に打つ手はあったんじゃないかな。矢野や狩野で去年までそこそこやってたんだから組ませてみるとか。
城島を全試合先発させてなんの意味があるのかわかりません。
せっかくの戦力は有効に使って欲しいです。
| まつたか | 2010/04/26 7:07 PM |
2回表、久保コーチがマウンドに向かい、しばらくして
真弓監督が主審の元に向かった瞬間、何処からともなく
拍手が鳴った。
昨年のCS出場権争いから、今年にかけての不甲斐なさに
向けられた、余りにも残酷な拍手。
文字に起こす気にもならないヤジも、テレビ中継の音声を
通じて聞こえてきた。
本来なら見守る選手に力を与える拍手も、この時ばかりは
凶器となって突き刺さる。
これについての是非を問われれば、当然「非」でしょうが
それをさせてしまった安藤の罪も重い。
彼に残された道は、この屈辱の拍手を「ナイスピッチ」の
拍手に変えることしかないでしょ。
待ってるぞ、安藤。
絶対に帰ってこいよ。
| 西田辺 | 2010/04/26 8:50 PM |
とりあえず安藤は2軍で調整してもらって、1軍で活躍してほしいですね。

あの2003年みたいに。
| ちゃちゃき | 2010/04/26 9:18 PM |
安藤に見切りをつけ、城島に休養を(今後も)与えるにはいいチャンスになりました。
安藤の失速は今年からではなく昨年の終盤からのもの。まだまだ力を必要とすることはあるはず。若手がその穴を埋めてしまわない限りは。
| アルスタ | 2010/04/26 9:19 PM |
真弓監督は桜井といい安藤といい甘やかし過ぎですよね。
本当に優勝させたいなら、冷酷にならなければいけませんよ。
確かに前に何回も助けてもらいましたが、そんなことでずっと失敗し続けてもらっちゃ、雰囲気悪くなりますよ。

ここはチームカラーを変える意味でもフレッシュな選手を。
| 拉麺 | 2010/04/26 9:54 PM |
昨日、見に行ってました。つらかった!
桜井選手は阪神によく居る選手なんです。
その逞しい肉体を全く活かさず試合数を稼ごうとしてしまう、阪神らしい選手になったんです。
もっとも、ファームに居る子達もそういう教育を施されてるから、誰が出て来てもあんまり変わらない気がしますが。
監督にも選手にも、もう少し遊びが欲しいですね。
急ハンドル急アクセル急ブレーキは怪我しまっせ。
| レフトの子虎 | 2010/04/26 10:57 PM |
 「早よ投げぃ!!」
放送席から、桜井選手に対する、吉田義男氏の怒声でした。
緩慢な守備に相当イライラされていた様です。
今年の桜井選手は、守備でのミスや、緩慢な動きが目立ちますね。
守備を疎かにしているのは残念です。
自分は打つだけの人だと思っているのでしょうか。
まだ、あぐらをかける程の成績すら残してないのにね。
岡田前監督が言われていた「勘違いするな」
という言葉を思い出して、心を入れ替えて、守備に取組んでもらいたいです。

 昨日の先発、安藤と聞いて、相手も喜んだ事でしょう。
前回てこずった、上園投手の方が、嫌なのは明らかです。
相手の立場に立って考えるという事が欠けていると思います。
やっぱり、相手が嫌がる事をやらないと、勝てないですよ。
今年開幕から、ずっと悪い安藤投手。
それでも、何度もチャンスを与え、昨日の様に、大炎上という、大ケガをするまで、踏ん切りが付かないのでしょうか。
昨年の福原投手を見ている様です。
過去は過去、大事なのは今なんですから。

 D和田選手は、どうにも止まりませんな。
アウトになるにしても、殆ど芯で捉えた当たりで、どこに投げても打たれそうです。
前の打者、ブランコは、この絶好調和田選手の恩恵にあずかっていると思いますよ。
その前の、森野選手にも言えますが、歩かしたくても、後ろが怖くて歩かせられない。
ここのクリーンナップが、一番怖いんじゃないでしょうか。
タイガースのクリーンナップは、相手からどう見られているのでしょうね。
| スーパーエリーバ | 2010/04/27 1:00 AM |

←必須!「通りすがり」等は禁止!独自のハンドルネームを入れて下さい。

←空欄可。メールアドレスは入れないで!



評論家たちの声
Tigers-net.com様のご協賛により、
T-Blogで運営しています。