2010.05.01 Saturday
でもそんなのはどうでも良いことである。みなそれぞれがチームの勝利のために一つになっている様子が見られる。これ以上何を望むというのか。
フォッサム。よう6回まで踏ん張った。走者を出しての投球に課題はあるが、最後は腕も良く振れた。なんとか1点を守って降りたかったけど、おかげで後半戦が盛り上がったからね。次も不思議な投球頼む。
川崎。長野にしぶとくヒットされ、勝ち越し走者を二塁に背負ったけれど、落ち着いて制球できていた。対脇谷、カウント不利からインサイド2つ正しく置いて、ファールでカウントを整えた。今や強固なリリーフ陣の重要パーツだ。
久保田。前日の2イニングで肩慣らOK、完全復活。同点8回クリーンアップ。この最大の山場を堂々の力勝負、完璧投球。勝利への貢献度最大級。
藤川。9回同点、二死一塁に長野、打者高橋の勝負は見ごたえあった。カウント1−1、ランナースタート、高め直球、クリーンにミートして猛ゴロ、二塁平野ナイスキャッチ一塁送球アウト、チェンジ!投げも投げたり、打ちも打ったり、捕りも捕ったり。偉大なりプロ野球。
真弓監督。同点での終盤の継投は切れ味抜群だった。決まり手は9回ウラ一死藤川への代打桧山。終わってみれば簡単に見えるが、ここまでの鋭さは今までなかったように思う。選手への信頼、退路を断つ強さを感じた。
マートン。プチスランプ気配から一転、復活猛打賞、5出塁、2得点。それをジャイアンツ戦でやってくれるところに、ラインバック的猛虎魂を感じる。マートンが出るたびにチームには「やられてたまるか」というファイトが湧いてくる。
平野。良くバットが振れている今なのに3犠打に複雑な思いもあろう。しかし2つまで点になれば報われる。リズム良くとはいかなくともとにかく全部決めた。ナイスバント。守備もバット同様当たってきたね。連日重要な仕事をしているよ。
鳥谷。3回同点の右フェンス直撃タイムリー二塁打、そして9回一塁線を破るサヨナラタイムリーよう決めた。あそこを比較的楽な場面と思えたのなら大丈夫。チームの力が鳥谷を乗せていくだろう。苦しい日々だったが、それでも一日一日、一年一年良くなるのが鳥谷。この1本、5月の大爆発に向け、導火線に点火したと思う。
新井。詰まったりバットを折ったりしながらも、なんとかしてやろうと必死で走っている。強いスイングで、チームを覆いがちな重苦しさを吹き払っている。ナイス泥臭マルチ。
城島。打席音なしも、前半フォッサム苦しいリード、後半緊迫した展開も強いリード、良くやっている。久保田をこのまま頼む。
ブラゼル。前夜は人工芝で走ったり止まったりきつかったけれど、元気に出場良かった。強い振りで3回逆転のタイムリー、ナイスバッティング。
桜井。ナイスマルチ。打つ方は良いね。そこに桜井がいるということが相手投手への静かなプレッシャーになっている。毎日の守備練習頑張れ。
葛城。打率がなくなってしまいそうだが、打てることはわかっている。焦るな。
金本。守備の関係もあるし、連続出場もあるから、早めの仕掛け要員になりがちだけど、相手ベンチにとって悩みの種であることは間違いない。駆け引きに活用できる有効なカードだ。
桧山。こうやって桧山に語りかけたかったから今日はこの形で書いている(笑)。語りかけるといってもこっちが一方的にしているだけで、別に聞いてくれているワケでもないんだけれど、なぜだか桧山は聞いてくれているような気がする。
9回ウラ一死藤川球児への代打。真弓監督ずいぶんと思い切ったなと感じた。どう思った?初球だったな。良くまっすぐ一本思い切って振ったよ。真弓監督も思いきったし、桧山も思いきった。ど真ん中のまっすぐ。昔とおんなじきれいな弧がバックスクリーン方向へ良く伸びた。序盤吹き荒れていた浜風も止んでいた。捕るな、入っちゃえ!ちょっとだけ足りなかったのはバットを短く持っているからかな。
それよりも…本当に良く走ったな。打球への邪念にとらわれず、マジメに全力疾走したから三塁打にできたんだ。一死なら三塁へゴー、定石。そういうところが桧山らしい。昔はマジメすぎて4番で苦労したもんな、90年代は。でもそのマジメでひたむきなところが愛されるんだよ。
打てないなら下げたら?そうは思いながらも、心のどこかでこうやって桧山が劇的な活躍をしてくれるのを待っている。若い選手たちにも期待している。でも桧山の活躍も見たい。この複雑な気持ちをわかって欲しいよ。三塁に滑り込んで小笠原の追いタッチが遅れてセーフ。サイクル打った時も甲子園センターオーバー三塁打だったな。もう7年前か。思い出したよ。こうやって昔の、暗黒からの虎話できる選手も、もう桧山しかいないもんな。
おっと、どうでもいいことばかりになっちゃった。桧山ナイスバッティング!ナイスラン!
藤川俊、ナイスホームイン(笑)。おまけみたいでゴメンね。これで全出場者。
フォッサム。よう6回まで踏ん張った。走者を出しての投球に課題はあるが、最後は腕も良く振れた。なんとか1点を守って降りたかったけど、おかげで後半戦が盛り上がったからね。次も不思議な投球頼む。
川崎。長野にしぶとくヒットされ、勝ち越し走者を二塁に背負ったけれど、落ち着いて制球できていた。対脇谷、カウント不利からインサイド2つ正しく置いて、ファールでカウントを整えた。今や強固なリリーフ陣の重要パーツだ。
久保田。前日の2イニングで肩慣らOK、完全復活。同点8回クリーンアップ。この最大の山場を堂々の力勝負、完璧投球。勝利への貢献度最大級。
藤川。9回同点、二死一塁に長野、打者高橋の勝負は見ごたえあった。カウント1−1、ランナースタート、高め直球、クリーンにミートして猛ゴロ、二塁平野ナイスキャッチ一塁送球アウト、チェンジ!投げも投げたり、打ちも打ったり、捕りも捕ったり。偉大なりプロ野球。
真弓監督。同点での終盤の継投は切れ味抜群だった。決まり手は9回ウラ一死藤川への代打桧山。終わってみれば簡単に見えるが、ここまでの鋭さは今までなかったように思う。選手への信頼、退路を断つ強さを感じた。
マートン。プチスランプ気配から一転、復活猛打賞、5出塁、2得点。それをジャイアンツ戦でやってくれるところに、ラインバック的猛虎魂を感じる。マートンが出るたびにチームには「やられてたまるか」というファイトが湧いてくる。
平野。良くバットが振れている今なのに3犠打に複雑な思いもあろう。しかし2つまで点になれば報われる。リズム良くとはいかなくともとにかく全部決めた。ナイスバント。守備もバット同様当たってきたね。連日重要な仕事をしているよ。
鳥谷。3回同点の右フェンス直撃タイムリー二塁打、そして9回一塁線を破るサヨナラタイムリーよう決めた。あそこを比較的楽な場面と思えたのなら大丈夫。チームの力が鳥谷を乗せていくだろう。苦しい日々だったが、それでも一日一日、一年一年良くなるのが鳥谷。この1本、5月の大爆発に向け、導火線に点火したと思う。
新井。詰まったりバットを折ったりしながらも、なんとかしてやろうと必死で走っている。強いスイングで、チームを覆いがちな重苦しさを吹き払っている。ナイス泥臭マルチ。
城島。打席音なしも、前半フォッサム苦しいリード、後半緊迫した展開も強いリード、良くやっている。久保田をこのまま頼む。
ブラゼル。前夜は人工芝で走ったり止まったりきつかったけれど、元気に出場良かった。強い振りで3回逆転のタイムリー、ナイスバッティング。
桜井。ナイスマルチ。打つ方は良いね。そこに桜井がいるということが相手投手への静かなプレッシャーになっている。毎日の守備練習頑張れ。
葛城。打率がなくなってしまいそうだが、打てることはわかっている。焦るな。
金本。守備の関係もあるし、連続出場もあるから、早めの仕掛け要員になりがちだけど、相手ベンチにとって悩みの種であることは間違いない。駆け引きに活用できる有効なカードだ。
桧山。こうやって桧山に語りかけたかったから今日はこの形で書いている(笑)。語りかけるといってもこっちが一方的にしているだけで、別に聞いてくれているワケでもないんだけれど、なぜだか桧山は聞いてくれているような気がする。
9回ウラ一死藤川球児への代打。真弓監督ずいぶんと思い切ったなと感じた。どう思った?初球だったな。良くまっすぐ一本思い切って振ったよ。真弓監督も思いきったし、桧山も思いきった。ど真ん中のまっすぐ。昔とおんなじきれいな弧がバックスクリーン方向へ良く伸びた。序盤吹き荒れていた浜風も止んでいた。捕るな、入っちゃえ!ちょっとだけ足りなかったのはバットを短く持っているからかな。
それよりも…本当に良く走ったな。打球への邪念にとらわれず、マジメに全力疾走したから三塁打にできたんだ。一死なら三塁へゴー、定石。そういうところが桧山らしい。昔はマジメすぎて4番で苦労したもんな、90年代は。でもそのマジメでひたむきなところが愛されるんだよ。
打てないなら下げたら?そうは思いながらも、心のどこかでこうやって桧山が劇的な活躍をしてくれるのを待っている。若い選手たちにも期待している。でも桧山の活躍も見たい。この複雑な気持ちをわかって欲しいよ。三塁に滑り込んで小笠原の追いタッチが遅れてセーフ。サイクル打った時も甲子園センターオーバー三塁打だったな。もう7年前か。思い出したよ。こうやって昔の、暗黒からの虎話できる選手も、もう桧山しかいないもんな。
おっと、どうでもいいことばかりになっちゃった。桧山ナイスバッティング!ナイスラン!
藤川俊、ナイスホームイン(笑)。おまけみたいでゴメンね。これで全出場者。
阪神−巨人7回戦(阪神4勝3敗、18時、甲子園、46714人)
巨 人 101 001 000 ―3
阪 神 102 000 001X―4
【巨人】西村健 山口 久保 ●越智(2勝1敗)
【阪神】フォッサム 川崎 久保田 ○藤川球(1勝0敗)
[本塁打]小笠原9号(巨)