自称阪神タイガース評論家（跡地）

『日本の夏、キンチョウ（緊張）の夏』になりそうですね(笑)。
長崎ではめったにない「プロ野球」、個人的にはもう少し集客出来ると思っていました。
九州は地元意識が強い地域なので、古川や猪本が活躍出来て盛り上がったと思います。
余談ですが、長崎といえば野原将、そろそろ上がって来ないと同期の坂本・堂上直はバリバリのレギュラー、のんびりしている時間はないよ！ガンバレ!!

　私が初めてイチローを見たのは、ジュニアオールスターで、ＭＶＰをとった時でした。
東京ドームで右中間へのＨＲだったと思います。
それを見て、「ええバッターやな〜、阪神に欲しいな〜」
と思ったのをよく覚えています。
その後、イチローが大活躍して、世間が騒ぎ出した時は、「わしゃ〜分かっとったで〜」
と勝ち誇った気分でした(笑)。
さすがに、ここまで大スターになるとは想像してませんでしたが。

　オールスターといえば、私は８０年後半〜９０年代前半頃が好きでした。
野茂ＶＳ落合、与田ＶＳ清原、Ｋ・Ｋ対決等ワクワクして見た覚えが有ります。
阪神打線が、サッパリ打てなかった、斉藤雅や、与田。
「どうだパリーグよ！与田の球は速いやろ！」
という、目線で楽しんでいました。
　しかし近年、こういうワクワク感が無くなってきた様に思えます。
交流戦が、オールスターの価値を下げたというのはよく聞く話ですが、それだけではない様な気がします。
私が個人的に感じるのは、お祭性が増し過ぎて、本気度が下がったのかな〜と、思います。
投手なら、オール直球宣言とかしてみたりね。

オールスターは、交流戦前に行うと、もっと盛り上がるかもしれませんね。

私はプロ野球の人気低下は、在京テレビ局の中継の質の低下が原因だと思っています。無用なクイズや、素人丸出しの、ましてや野球への興味もなさそうな五月蠅いゲストなど、スポーツを見る雰囲気ではない演出がミソをつけ、更にはメンタル面ばかり語る解説者、毎試合同じことを、似たような場面にはマニュアルでもあるかのような同じ質問を振ってくるアナウンサーなど、スポーツの『二度と同じドラマは起こらない』面白さをスポイルしているように思います。

オールスターに関しては、お祭り感はありますが、試合の勝ち負けや成績を度外視した本気勝負の面白さ、つまりグラウンド・その場所で起こっていることの魅力はまだまだあると思います。中心に野球がある魅力のあるテレビ中継があれば、更に面白いし、通常では最もシラケて感じられる、思い出の名勝負などの創作画像集も、オールスター限定ならば、楽しく観れるのではないかと思います。

ただでさえ、大衆に露出が少なくなった野球界は、野球場にはスターは居るのに、伝える側が没個性で、ミーハーではだめですね。

やっぱり、オールスターは「個」対「個」のぶつかり合い
が面白い。
変にリーグやチームの勝利が…って、こまけぇ事は
いいんだよ！
俺ぁ、MVPしか狙ってねぇんだよ！
って方が気持ちいい。
それが許される場所だし、それを成す場所でもある。
出よ！お祭り男！

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