2012.04.23 Monday
今週もやってまーす!
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【週間MVP】
今週の活躍選手(ノミネート理由)
0大和 週間出塁率.500、長打率1.125、得点圏4打数3安打6打点
1鳥谷 週間6安打7四球出塁率.481出て守って手堅い活躍
2城島 久々スタメン、ピンチ的チャンスで適時打2本、好走塁も
5平野 週間打率.360とチームを鼓舞する超美技の数々
9マート 守走のミス目立つも、9安打6打点でチーム引っ張る
16安藤 好内容で石川に投げ勝ち。エースキラーの元エース
20筒井 笑顔の初お立ち台含む3試合仕事きっちり、新7回の男
25新井 記憶は凡打とポカだが、打率.320、最多の6得点を記録
39小宮山 メッセ完封リードと盗塁殺しまくりの肩は見事
54メッセ 巧みな投球で見逃し三振量産の来日初完封
57岡崎 初スタメンで今季初安打とガッツ好ブロック2刺殺
→ http://torabaka.jp/archives/4256475.html
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スタンリッジを抹消し(再登録は5/2以降)、鄭を登録。さっそく2回を投げて素晴らしい投球だった。
連敗したタイミングで、開幕以来続けてきた1番平野、2番柴田または大和のオーダーを思い切ってチェンジ。去年型の1番マートン、2番平野にした。相手先発が左のブランドンということで、城島を使って金本はベンチ。5番レフトでブラゼル、6番ファースト城島、7番センター大和とした。
まさかここまでハマるとは思っていなかっただろうが、城島が4打点、大和が6打点と大活躍。これがとにかくものすごく大きかった。
KOされたブランドンは、「タイガースがラッキーだった」と負け惜しみコメントしたが、ある意味では本当だと思う。二死満塁、城島が思いきって振った三遊間のヒットは、決して悪い球ではなくサードゴロ、ショートゴロと紙一重の打球。続く二死一二塁で大和が打った「記録上の二塁打」はおよぎ打ちの短いレフトフライ。ラミレスの緩慢さに助けられた当たり。
確かに1回の得点を生み出した2つのタイムリーは幸運だったが、それを引き出したのは、上位がきっちりした野球をしたからだ。1番マートンが素直なセンター前。平野がドラッグバントでしっかり送って、イヤらしい鳥谷がバットを振ることなく6球で歩く。新井はとんでもない変化球のボール球を二つ振って追い込まれていたが、インハイボール球要求のストレートが打ちやすいアウトハイへの失投になって新井苦もなく右前へ、これで無死満塁になった。3,4番への投球は投手(バッテリー)のミスだが、それを呼び込んだのは1,2番の仕事。これが繋がり。そしてたまたまっぽいけど、新井が右前に弾き返したのも良かった。
で、12安打11点もすべては城島の1本から。一死満塁もブラゼルが仕留めきれず、フルカウントから力んで三振。意外と犠飛が打てないブラゼルのせいで二死満塁と追い込まれた。ここで打てなければ、せっかくオーダーを入れ替えて、雰囲気良く攻め込んでも前二日と一緒になってしまう。ここで城島が低めのボール球を強振し、三遊間をこじ開けたことで空気が変わった。
絶対に見せないタイプだが、代打で結果が出せず、城島もかなり追いつめられていたはず。それでも使ってやりたいと思わせるチームへの献身があるのだと思う。これがなかったら…そう考えるとけっこう怖い。
大和のラッキー打もあってよーいドンで4点もらった岩田だが、どうにも腕が振れず、スライダーも直球も良くない。この1球という大事な球が甘くなってしまったり、はっきりしたボールになってしまったり。ベイスターズ打線の粘りのある攻撃にやられて4回までで3点返される。
で、返す返すも見応えあった5回表ウラの攻防。平野、鳥谷凡退の二死から新井がヒットで出塁。続くブラゼルのレフトフェンス上段に当たる二塁打で、楽勝生還のはずの一走新井が「勘違い」で三本間から三塁に戻る戻るという大失態。誰が何をどうしたらそういうことになるのか謎。たぶん例の謎タッチアップみたいに、ある時突然新井の脳内には別世界ができてしまうのだろう。
で、二死二三塁となってしまって城島敬遠、二死満塁大和。しかしここは大和も必死、4球目高めボール球直球を伸び上がるのではなく足の力をしっかり使って上から叩き、前進守備の外野を越え、真ん真ん中を破る左中間三塁打でまたも走者を一掃。7−3。新井のミスで殺伐とするムードをも一掃した。
しかし0勝の岩田5回ウラ、すんなりいかない。荒波に粘られてヒット、無死一塁。続く石川は初球、一二塁間を破ろうという鋭いゴロ、これを平野が横っ飛びでギリギリキャッチ、そして二塁へ送球してフォースアウト。信じられない!キャッチまではわかる、しかしその後がわからない。起き上げっていない、足で立っていないのだ。右膝を支点にくるっと反転しながら足先からはいあがっていくエネルギーでそのまま二塁に投げちゃう。しかも強く正確な送球。なんだこれ、こんなことできるんだ!無死一三塁となって、また悪夢が頭をよぎるところを、一死一塁にしてしまった平野のスーパープレー。これで試合が固まっていった。
大和はもう一つ三塁打で1打点を加えた。1本目より2本目、2本目より3本目と、打球が良くなっていったのは、自信と成長の証かも知れないね。渋い声の落ち着いたインタビューもよかった。
ベイとの3連戦。森本の姿、大和の姿、あるいはラミレスの姿を見ていて、外野の守備力の大切さをあらためて痛感。超攻撃的オーダーというものが、想定と違う働きをしたことで、これからのタイガースの戦い方も変わってこないといけない。
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連敗したタイミングで、開幕以来続けてきた1番平野、2番柴田または大和のオーダーを思い切ってチェンジ。去年型の1番マートン、2番平野にした。相手先発が左のブランドンということで、城島を使って金本はベンチ。5番レフトでブラゼル、6番ファースト城島、7番センター大和とした。
まさかここまでハマるとは思っていなかっただろうが、城島が4打点、大和が6打点と大活躍。これがとにかくものすごく大きかった。
KOされたブランドンは、「タイガースがラッキーだった」と負け惜しみコメントしたが、ある意味では本当だと思う。二死満塁、城島が思いきって振った三遊間のヒットは、決して悪い球ではなくサードゴロ、ショートゴロと紙一重の打球。続く二死一二塁で大和が打った「記録上の二塁打」はおよぎ打ちの短いレフトフライ。ラミレスの緩慢さに助けられた当たり。
確かに1回の得点を生み出した2つのタイムリーは幸運だったが、それを引き出したのは、上位がきっちりした野球をしたからだ。1番マートンが素直なセンター前。平野がドラッグバントでしっかり送って、イヤらしい鳥谷がバットを振ることなく6球で歩く。新井はとんでもない変化球のボール球を二つ振って追い込まれていたが、インハイボール球要求のストレートが打ちやすいアウトハイへの失投になって新井苦もなく右前へ、これで無死満塁になった。3,4番への投球は投手(バッテリー)のミスだが、それを呼び込んだのは1,2番の仕事。これが繋がり。そしてたまたまっぽいけど、新井が右前に弾き返したのも良かった。
で、12安打11点もすべては城島の1本から。一死満塁もブラゼルが仕留めきれず、フルカウントから力んで三振。意外と犠飛が打てないブラゼルのせいで二死満塁と追い込まれた。ここで打てなければ、せっかくオーダーを入れ替えて、雰囲気良く攻め込んでも前二日と一緒になってしまう。ここで城島が低めのボール球を強振し、三遊間をこじ開けたことで空気が変わった。
絶対に見せないタイプだが、代打で結果が出せず、城島もかなり追いつめられていたはず。それでも使ってやりたいと思わせるチームへの献身があるのだと思う。これがなかったら…そう考えるとけっこう怖い。
大和のラッキー打もあってよーいドンで4点もらった岩田だが、どうにも腕が振れず、スライダーも直球も良くない。この1球という大事な球が甘くなってしまったり、はっきりしたボールになってしまったり。ベイスターズ打線の粘りのある攻撃にやられて4回までで3点返される。
で、返す返すも見応えあった5回表ウラの攻防。平野、鳥谷凡退の二死から新井がヒットで出塁。続くブラゼルのレフトフェンス上段に当たる二塁打で、楽勝生還のはずの一走新井が「勘違い」で三本間から三塁に戻る戻るという大失態。誰が何をどうしたらそういうことになるのか謎。たぶん例の謎タッチアップみたいに、ある時突然新井の脳内には別世界ができてしまうのだろう。
で、二死二三塁となってしまって城島敬遠、二死満塁大和。しかしここは大和も必死、4球目高めボール球直球を伸び上がるのではなく足の力をしっかり使って上から叩き、前進守備の外野を越え、真ん真ん中を破る左中間三塁打でまたも走者を一掃。7−3。新井のミスで殺伐とするムードをも一掃した。
しかし0勝の岩田5回ウラ、すんなりいかない。荒波に粘られてヒット、無死一塁。続く石川は初球、一二塁間を破ろうという鋭いゴロ、これを平野が横っ飛びでギリギリキャッチ、そして二塁へ送球してフォースアウト。信じられない!キャッチまではわかる、しかしその後がわからない。起き上げっていない、足で立っていないのだ。右膝を支点にくるっと反転しながら足先からはいあがっていくエネルギーでそのまま二塁に投げちゃう。しかも強く正確な送球。なんだこれ、こんなことできるんだ!無死一三塁となって、また悪夢が頭をよぎるところを、一死一塁にしてしまった平野のスーパープレー。これで試合が固まっていった。
大和はもう一つ三塁打で1打点を加えた。1本目より2本目、2本目より3本目と、打球が良くなっていったのは、自信と成長の証かも知れないね。渋い声の落ち着いたインタビューもよかった。
ベイとの3連戦。森本の姿、大和の姿、あるいはラミレスの姿を見ていて、外野の守備力の大切さをあらためて痛感。超攻撃的オーダーというものが、想定と違う働きをしたことで、これからのタイガースの戦い方も変わってこないといけない。
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