2012.05.10 Thursday
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虎バカパーティー5/25(金)
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久々に日本で見た井川は力強い球を投げていたのだけれど、もも裏がつって交代。たいしたことないといいんだけど。
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虎バカパーティー5/25(金)
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久々に日本で見た井川は力強い球を投げていたのだけれど、もも裏がつって交代。たいしたことないといいんだけど。
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交流戦に入る日程で登板機会がない久保を抹消して、中継ぎ左腕加藤を登録。調子は良さそうなので使っていきたい。
カープは大竹の順番だったが齊藤を先発に立てた。苦手意識や、藤井彰にぶつけてしまった残像もありそうだし、珍しい投手を当てた方が相手も困るだろうと思ったのだろう。賢明な判断だったと思う。
で、計測的にはそれほど速くないが、視覚とギャップのある速球に苦しめられ、たいしたことなさそうな若手投手なんだけどなぜだか打てないあのパターン。金本新井の連打で無死二塁もブラゼル併殺、この日もスタメンだった浅井も凡退で無得点だった2回など、またもやちぐはぐ打線に戻った感じだった。
スタンリッジは決して思い通りの投球ではなかったが適当に荒れているのがかえって良く、6回二死までわずかヒット1本。珍しい鳥谷のエラー、四球で無死一二塁とした4回も廣瀬のバント失敗からの三振にも助けられて無失点で切り抜けた。
で、6回二死走者なしでニック。警戒に警戒を重ねて、歩かせてもいいという気持ちだったはずが、最終的にはフルカウントから外角高め直球をライトスタンドへライナーで運ばれる先制ソロHR。打ったニックはそりゃ立派だけど、「最悪歩かせていい」がどこかへ行ってしまったスタン藤井のバッテリーは大失敗。確かに低めに落ちる球をすくわれているのでイヤだったのだろうが、勝負をするならベース真ん中にワンバウンドになる高低差のある変化球を投げる局面だったと思う。
これで0−1。均衡破れて試合が動く。ニックが打つと点が入るというのは偶然だろうが、今季初登板の齊籐にとっては大きい1点。勝利投手の権利はもらっている。6回までと同じようにあと1回抑えることが仕事なのだが、0−0の時とは心理が違う。
先頭新井、初球外角低めスライダーを引っ張り込んで三遊間を強く破る。続くブラゼル、追い込まれてからお決まりの高め直球を狙ったが、これが真ん中外寄り、ブラゼル打てるところ、バットを短く持ってミート打撃でセンター前、無死一二塁。代走田上。齊籐続投で浅井送りバント成功。あまり転がらない捕手前の悪いバントだったが、上手いこと走り出しを遅らせて捕手も一歩遅れる。1球でバント成功一死二三塁。
藤井への代打関本が出てきたところで齊籐はここまで、二番手は直球とフォークの岸本。これがピタリはまって関本は前進守備セカンド正面二ゴロで二死二三塁。
スタンリッジへの代打は桧山。しかし桧山にとってもスピード高低系はやりにくい相手。簡単に追い込まれる。それでもボール球を見極めながらカウントを整える。カウント2−2からの直球が外角低め素晴らしいところへ、桧山なんとか当てるもフラフラと三塁側後方へのフライ、これはスタンドまでは届かない、しかし背走した堂林が目測を誤り捕れない!時間的には十分間に合っていた。
これは岸本、平常心ではいられなかっただろう。それでも若い堂林のためにも、齊籐のためにも抑えたい。力が入ってフォークがワンバウンド、桧山見切る。フルカウント、素晴らしいフォークが外角低めへ逃げ落ちる、しかし速球に遅れない準備をしながらそれを十分予測していた桧山は、しっかりとらえ、拾い上げ、センター前に返した。同点タイムリー1−1!。テニスのシングルバックハンドロブのような形、左手を外すことで右手首を返さずに、ヒジから前方に大きく振れる。偶然でもなんでもない予定通りの熟練工の技術。カックリする岸本。代走岡崎。
二死一三塁鳥谷初球打ち。こっちはこっちで逆クロスへのパッシング、糸を引くライナーが狙い通りの左前へ、連続タイムリーで逆転2−1!これは投手心理を見透かしたような一打。悔し紛れの真っ直ぐ一本狙い打ちだった。
二死一二塁、平野はじっくり球を見ながらフルカウント、最後はセンター右へのライナーヒット、二塁から岡崎帰って3−1!3連続タイムリー。さらには二死一二塁、マートンが左中間を破るタイムリー三塁打で2点追加、5−1!勝負あった。
代わった江草が金本凡退させてようやくこの回が終わる。前日2四球だった江草にリベンジさせる交代ができたらどうだったろうね。
その後は7回福原、8回榎田、9回渡辺(1失点)と無難に繋いで終わってみれば13安打6得点、守っては4安打2失点に抑えて快勝だった。しかし6回終了時点では、拙攻ムード、相手の主砲に一発が出て、こんな試合になるとは思えなかった。あの3アウト目のファールフライがここまで投手を、試合を変えてしまう。怖いね。
平野グラブトス美技、上がってきた田上の今季初ヒットや、快足飛ばした盗塁、守備など、見ものもたくさんあって面白い試合だった。
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カープは大竹の順番だったが齊藤を先発に立てた。苦手意識や、藤井彰にぶつけてしまった残像もありそうだし、珍しい投手を当てた方が相手も困るだろうと思ったのだろう。賢明な判断だったと思う。
で、計測的にはそれほど速くないが、視覚とギャップのある速球に苦しめられ、たいしたことなさそうな若手投手なんだけどなぜだか打てないあのパターン。金本新井の連打で無死二塁もブラゼル併殺、この日もスタメンだった浅井も凡退で無得点だった2回など、またもやちぐはぐ打線に戻った感じだった。
スタンリッジは決して思い通りの投球ではなかったが適当に荒れているのがかえって良く、6回二死までわずかヒット1本。珍しい鳥谷のエラー、四球で無死一二塁とした4回も廣瀬のバント失敗からの三振にも助けられて無失点で切り抜けた。
で、6回二死走者なしでニック。警戒に警戒を重ねて、歩かせてもいいという気持ちだったはずが、最終的にはフルカウントから外角高め直球をライトスタンドへライナーで運ばれる先制ソロHR。打ったニックはそりゃ立派だけど、「最悪歩かせていい」がどこかへ行ってしまったスタン藤井のバッテリーは大失敗。確かに低めに落ちる球をすくわれているのでイヤだったのだろうが、勝負をするならベース真ん中にワンバウンドになる高低差のある変化球を投げる局面だったと思う。
これで0−1。均衡破れて試合が動く。ニックが打つと点が入るというのは偶然だろうが、今季初登板の齊籐にとっては大きい1点。勝利投手の権利はもらっている。6回までと同じようにあと1回抑えることが仕事なのだが、0−0の時とは心理が違う。
先頭新井、初球外角低めスライダーを引っ張り込んで三遊間を強く破る。続くブラゼル、追い込まれてからお決まりの高め直球を狙ったが、これが真ん中外寄り、ブラゼル打てるところ、バットを短く持ってミート打撃でセンター前、無死一二塁。代走田上。齊籐続投で浅井送りバント成功。あまり転がらない捕手前の悪いバントだったが、上手いこと走り出しを遅らせて捕手も一歩遅れる。1球でバント成功一死二三塁。
藤井への代打関本が出てきたところで齊籐はここまで、二番手は直球とフォークの岸本。これがピタリはまって関本は前進守備セカンド正面二ゴロで二死二三塁。
スタンリッジへの代打は桧山。しかし桧山にとってもスピード高低系はやりにくい相手。簡単に追い込まれる。それでもボール球を見極めながらカウントを整える。カウント2−2からの直球が外角低め素晴らしいところへ、桧山なんとか当てるもフラフラと三塁側後方へのフライ、これはスタンドまでは届かない、しかし背走した堂林が目測を誤り捕れない!時間的には十分間に合っていた。
これは岸本、平常心ではいられなかっただろう。それでも若い堂林のためにも、齊籐のためにも抑えたい。力が入ってフォークがワンバウンド、桧山見切る。フルカウント、素晴らしいフォークが外角低めへ逃げ落ちる、しかし速球に遅れない準備をしながらそれを十分予測していた桧山は、しっかりとらえ、拾い上げ、センター前に返した。同点タイムリー1−1!。テニスのシングルバックハンドロブのような形、左手を外すことで右手首を返さずに、ヒジから前方に大きく振れる。偶然でもなんでもない予定通りの熟練工の技術。カックリする岸本。代走岡崎。
二死一三塁鳥谷初球打ち。こっちはこっちで逆クロスへのパッシング、糸を引くライナーが狙い通りの左前へ、連続タイムリーで逆転2−1!これは投手心理を見透かしたような一打。悔し紛れの真っ直ぐ一本狙い打ちだった。
二死一二塁、平野はじっくり球を見ながらフルカウント、最後はセンター右へのライナーヒット、二塁から岡崎帰って3−1!3連続タイムリー。さらには二死一二塁、マートンが左中間を破るタイムリー三塁打で2点追加、5−1!勝負あった。
代わった江草が金本凡退させてようやくこの回が終わる。前日2四球だった江草にリベンジさせる交代ができたらどうだったろうね。
その後は7回福原、8回榎田、9回渡辺(1失点)と無難に繋いで終わってみれば13安打6得点、守っては4安打2失点に抑えて快勝だった。しかし6回終了時点では、拙攻ムード、相手の主砲に一発が出て、こんな試合になるとは思えなかった。あの3アウト目のファールフライがここまで投手を、試合を変えてしまう。怖いね。
平野グラブトス美技、上がってきた田上の今季初ヒットや、快足飛ばした盗塁、守備など、見ものもたくさんあって面白い試合だった。
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