2012.06.12 Tuesday
【週間MVP】
今週の活躍選手(ノミネート理由)
1鳥谷 20打数5安打4四球で出塁率.375と美技
6金本 週間2HR、雨中強行(凶行)の観客に救い
21岩田 お見事週間2勝、16回7安打1失点
22藤川 3セーブ&「オレも能見さん、嫌いだしw」
49今成 貧打線で光り輝く猛打賞含む9打数4安打
61田上 代打代走守備固め3打数2安打1打点1得点
67ブラゼ 20打数7安打3打点いいところで打った
投票・詳細はこちらから→ http://torabaka.jp/archives/4256475.html
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この日も打てず、7回終わってゼロ。チャンスは先頭7番新井良太が二塁打で出た3回くらい(小宮山犠打で一死三塁、岩田、平野倒れて無得点)。8回ウラ、ここまでH先発山田に2三振だった先頭ブラゼルが、逃げていくスライダーのしっかり球筋を見定めてバットに載せ、ライト線に運ぶ二塁打。ようやく二度目の好機が訪れる。
代走田上を良太がキチッと投前バントを決めて一死三塁。代打関本。当たりゴーという場面で、H細川捕手はボール球を投げさせて三塁牽制で殺すというサインプレーを敢行したが、送球がヘッドスライディングで帰塁する田上の体に当たってボールはファールグラウンドを転々、その間に田上は本塁に突入、やっとやっとの1点が入った。
共同通信が配信したニュース原稿の終わりの談話部分を抜粋。
《和田監督も「足が速い走者だとどうしても刺したくなる。その辺のことも考えてベースコーチも指示してくれている」とリードを大きくして敵失につなげたと言わんばかりだった。(共同)》
「言わんばかり」とはなんと悪意を含む言い回し(笑)。相変わらずさっぱり打てんやん、相手のミスでもらっただけやんとね。その場にいたら私もそう感じたかも。
でも他人の悪意や嘲笑を見ると、「そんな風に言わんでも」となるから不思議だ。自分だって毎日のように首脳陣に対してチクチクしてるくせに(笑)。
しかし実際田上も「内野ゴロでもホームにいけるようにと大きめに(リードを)とっていた。ライナーはしょうがない。キャッチャーから(けん制が)あるとはいわれてましたけど、当たったらいいなと思っていた」と語っているので、監督、コーチの指示もあって、準備と予測のもといい仕事ができたのは本当のようだ。
ただこの試合はなんといっても無四球3安打で8回をゼロに抑えた岩田の力投につきる。持ち味の握りを変えて動かす半速球を低めに集め、切れるスライダーに大きなカーブ、シュートする球にフォークと、完全に打者を翻弄できたのは、力強い真っ直ぐが走っていたからだ。
前回登板は本当に崖っぷちだった。そこで、しっかりやった結果なら「打たれてもいいや」と開き直って、前回今回と好投で5勝目(5敗)。無援護の印象が強い岩田だが、思ったほど負けはかさんでなかったんだね。これで個人借金を完済し、このまま順調に貯金投手としてチームを引っ張っていって欲しい。ナイスピッチング!
打つ方も岩田ライクな「崖っぷち開き直り」という発想の転換が必要だ。しっかり準備して、思いっきりやって、ダメならしかたない。岩田が感じた危機は、次ダメだったら二軍行きだったはず。打者の方にもそれが必要なんじゃないのかね。
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代走田上を良太がキチッと投前バントを決めて一死三塁。代打関本。当たりゴーという場面で、H細川捕手はボール球を投げさせて三塁牽制で殺すというサインプレーを敢行したが、送球がヘッドスライディングで帰塁する田上の体に当たってボールはファールグラウンドを転々、その間に田上は本塁に突入、やっとやっとの1点が入った。
共同通信が配信したニュース原稿の終わりの談話部分を抜粋。
《和田監督も「足が速い走者だとどうしても刺したくなる。その辺のことも考えてベースコーチも指示してくれている」とリードを大きくして敵失につなげたと言わんばかりだった。(共同)》
「言わんばかり」とはなんと悪意を含む言い回し(笑)。相変わらずさっぱり打てんやん、相手のミスでもらっただけやんとね。その場にいたら私もそう感じたかも。
でも他人の悪意や嘲笑を見ると、「そんな風に言わんでも」となるから不思議だ。自分だって毎日のように首脳陣に対してチクチクしてるくせに(笑)。
しかし実際田上も「内野ゴロでもホームにいけるようにと大きめに(リードを)とっていた。ライナーはしょうがない。キャッチャーから(けん制が)あるとはいわれてましたけど、当たったらいいなと思っていた」と語っているので、監督、コーチの指示もあって、準備と予測のもといい仕事ができたのは本当のようだ。
ただこの試合はなんといっても無四球3安打で8回をゼロに抑えた岩田の力投につきる。持ち味の握りを変えて動かす半速球を低めに集め、切れるスライダーに大きなカーブ、シュートする球にフォークと、完全に打者を翻弄できたのは、力強い真っ直ぐが走っていたからだ。
前回登板は本当に崖っぷちだった。そこで、しっかりやった結果なら「打たれてもいいや」と開き直って、前回今回と好投で5勝目(5敗)。無援護の印象が強い岩田だが、思ったほど負けはかさんでなかったんだね。これで個人借金を完済し、このまま順調に貯金投手としてチームを引っ張っていって欲しい。ナイスピッチング!
打つ方も岩田ライクな「崖っぷち開き直り」という発想の転換が必要だ。しっかり準備して、思いっきりやって、ダメならしかたない。岩田が感じた危機は、次ダメだったら二軍行きだったはず。打者の方にもそれが必要なんじゃないのかね。
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