2012.06.23 Saturday
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虎バカパーティー#2 大阪なんば
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先に抹消された藤川、岡崎に代わって藤井彰と久保田を登録。この日、1点ビハインドの8回、9回を筒井、福原で繋いだが、藤川不在の間、どう組み立てるのかね。榎田をクローザーにすると伝えられているが、せっぱ詰まってくるとついつい勝っていても負けていても投げる投手と、どっちでも投げさせない投手に別れてしまう。それはボロボロの素なので、避けて欲しいところ。
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虎バカパーティー#2 大阪なんば
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先に抹消された藤川、岡崎に代わって藤井彰と久保田を登録。この日、1点ビハインドの8回、9回を筒井、福原で繋いだが、藤川不在の間、どう組み立てるのかね。榎田をクローザーにすると伝えられているが、せっぱ詰まってくるとついつい勝っていても負けていても投げる投手と、どっちでも投げさせない投手に別れてしまう。それはボロボロの素なので、避けて欲しいところ。
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両チームともにチャンスの少ない試合だったが、まんまとものにされてしまった。6回先頭荒波は追い込まれた後、直球は全部なんとかファールにするタイミングで待っていた。勝負を急ぎたがったメッセンジャーは首を振って勝負球としてカーブを投げたがやや高く投手足下センター前。
その後、走者進んでラミレス敬遠気味で二死一二塁筒香勝負。筒香も荒波とおんなじ。直球に遅れていて、当たらない。しかし勝負所メッセンジャーも力が入って、制球がまとまらずフルカウント、直球を続けていたら1つ振り遅れファールながら当てられてしまう。
ここでまたメッセンジャー、首を振って選択したのがカーブ。荒波の時の印象があったのか、予感があったのか、あるいは遅すぎる球だから、合わせ直す時間があったのか、見事ライト線を破られてしまった。確かに直球にバットが当たったところで、球種を変えたくなるところではある。フルカウントから、藤井のサインはなんだったのかな。フォークまたはスライダーだったのではないかな。いずれにしてもやや甘くなってしまったのが悔やまれる。
ベイスターズ先発は、右ヒジ違和感で抹消されていた高崎。90球で6回まで、できればロースコアゲームで足を使った「せこいぜ野球」「ワンチャンス勝ち」に持ち込もうというのがゲームプラン。なんといっても心配は防御率の悪い高崎の出来。
一方のタイガースは、シーズン序盤に定着してしまった貧打のイメージを完全払拭し、重量打線による大量点で豪腕メッセンジャーを援護、ベイスターズに格の違いを見せつけるというのがゲームプラン。心配は期待を込めた打線に当たりが出るかどうか。
結果はタイガース打線はわずかに3安打、高崎に予定通り95球で6回までの好投を許し、思うつぼにはまってしまった。
で、高崎の投球内容が素晴らしかったのかというと、特にそういう感じでもなく、高めに浮く球、逆球も多く、仕留め損なっていた印象。なんとかいいリスタートを切りたい、結果が欲しい…その気持ちばかりが先走り、硬さ、気負いになっていたように思う。
惜しかったのが1−0リードの4回ウラ、先頭3番鳥谷、4番に入った新井がどっしりと重圧をかけながら誘いに乗らず連続四球を選んで無死一二塁(この日、新井は1安打と見切った2四球で内容があった)。前の打席でチャンス拡大のヒットを放った金本三振で一死となって、この日ボール球を振りまくる悪癖が出ていたブラゼ
を一塁中村ノリがミットではたき落とし拾って二塁へ送球、3−6−3ゲッツーになってしまった。
ただ現象としては非常に惜しく見えたけど、バッテリーとベイスターズ守備陣は、1ボール2ストライクからのこの4球目、狙ったとおりのインロー直球だったから、詰まらせての一ゴロか二ゴロでの併殺を完全に狙っていた。ノリのプレーが狙ってやったものかはわからないが、頭の中にあったプレーだったのだと思う。
思うとおりになったベイスターズと、ならなかったタイガース。勝負強さの差が出た。勝負強さってなんだろう。自己肯定なのかな。
自分の弱さを自覚してないからこそ発揮される勝負強さってのがある。あいつたいしたことないのになんであんなに強気なんだ?強気すぎて周りが避けていったりする。こういうヤツはやたらと勝負強い。負け続けにハマるまでは。
自分の弱さを知り尽くしていることで勝負強いヤツもいる。逃げなきゃいけないポイント、逃げ方を知っているから、勝つ確率が上がる。全面的か、部分的かの違いはあれど、自己肯定があるから強気と自信が出てくる。
とすれば勝負弱さとはその逆。自分の弱さを自覚しているのに強気なヤツ。これはヤケだ。あるいは、自分の弱さに無自覚で、逃げ方を知らないヤツ、これはカモだ。
タイガース打線、それぞれの打者がカモになっていて、その上チーム全体がヤケを起こしていないか。6回のベイスターズ荒波、筒香の打席に、勝負強さのヒントをもらおう。そろそろ弱さを受け入れないとね。
その後、走者進んでラミレス敬遠気味で二死一二塁筒香勝負。筒香も荒波とおんなじ。直球に遅れていて、当たらない。しかし勝負所メッセンジャーも力が入って、制球がまとまらずフルカウント、直球を続けていたら1つ振り遅れファールながら当てられてしまう。
ここでまたメッセンジャー、首を振って選択したのがカーブ。荒波の時の印象があったのか、予感があったのか、あるいは遅すぎる球だから、合わせ直す時間があったのか、見事ライト線を破られてしまった。確かに直球にバットが当たったところで、球種を変えたくなるところではある。フルカウントから、藤井のサインはなんだったのかな。フォークまたはスライダーだったのではないかな。いずれにしてもやや甘くなってしまったのが悔やまれる。
ベイスターズ先発は、右ヒジ違和感で抹消されていた高崎。90球で6回まで、できればロースコアゲームで足を使った「せこいぜ野球」「ワンチャンス勝ち」に持ち込もうというのがゲームプラン。なんといっても心配は防御率の悪い高崎の出来。
一方のタイガースは、シーズン序盤に定着してしまった貧打のイメージを完全払拭し、重量打線による大量点で豪腕メッセンジャーを援護、ベイスターズに格の違いを見せつけるというのがゲームプラン。心配は期待を込めた打線に当たりが出るかどうか。
結果はタイガース打線はわずかに3安打、高崎に予定通り95球で6回までの好投を許し、思うつぼにはまってしまった。
で、高崎の投球内容が素晴らしかったのかというと、特にそういう感じでもなく、高めに浮く球、逆球も多く、仕留め損なっていた印象。なんとかいいリスタートを切りたい、結果が欲しい…その気持ちばかりが先走り、硬さ、気負いになっていたように思う。
惜しかったのが1−0リードの4回ウラ、先頭3番鳥谷、4番に入った新井がどっしりと重圧をかけながら誘いに乗らず連続四球を選んで無死一二塁(この日、新井は1安打と見切った2四球で内容があった)。前の打席でチャンス拡大のヒットを放った金本三振で一死となって、この日ボール球を振りまくる悪癖が出ていたブラゼ
を一塁中村ノリがミットではたき落とし拾って二塁へ送球、3−6−3ゲッツーになってしまった。
ただ現象としては非常に惜しく見えたけど、バッテリーとベイスターズ守備陣は、1ボール2ストライクからのこの4球目、狙ったとおりのインロー直球だったから、詰まらせての一ゴロか二ゴロでの併殺を完全に狙っていた。ノリのプレーが狙ってやったものかはわからないが、頭の中にあったプレーだったのだと思う。
思うとおりになったベイスターズと、ならなかったタイガース。勝負強さの差が出た。勝負強さってなんだろう。自己肯定なのかな。
自分の弱さを自覚してないからこそ発揮される勝負強さってのがある。あいつたいしたことないのになんであんなに強気なんだ?強気すぎて周りが避けていったりする。こういうヤツはやたらと勝負強い。負け続けにハマるまでは。
自分の弱さを知り尽くしていることで勝負強いヤツもいる。逃げなきゃいけないポイント、逃げ方を知っているから、勝つ確率が上がる。全面的か、部分的かの違いはあれど、自己肯定があるから強気と自信が出てくる。
とすれば勝負弱さとはその逆。自分の弱さを自覚しているのに強気なヤツ。これはヤケだ。あるいは、自分の弱さに無自覚で、逃げ方を知らないヤツ、これはカモだ。
タイガース打線、それぞれの打者がカモになっていて、その上チーム全体がヤケを起こしていないか。6回のベイスターズ荒波、筒香の打席に、勝負強さのヒントをもらおう。そろそろ弱さを受け入れないとね。