自称阪神タイガース評論家（跡地）

　この無性に間の抜けたタイミングでブラゼルを下げたことは、とりあえず後回しにして、なんで俊介？下でＨＲ打ったから？だってどうせ代走＆守備固め…ああ、金本とマートン両方に守備固め入れるためか…って、マートン守らせたままやん、そこでやられとるやん…はあ。それにザラテ上げられるのになあ、渡辺をサクッと抹消してやるとか、どうせ岩本投げさせる度胸ないのなら抹消してやって下のローテで投げさせていた方がマシやんなあ…。なんなんだこの適当な増改築を繰り返した挙げ句、玄関入ったら風呂場を抜けて台所を通って廊下に座布団敷いて座っている家みたいな布陣は…。ビフォーアフター的大改造が必要やな（笑）。

　さてブラゼル。本人から下げてくれと言ったとか。そらそうだ。「１０日やるからコンディション上げて来い、そうでなきゃレギュラーとしては使えない！」なぜこれができないか。不思議でしょうがない。平野だって、新井だって、金本だって、マートンだって、投手で言えば岩田だって、順次そうしてやれば不調から早く脱して、違う結果になっていたはず。その間、好調だった森田や野原祐や秋山らにもチャンスが回っただろうし、緊張感、危機感が今とは異なっていただろう。

　不調の選手、疲労が顕著な選手に時間を与えて再調整し、その間にファームで結果を出した選手にプレーイングタイムを与える。本当にただそれだけのことなんだけどな。

　マートンにバントのサインで失敗、筒井・福原で継投失敗、前進守備を敷いてもナメられて回されて決勝点、大きなチャンスで自信なさそうな打者が打席へ…この日の敗因の数々はみな同じ根っこを持っている。

　勝負強い菊池と堂林にやられてなおのこと思う。岩田はナイスピッチング。課題の立ち上がりをすっと出られたのは良かった。そして打線もよう打っている。なぜか３点しか入っていないのは、「相手の嫌がること」ではなく「自分がホッとできそうなこと（＝相手もホッとすること）」を優先して、勝負にならず、勝負弱さになってしまっている戦術選択にある。