自称阪神タイガース評論家（跡地）

　　いやあ、すごかったねーフェンシング団体。ドイツとの準決勝で残り数秒で２ポイント返して追いついて、延長で逆転サヨナラ！目を皿のようにして見ていたけど、結局最後まで何がどうなるといいのかサッパリわからなかった（笑）。

　それと卓球団体もお見事。競泳のリレーに、体操の団体、男女サッカー…団体モノ、チームもので素晴らしい成果を上げている。それぞれが献身的であることで、個人戦以上に気持ちが高まる。そんな精神性があるのかも知れない。

　特に教育の現場にいる人や、若者と近いところにいる人たちから、「個よりもチーム」に重きを置く傾向についてよく聞く。その現れなのかと思うと面白い。

　８月６日、広島原爆の日は月曜日のため、５日がピースナイター。被爆経験者の張本さんが始球式に登場し、５回終了時に「イマジン」に合わせてスタンドが緑色に染まった。
　いつどこで聞いたんだっけ。「幸福の定義」は色々あるだろうが、「会いたい人に会えること」というのもあるのだとか。平和と幸せの関係は深い。

　そんな団結とまとまりを感じさせる日だったが、我がタイガースに特に大きな変化はなく、それぞれがそれぞれに野球をし、まとまり感の強いカープに惨敗を喫す。３タテ、前のカードから４連敗。何やら甲子園以外では１１連敗だそうだ。これから８月末まで甲子園以外で２１試合が予定されているが、果たしてどうなってしまうことやら。

　これもチームにとって必要なプロセスであり、悪いことの裏には、必ず良いことの芽が同時並行で育っていると考えて、しっかり見つめていくしかないね。目を切ってしまうのも一つの方法だけど、見ていた方が後々楽しいと思う。