自称阪神タイガース評論家（跡地）

と言ってやりたいところだが、向こうは動いて動いて空回り。こっちは打席での粘りで好機を拡げたところまではいいが、決定力なし。いい守備はちらほらあったけれど、全体としては「拙攻戦」、「きょうびサッカーでももうちっと点入るで」という試合だった。

　さりとて首位ジャイアンツにとっては、どんな試合展開だったとしてもほとんど「引き分け＝勝ち」だ。一方で「じっとこらえる信念の男」和田監督にとっては、勝ち以外は負けと同じ。動いて、もがいての中なら、失敗のプロセスに学ぶ点も多いが、「結果待ち」の姿勢なら、結果にしか意味はない。

　大和の打撃がしょぼい。守備力は間違いなくレギュラーなので、今は投手への対応力を磨く時だろうが、整理しきれていない打席が目立つ。どうやって頭をシンプルにするか。誰か手伝ってやれ。
　あと目が悪いのだとか。度付きゴーグルつけろよ！
（zakzak）

　メッセンジャーはじめ藤川までの投手陣はお疲れさま。神経使う投球、いい仕事していた。

　さて、二軍戦では坂が絶好調だ。金曜２安打、土曜２安打、日曜３安打、火曜２安打で４試合連続マルチ、その間ホームラン１本、二塁打３本。
　立石コーチ「調子いいな。相手がマークしてきた時に、どう対応していくかやな。いいとこでとらえてる。絶好調や！」
（ぜひ１軍に）「呼べって？左はいっぱいおるからなあ」
（岡本育子の小虎日記）

　こんな悲しいギャグってあるだろうか。どれだけ打っても上がれない。その理由は「左はいっぱいおるから」なのだ。誰もこのアホらしさにモノを言わないのだろう。これを「終わっている」「暗黒」と呼ばずして何だろう。昨日の一軍の試合よりずっとショッキングな記事だった。