2012.10.07 Sunday
元虎戦士平尾「19年間、楽しかった」(デイリー)
「もう泣いている」北川 7日本拠地最終戦先発出場へ(スポニチ)
衰えないよう努力、元気を振り絞っていたから、みんなに愛された。だから必要とされた。好きで野球をやっているのだから、長い間現役でいられることは幸福なこと。お疲れさまでした。
さて、一通りコーチングスタッフについての報道が出揃ったので整理をしておく。ま、正式発表も目前だとは思うけど。
(一軍)
監督:和田
ヘッド:黒田
打撃:水谷、関川、高橋光
投手:中西、山口
守備走塁:吉竹、久慈
バッテリー:山田※
トレーニング:伊藤敦
(ファーム)
監督:平田
打撃:河村、八木
投手:久保、湯舟、藪
守備走塁:山脇
バッテリー:吉田
トレーニング:続木
育成:筒井
動きが伝えられない人は留任、後は報道のとおり埋めていくとこうなった。
※山田氏については、このあやふやな感じのニッカンの記事だけで、10日以上他紙含む続報がない。出所が球団首脳とも球団幹部ともされていないから「公のリーク」ではなく、ガチのスクープかガセ。
阪神がオリックスの山田コーチを招へいか
私の勝手な予想では、将来監督へのステップとして矢野氏入閣を画策していると踏んでいるのだけど…。
先々の監督は矢野氏、岡田はん二度目、金本…と揃ってきて、こらますます外部招聘やってるヒマがなくなって来たな。
さて報道の信憑性はわからないので、あらかたこんな感じだとすると、このコーチ人事で球団がやりたかったことは、
(1)和田監督の側近を外し、自由を奪う。各部門は「優秀な専門コーチ」に任せ、チーム全体についてはGMの指示を聞いて、それらを「調整する係」「調整後の指示を出す係」に専念。
(2)教え上手のベテランコーチを二軍に配し、「安上がりで済んで、めんどうなことを言わない自前のコーチ」を育てる。ついでに若手選手も育ってくれたらラッキー。
まあぶっちゃけそんなところじゃないか。人事の狙いは、「(無理矢理だが)和田監督を残すこと」「すべてを穏便に済ますこと」のみ。それだけを目指して煮詰めていくと、「中村GM」とこの「コーチ組閣」になる。
やってもいないうちから「期待できない」とか「暗黒まっしぐら」とか決めつけるつもりはない。結果はわからないし、全員の力を結集し、強くなって欲しいし、勝って欲しい。選手それぞれ、コーチングスタッフそれぞれにはベストを尽くして欲しい。その結果素晴らしい成績に繋がる可能性はある。
しかしそのことと、この人事についての感想とは別のこと。一人一人の名前や人物がどうこうではなくて、やろうとしていること、考え方に嫌悪感を覚えるのだ。