2012.10.21 Sunday
ジャイアンツ一矢報いる。期待した「ダントツ優勝したのにプレーオフ全敗でケケケ」がならず残念…って、こういうのホント性格悪いよね。イクナイね。イクナイけれども変えられない。三つ子の魂百までやね(笑)。
人気blogランキング >>
人気blogランキング >>
そんな屈折した性格になってしまうのも虎がダメだからで、いくらこっちがケケケしたところで、「おまえらに言われたないわ」てなもん。今に見ておれ、苦しいシーズンを有効活用し、来年は若手がジャカジャカ本格化して完全ジャンプアップ準備期間やー!と思っていたのに、トンチンカンな報道ばかりで辟易…。
あやつらの頭の中もわからんではない。例えば上本。意外と長打も多いし足は速いし盗塁も出来る。しかしいかんせん三振、ポップフライが多いし、とにもかくにも守備が下手すぎ。スローイングが悪くゲッツーは無論、普通のアウトすら取れないことがある。
大和もまたしかり。ダイビングキャッチで魅せてくれたのは認めるが、「素晴らしいスローイング」というのはほとんど記憶にない。バントはほぼ全滅で、エンドランはただボテボテ転がすのがせいいっぱい。基本的に打席のクオリティが低すぎる。
良太は良太で、元気と思い切りのいいスイングだけが取り柄で、狙いも読みもからっきし。ちょっと気持ちで押されれば、打てない守れないの二軍レベルに逆戻り。
確かにこんなレベルでレギュラー取りましたみたいな顔をされては困る。そらそうだ。
だがしかしだからといってそこに「下降線」の選手を拾ってきて、「特権階級」としてぶち当てるの愚を繰り返すのはヤメレ!と、それだけを言っているのだ。「特権階級の下降線選手」ほどチームをダメにするものはない、そう言っているのだ。
MLBというのは全員が特権階級で、そんな人同士の競り合いの世界。しかし外国人にしろ日本人にしろ、その世界を飛び出して日本球界に来る時、ある程度の配慮は別にして、MLB選手的な特権を持ち込まれては、そら適正な競争原理なぞ働くはずがない。
上本も、大和も、良太もまだまだなっちょらん。だけどやるべきことはわかっているし、どこまで伸びるか先が楽しみだ。下降線の選手も同様で、何がどう落ちてしまうのか想像できるが、どこまで落ち込むのかはやってみなきゃわからない。
なんだか根拠なく自信満々な人たちばかりでイヤんなっちゃうけど、とにかく選手を連れてくることが大事なんじゃなくて、働かせることが大事なのだ。