自称阪神タイガース評論家（跡地）

読売（５人）　澤村　西村　阿部　坂本　長野
中日（３人）　大野　井端　大島
ヤク（２人）　村中　中村悠
広島（３人）　大竹　今村　堂林
阪神（１人）　筒井
横浜（３人）　山口　加賀　筒香

日ハ（２人）　斉藤佑　糸井
西武（３人）　涌井　炭谷　秋山
ソフ（４人）　森福　大隣　松田　本多
楽天（１人）　嶋
ロテ（１人）　角中
オリ（１人）　T-岡田

　上の29人。本番へのテストであるのはもちろんのこと、ファンの気分を盛り上げるための前哨戦でもあるから、それなりのメンバーを集めたかったところ。故障治療中、海外契約の大事な時期と、いろいろと不自由な事情がある中での人選で、大変だったと思うけれど、本番にはもう少し「これがオールジャパンのベストだ！」と納得できるようにして欲しいと思う。

　タイガース含む４球団からは最少の１人ずつ。筒井と大和を球団からプッシュしているというような声が聞こえていたような気がしたが、筒井だけ。まあ走塁のスペシャリストと守りの堅いユーティリティという枠は必ず１つは必要だが、まだ正直大和にジャパンは荷が重いかもね。

　来季リリーフの中心になってもらわないと困る筒井にとっては格好の勉強の場。先発型投手から先発型投手というオープン戦的な継投になりそうなので、登板チャンスはそう多くなさそうだが、今回のメンバーでは左腕リリーフ専門が森福くらい。活躍の場はきっとあるだろう。

　でも本当は筒井は左打者を抑えるのが上手な投手ではない。長打率は左打者の方が下がるが、打率、出塁率では対右、対左大差なく、奪三振率は右打者の方が高い。という特徴は無視されて、対左打者のショートリリーフで使われるだろうが、なんとか結果を残して欲しいと思う。本番の選に残れるようにね。

　「あの筒井」が日の丸を背負って投げるなんて、実に感慨深い。大きな舞台で、さらに大きく成長して欲しいと思う。年はいってるけど、まだまだ成長中だから。