2012.11.10 Saturday
(プールB)○読売(NPB) 7 − 1 パース(ABF)●
(プールA)○ラミゴ(CPBL) 3 − 0 サムスン(KBO1)●
プールAはラミゴ(台湾)が完勝で決勝進出決定、韓国チャンピオンのサムスンは敗退。読売は今日ロッテ・ジャイアンツに勝てば決勝進出。
仙台ではここのところこちらもワールドワイドになっているトライアウトが行われた。小虎日記によると阪神からは、蕭、石川、松崎、吉岡、野原祐、甲斐。元阪神として桜井、高田が参加したとのこと。納得いくネクスト・ステージに進めるといいね。NPB以外でも上手くなりたいという気持ちで野球をやっていればいつどうなるかわからないからね。チャンスは日本中、世界中にある!
そういえば、FAコバヒロは働けずにチームを去ったけど、トライアウト加藤は大車輪の働きだったね。球団幹部も現場首脳も、もうそんなことすっかり忘れてるみたいだけど(笑)。
タイガースが西岡と正式に初交渉。虎番記事としてこれまでどおり「タイガース入り鉄板」が目立つ。
西岡、交渉で阪神に異例の“お願い”(デイリー)
心は虎!西岡、初交渉でメラメラ!巨人倒す(サンスポ)
面白いのが、タイガースの補強が補強にならない最大の要因である「特権階級」を西岡自身が拒絶したこと。これがチームの活力を奪う最大の問題だったと、多くのファンの多くが感じていること。ここで発言するというのはなかなかよく出来ている。
その一方では、まだ決まったわけじゃないという内容の言葉を発しているのもなかなか面白い。
西岡、阪神決定的だけど「えっと思わせるかも」(報知)
これもまた「良く出来ている」。もし各紙が「わかっている」ように既定路線なら、さっさと表明すれば良さそうなものだが、そうしないのには理由があるのだろうなと。
まず、まだ決まっていない=阪神、ロッテ、オリックスその他で迷っている→11月いっぱい悩ませて欲しい…ということにすれば、いざ「阪神に決定」となった時に、ファンとしても「阪神を選んでくれた」というありがたみが増す(ような気にさせる)。
もう一つはFAで態度保留の平野への配慮(対策)だろう。二塁手の「FA市場(西岡も一種のFAだ)」は西岡中心で動いている、西岡が決まらないと平野も決まらない…そう見せることは、平野にとってプレッシャーになる。早々に阪神入りを表明することは、球団が希望する「平野残留」にとってはマイナスにしかならないので、FA宣言の期限まで引っ張って、平野から「宣言せず残留」を引き出したいと。んですぐに西岡入団決定!では話が出来すぎなので、11月終盤まで悩んだことにすると。
さらには「競争望むところ」と言われれば、ガッツマン平野の気持ちをあおるだろうと。
そんな悪知恵、小芝居にしか見えないのだけど、うがちすぎだろうかね?(笑)