自称阪神タイガース評論家（跡地）

（プールＢ)●ロッテ（KBO2） 0 − 5 読売（NPB）○
（プールＡ)○サムスン（KBO1） 9 − 0 チャイナ（CBA）●

アジアシリーズの続きがあるといいのにね。キューバ代表が来てるから、続きでやっちゃったら？（笑）

　サンスポがアメリカにいるブラゼルを取材。これはグッジョブ。
元虎・ブラゼル激白！現役日本で終わりたい

　安芸キャンプで13人が契約更改だとか。小虎日記がインタビュー付きで楽しい。実際のところ、来季はこのメンバーたちの飛躍が必ずやあるから楽しみにしたい。

　福原は宣言せず残留を表明。30代半ば家族持ちの野球選手、簡単に冒険はできないのはよくわかる。ここが生きる場所と決めたからには、しっかりやり切って、悔いを残さないように。

　平野はＦＡ宣言を表明し、担当していた高野本部長によると、どうやらここまでの交渉の流れから移籍に向かいそうとのこと。必要戦力だのショックだのなんだのと今さら言っているが、シーズン後半の扱いや交渉過程、オフの動きを見れば、それはあくまでも「基本は控え選手」「次世代までの繋ぎ」として「必要」だと言っているに過ぎない。それは誰の目にも明らかだった。出て行くのはもやむを得ない、ただなんとなく「出て行けない状況」もあり得そうだから「あわよくば残留させろ」…そんな風に私には見えていたので、一連の「茶番劇」が、平野を「このままでは納得いかない」というところまで追い込み、ついにキレさせてしまったのではなかろうか。

　個人的には平野のＦＡ移籍は相当覚悟していた。しかしそれは西岡との絡みではなく、二塁上本、センター大和という方針の打ち出し方、隼太を外野レギュラー、坂・西田・藤井宏そして北條と新世代へのシフトを加速させていくという球団方針のためだと思っていた。まあ西岡はそこへの繋ぎ、鳥谷流出への備えでもあるのだろうけどね。

　しかしそれにしても、タイガースの選手として鳥谷・平野の二遊間がもう見られなくなるというのは寂しいなあ。特に身体能力にすぐれた平野だから一塁アウトにできていたという６−４−３は数知れず、一二塁間のゴロを無理な体勢で止めてから４−６で封殺するプレーは平野ならではだし、二遊間の飛び込み、ヘッドスライディング、頭上を越えそうなライナーへのジャンプの高さ…うーん、もっと見ていたい。

　本人が言っているように、もっとも望まれるところでプレーするのが一番。タイガースの「熱量」は平野が感じた通りで、それが一番なのかどうか試してから決めればいいというのは、平野にとっては正しい選択だったと思う。