2005.07.18 Monday
いやあ、懐かしいねぇ。球宴前にストーブリーグ突入かあ…あれはファンもしんどいんだ(笑)。スポニチが来季G原監督復帰を伝える。
杉山抹消(球宴期間登板なし)、能見を登録。さあ、谷間の先発は、ブラウン、能見、どっち?なんとなく能見の方が勝てそうな気がするが、前回の降板後にお約束してしまったからブラウンか?(笑)
下手したら今どき珍しい1時間台ゲームかという試合。延長になっても普段より早く終了。観客の中には、もっと長くやって欲しかったという人もいただろう。だが、その前に行われた二軍戦を見ていた3千人のうち、昼夜ダブル観戦の人も多かっただろうから、その人たちにとっては十分長かったか(笑)。
濱中が軽くライトを守り、二塁打2本と犠飛で打点1。辻本が顔見せ。
前2戦の様子から、誰もが「負けるはずがない」と思っていた。0−0の投手戦が中盤から終盤にさしかかっていても、最後はタイガースの勝利に終わると思っていた。飲んでかかっているうちは良いが、ナメてかかった瞬間に勝負は決する。この試合の場合は、新外国人レイボーンが降板し、永川がマウンドに上がった時、その心理的な落とし穴がやってきた。勝ち負け混沌としている状況下では、謙虚になれた者が勝つ。
決して安藤投手の耳には入れたくないが、「良い負け」になるのではないか。各打者は、次回安藤への援護を心に決めたろうし、なにより知らず知らず思い上がりがちな気持ちを引き締める効果があったと思う。全部勝つという気迫を持ちながら、絶対にカード勝ち越しだけはキープするという、粘り強い戦い方を続けて欲しい。
「休み」と決まっている月曜を含んだ6連戦、短い試合で早く家に帰って、よく食って、よく寝て、切り替えたらそれで良し。
直接的に勝負を分けたのは9回ウラの攻撃だった。二人目永川の制球が定まらず、先頭の鳥谷が四球で出塁。岡田監督は、バントが上手いシーツに送らせなかった。一死二塁またはそれより良い状況をバント以外でも作れると判断したのだろう。しかし、ただ打たせるという場面でもあるまい。カウント1−2のところでエンドランをかけて欲しかった。カープバッテリーとしては、あの打席、唯一直球でストライクを投げなければならない1球だっただけに、勝負を賭けてほしかった。ベンチが勝負を賭ければ、打者も走者も集中力が変わるものだ。結局最後はカウント2−3から、「消極的エンドラン」。絶対に空振りを取るという永川のアグレッシブな1球の前に、打者・走者とも気圧され、三振ゲッツーで魔物を起こしてしまった。
安藤が最高の投球。速球、スライダー、フォークすべて意のままに投げ込んだ。物怖じすることなく打者に向かって行く姿勢、素晴らしかった。とにかくテンポの良さ。捕手矢野の返球もまるでカベのよう(笑)。ミットに入ったボールは、0コンマ何秒後には、安藤のグラブ目がけて飛んでいた。まさに投手、捕手とも「ちぎっては投げ」だった。
東出の一発は…あれはどう解釈すれば良いものか(苦笑)。あの時だけ浜風が止んでいたことを考えれば、もう魔物様の思し召しとしか言いようがない。「三度連続好投ぐらいで思い上がるな」という、キビシーイお言葉かな(笑)。
安藤をまったく代えようとしなかったのは当然だと思う。あれだけの投球を見せられれば、そりゃ、なんとか勝たせたいと思うだろう。久しぶりに、投手を代えなかったことを心から喜べる試合だった。負けて悔しいのは間違いないが、それよりはるかに嬉しい試合だった。
杉山抹消(球宴期間登板なし)、能見を登録。さあ、谷間の先発は、ブラウン、能見、どっち?なんとなく能見の方が勝てそうな気がするが、前回の降板後にお約束してしまったからブラウンか?(笑)
下手したら今どき珍しい1時間台ゲームかという試合。延長になっても普段より早く終了。観客の中には、もっと長くやって欲しかったという人もいただろう。だが、その前に行われた二軍戦を見ていた3千人のうち、昼夜ダブル観戦の人も多かっただろうから、その人たちにとっては十分長かったか(笑)。
濱中が軽くライトを守り、二塁打2本と犠飛で打点1。辻本が顔見せ。
前2戦の様子から、誰もが「負けるはずがない」と思っていた。0−0の投手戦が中盤から終盤にさしかかっていても、最後はタイガースの勝利に終わると思っていた。飲んでかかっているうちは良いが、ナメてかかった瞬間に勝負は決する。この試合の場合は、新外国人レイボーンが降板し、永川がマウンドに上がった時、その心理的な落とし穴がやってきた。勝ち負け混沌としている状況下では、謙虚になれた者が勝つ。
決して安藤投手の耳には入れたくないが、「良い負け」になるのではないか。各打者は、次回安藤への援護を心に決めたろうし、なにより知らず知らず思い上がりがちな気持ちを引き締める効果があったと思う。全部勝つという気迫を持ちながら、絶対にカード勝ち越しだけはキープするという、粘り強い戦い方を続けて欲しい。
「休み」と決まっている月曜を含んだ6連戦、短い試合で早く家に帰って、よく食って、よく寝て、切り替えたらそれで良し。
直接的に勝負を分けたのは9回ウラの攻撃だった。二人目永川の制球が定まらず、先頭の鳥谷が四球で出塁。岡田監督は、バントが上手いシーツに送らせなかった。一死二塁またはそれより良い状況をバント以外でも作れると判断したのだろう。しかし、ただ打たせるという場面でもあるまい。カウント1−2のところでエンドランをかけて欲しかった。カープバッテリーとしては、あの打席、唯一直球でストライクを投げなければならない1球だっただけに、勝負を賭けてほしかった。ベンチが勝負を賭ければ、打者も走者も集中力が変わるものだ。結局最後はカウント2−3から、「消極的エンドラン」。絶対に空振りを取るという永川のアグレッシブな1球の前に、打者・走者とも気圧され、三振ゲッツーで魔物を起こしてしまった。
安藤が最高の投球。速球、スライダー、フォークすべて意のままに投げ込んだ。物怖じすることなく打者に向かって行く姿勢、素晴らしかった。とにかくテンポの良さ。捕手矢野の返球もまるでカベのよう(笑)。ミットに入ったボールは、0コンマ何秒後には、安藤のグラブ目がけて飛んでいた。まさに投手、捕手とも「ちぎっては投げ」だった。
東出の一発は…あれはどう解釈すれば良いものか(苦笑)。あの時だけ浜風が止んでいたことを考えれば、もう魔物様の思し召しとしか言いようがない。「三度連続好投ぐらいで思い上がるな」という、キビシーイお言葉かな(笑)。
安藤をまったく代えようとしなかったのは当然だと思う。あれだけの投球を見せられれば、そりゃ、なんとか勝たせたいと思うだろう。久しぶりに、投手を代えなかったことを心から喜べる試合だった。負けて悔しいのは間違いないが、それよりはるかに嬉しい試合だった。