2005.07.31 Sunday
輝く18歳ダルビッシュ対スーパーおっさん吉井(40)。おっさんがダルに初黒星をつける。でもおっさんが若手だった頃、同じ釧路で、時の近鉄・仰木監督がしかけた「一軍枠争奪生ビール早飲み対決」に勝ってチャンスを掴んだなんていう逸話を知ると、実に味わい深い。
パ首位攻防。Hが先取。順位というより「アドバンテージ1」をめぐる攻防か。Mとしては、勝負付け終了を容認するわにはいかない。
4.0差?予定通り。まーったく問題なーし。なんてったってあっちは10連勝、こっちは「今季最低ゲーム」。ここらあたりが流れの変わり目だろう、普通(笑)。
それにしても「やっちまった」。こんな試合を見せられた時は、良い子になる必要はない。罵声を浴びせてあげるのが礼儀だ(笑)。
ま、1敗は1敗。切り替えやすい試合だと思う。
この日のブラウンはまったくダメ。すべて甘めに入ってしまう。毎回先頭打者を塁に出し、ピンチを背負いながら、3回終了まで岩村のHRによる2点で収まっていたのは奇跡的。しかしやっぱり4回先頭にヒット、死球でランナーをためて宮本に3ランHR。
画面には2回の段階で4人のリリーフが作り始めている様子が映し出されていた。それほどどうしようもないブラウンだったのに、結局後手を踏んだ感は否めない。3回先頭打者を出したところ、遅くとも4回先頭打者を出したところでは、準備としても、きっかけとしても代えることができたはず。
大勝でも大敗でも、打撃陣が勝手に試合展開を決めちゃうのがタイガースの悪しき伝統か、実に潔い負けっぷり。0−5となった4回以降、出塁は矢野のヒット1本のみ。スワローズの館山にわずか101球での初完投、初完封を献上した。優しすぎ。
久々一軍マウンドの能見、Max146km/hの直球が来ていた。結果的にヒットも打たれ失点もしたが、7回は野口の配球にも問題があったように思う。腕の振りはよくなっているので、精度が上がれば期待できそうな内容だった。
同じく久々の桟原。こちらは能見が残したピンチを下位打線とはいえ三者三振で切った。9回もエラーがなければ三者凡退の内容。良い投球だった。もちろん、エラーの後、切り替えできず四球、連打となってしまったのは次への課題だが、その責任は野手陣に感じて欲しい。
守備の乱れがあちこちで。恥ずかしさのあまり集中も何もないということだろうが、しっかりせい。今岡の守備範囲の狭さについては、言って治るものでもないのでアレだが、正面の球は身をていして前に落とす、そんな基本がなっていないのはいただけない。「ピッチャーフライ」の落球は決めごとの不徹底。9回二死一二塁からラミレスのライト前ヒット、ライト上坂、一走を三塁で刺そうとしてダイレクト送球、結果三塁で刺せず、打者走者の二進を許した。なんとかアウトが欲しいという気持ちはわかる。だが、そういうプレーは、練習で10回やって10回成功してからだ。いつまでたっても「マル暴」マークが取れない。
だが、4回以降のアッサリ打線の中で、唯一粘りを見せたのが上坂だった。追い込まれてからも、この日他の打者が手を焼いたシュート気味の直球をカット。ファールを4本重ねた。結果ミートしたものの、やや変化球にタイミングを外され遊ゴロに終わったが、赤星、鳥谷、藤本らがこういう打撃をしていていれば、状況は違っただろうにと思わせる内容だった。ドラゴンズの川相は、打席に入ると、あからさまにファール狙いをやってくる。こんなイヤな打者はいない。上坂が「マル暴」マークを外して、プロで生きていくためには、ぜひこの技術を磨いて欲しいと思った。
パ首位攻防。Hが先取。順位というより「アドバンテージ1」をめぐる攻防か。Mとしては、勝負付け終了を容認するわにはいかない。
4.0差?予定通り。まーったく問題なーし。なんてったってあっちは10連勝、こっちは「今季最低ゲーム」。ここらあたりが流れの変わり目だろう、普通(笑)。
それにしても「やっちまった」。こんな試合を見せられた時は、良い子になる必要はない。罵声を浴びせてあげるのが礼儀だ(笑)。
ま、1敗は1敗。切り替えやすい試合だと思う。
この日のブラウンはまったくダメ。すべて甘めに入ってしまう。毎回先頭打者を塁に出し、ピンチを背負いながら、3回終了まで岩村のHRによる2点で収まっていたのは奇跡的。しかしやっぱり4回先頭にヒット、死球でランナーをためて宮本に3ランHR。
画面には2回の段階で4人のリリーフが作り始めている様子が映し出されていた。それほどどうしようもないブラウンだったのに、結局後手を踏んだ感は否めない。3回先頭打者を出したところ、遅くとも4回先頭打者を出したところでは、準備としても、きっかけとしても代えることができたはず。
大勝でも大敗でも、打撃陣が勝手に試合展開を決めちゃうのがタイガースの悪しき伝統か、実に潔い負けっぷり。0−5となった4回以降、出塁は矢野のヒット1本のみ。スワローズの館山にわずか101球での初完投、初完封を献上した。優しすぎ。
久々一軍マウンドの能見、Max146km/hの直球が来ていた。結果的にヒットも打たれ失点もしたが、7回は野口の配球にも問題があったように思う。腕の振りはよくなっているので、精度が上がれば期待できそうな内容だった。
同じく久々の桟原。こちらは能見が残したピンチを下位打線とはいえ三者三振で切った。9回もエラーがなければ三者凡退の内容。良い投球だった。もちろん、エラーの後、切り替えできず四球、連打となってしまったのは次への課題だが、その責任は野手陣に感じて欲しい。
守備の乱れがあちこちで。恥ずかしさのあまり集中も何もないということだろうが、しっかりせい。今岡の守備範囲の狭さについては、言って治るものでもないのでアレだが、正面の球は身をていして前に落とす、そんな基本がなっていないのはいただけない。「ピッチャーフライ」の落球は決めごとの不徹底。9回二死一二塁からラミレスのライト前ヒット、ライト上坂、一走を三塁で刺そうとしてダイレクト送球、結果三塁で刺せず、打者走者の二進を許した。なんとかアウトが欲しいという気持ちはわかる。だが、そういうプレーは、練習で10回やって10回成功してからだ。いつまでたっても「マル暴」マークが取れない。
だが、4回以降のアッサリ打線の中で、唯一粘りを見せたのが上坂だった。追い込まれてからも、この日他の打者が手を焼いたシュート気味の直球をカット。ファールを4本重ねた。結果ミートしたものの、やや変化球にタイミングを外され遊ゴロに終わったが、赤星、鳥谷、藤本らがこういう打撃をしていていれば、状況は違っただろうにと思わせる内容だった。ドラゴンズの川相は、打席に入ると、あからさまにファール狙いをやってくる。こんなイヤな打者はいない。上坂が「マル暴」マークを外して、プロで生きていくためには、ぜひこの技術を磨いて欲しいと思った。