2005.07.30 Saturday
連日伝えられるG−T戦の関東の低視聴率について、ポケモン5.3%、GT5.2%。え?ポケモンに負けた?違う違う、関東のタイガースファンが、ポケモンファンと同程度いるなんてものすごいこと。ポケモンをあなどっちゃいけない(笑)。
しかしジャイアンツは苦しい。「没落ムード」を変化させるのは、物凄くエネルギーとコストがいること。他の多くのチームは、地元局での高視聴率に支えられているため中継ができないなどということは考えられないが、「全国的人気」に頼り切ってしまって、地元がないという弱みが出てしまっている。それが東京という街の特徴ではあるのだけれど。
登録のおさらい。オールスターの関係で登録していた林、前田は、それぞれ7/21、7/29に抹消。濱中と下柳が7/26、7/29に登録されている。
二軍戦で的場が一塁守備についているようだ(途中からレフトも)。そして1試合2HR。来るかもよ。
1点リードしているものの流れを掴み切れない試合展開。でも負ける気はしない。リリーフ投手陣、代打陣を含めた総合力に違いあり。小差でもリードをもって試合を進めれば、相手は焦り、動き、潰れていく。その典型的な試合だった。
7回から下柳を繋いだ藤川が久々に苦しい投球。ヒットとエラーで都合二人の走者を出すが、さすがに無失点で切り抜ける。むしろ追加点がなければ8回も続投の予定だったらしく、ブルペンでのジェフまたは久保田に不調の兆しでもあったのかと心配になる。
この回先頭の宮出が粘った9球目をセンター前ヒット。投手出身、若松監督が我慢して使い続けた、この宮出という選手、良い野手になったなあ。しかしその後、エンドラン失敗(古田空振り)→盗塁刺殺のおかげで傷口をふさいだのが大きかった。
4月のシーツが帰ってきた。7回、投手交代直後の河端から3ランHR、試合を決めた。インタビューでは「イエーイエー…(日本語訳:うん、そうそう)」となんとも飾らない気さくな様子がうかがえる。このオッサン頼りになるわ(笑)。
勝敗を分けた大きな要因の一つに守備力の差をあげて良いだろう。この日は藤本の反応の良さ、足の運びの良さが下柳を大いに助けた。また、あわやセンター前という打球を、下柳、藤川が一つずつ軽くさばいて投ゴロにした。ともに二死一塁、9番打者の打球で、抜ければ上位にまわるところ。最近、投手の打撃で試合の勝敗が分かれるケースが目立っていたが、フィールディングの良し悪しも同様だ。貴重な追加点となった鳥谷のラッキーヒットも、山部投手の反応が良ければ違う結果になっていただろう。
一方、タイガース三塁手の守備力の弱さも目立つ。ここは仕方ないと諦めて、肝心の所でアレが出ないことを祈るばかりか(苦笑)。
先発下柳の立ち上がりは決して良くなかった。低めを狙った球がことごとく高く入っていた。それでも手元で小さく動く変化球に各打者が凡打の山、スワローズ打線は振れていない。対してタイガースは初回、赤星が初球を「脚ヒット」。鳥谷は2球目、三遊間をゴロで破る。鳥谷はこういうケースで一二塁間に強いゴロを打つことが多い。赤星が盗塁したら二塁ベースカバーはショート。その二塁ベース寄りの守備位置を見透かしていた。で、シーツへの2球目、ショートバウンド気味の投球を古田が「バッタ捕り」で捕球しようとしたが捕逸。らしからぬ軽率さだった。次の球、シーツの当たり損ねの一塁ゴロで赤星は労せずして生還。なんと好投手川島は、ろくに打たれてもいないのに5球で無死二三塁という大ピンチを招き、6球目のボテボテで1点を失っていた。寝込みを襲うかのごとき鮮やかな手口で1点をかすめ取った(笑)。1回の先頭打者が双方初球を打ったのだが、ショートフライの青木に対して、二塁内野安打の赤星。結局、同タイプの1番打者、その第一打席の差が、その後の試合展開を支配した。第1球の差だった。
しかしジャイアンツは苦しい。「没落ムード」を変化させるのは、物凄くエネルギーとコストがいること。他の多くのチームは、地元局での高視聴率に支えられているため中継ができないなどということは考えられないが、「全国的人気」に頼り切ってしまって、地元がないという弱みが出てしまっている。それが東京という街の特徴ではあるのだけれど。
登録のおさらい。オールスターの関係で登録していた林、前田は、それぞれ7/21、7/29に抹消。濱中と下柳が7/26、7/29に登録されている。
二軍戦で的場が一塁守備についているようだ(途中からレフトも)。そして1試合2HR。来るかもよ。
1点リードしているものの流れを掴み切れない試合展開。でも負ける気はしない。リリーフ投手陣、代打陣を含めた総合力に違いあり。小差でもリードをもって試合を進めれば、相手は焦り、動き、潰れていく。その典型的な試合だった。
7回から下柳を繋いだ藤川が久々に苦しい投球。ヒットとエラーで都合二人の走者を出すが、さすがに無失点で切り抜ける。むしろ追加点がなければ8回も続投の予定だったらしく、ブルペンでのジェフまたは久保田に不調の兆しでもあったのかと心配になる。
この回先頭の宮出が粘った9球目をセンター前ヒット。投手出身、若松監督が我慢して使い続けた、この宮出という選手、良い野手になったなあ。しかしその後、エンドラン失敗(古田空振り)→盗塁刺殺のおかげで傷口をふさいだのが大きかった。
4月のシーツが帰ってきた。7回、投手交代直後の河端から3ランHR、試合を決めた。インタビューでは「イエーイエー…(日本語訳:うん、そうそう)」となんとも飾らない気さくな様子がうかがえる。このオッサン頼りになるわ(笑)。
勝敗を分けた大きな要因の一つに守備力の差をあげて良いだろう。この日は藤本の反応の良さ、足の運びの良さが下柳を大いに助けた。また、あわやセンター前という打球を、下柳、藤川が一つずつ軽くさばいて投ゴロにした。ともに二死一塁、9番打者の打球で、抜ければ上位にまわるところ。最近、投手の打撃で試合の勝敗が分かれるケースが目立っていたが、フィールディングの良し悪しも同様だ。貴重な追加点となった鳥谷のラッキーヒットも、山部投手の反応が良ければ違う結果になっていただろう。
一方、タイガース三塁手の守備力の弱さも目立つ。ここは仕方ないと諦めて、肝心の所でアレが出ないことを祈るばかりか(苦笑)。
先発下柳の立ち上がりは決して良くなかった。低めを狙った球がことごとく高く入っていた。それでも手元で小さく動く変化球に各打者が凡打の山、スワローズ打線は振れていない。対してタイガースは初回、赤星が初球を「脚ヒット」。鳥谷は2球目、三遊間をゴロで破る。鳥谷はこういうケースで一二塁間に強いゴロを打つことが多い。赤星が盗塁したら二塁ベースカバーはショート。その二塁ベース寄りの守備位置を見透かしていた。で、シーツへの2球目、ショートバウンド気味の投球を古田が「バッタ捕り」で捕球しようとしたが捕逸。らしからぬ軽率さだった。次の球、シーツの当たり損ねの一塁ゴロで赤星は労せずして生還。なんと好投手川島は、ろくに打たれてもいないのに5球で無死二三塁という大ピンチを招き、6球目のボテボテで1点を失っていた。寝込みを襲うかのごとき鮮やかな手口で1点をかすめ取った(笑)。1回の先頭打者が双方初球を打ったのだが、ショートフライの青木に対して、二塁内野安打の赤星。結局、同タイプの1番打者、その第一打席の差が、その後の試合展開を支配した。第1球の差だった。