2005.08.04 Thursday
(気晴らし豆知識)オリックス・バファローズには、歌藤と加藤、二人のカトウ投手がいて、区別して言うために「歌う方の歌藤」「歌わない方の加藤」と呼ばれる。日本には膨大な人数の加藤さんがいるが、「歌わない方の加藤」と呼ばれている人は、そうはいないはずだ(笑)。
スワローズ強いな。TDから4連勝か。ありがとうごんざれす。連日ありがとうごらみれす(笑)。
「あんだよその目は。オレが悪いってのかよ。あああ?そりゃいっきなり二塁打、HRて打たれたのは、そりゃ、まあ、ちっとはアレだけど、1回表からタダでもらった二死満塁で三振てなんだよ。オレがどんだけガッカリしたか。じゃ、あれか?追加点とられたのが気にくわねえのか?お前らオレがバントで送ってやっても点とってくれねえじゃねえか!ああ?練習したのによぅ。違うか?おい、藤本、違うか?ああ?」と福原が逆ギレしたかどうかは定かでないが(笑)、試合開始早々から敗戦ムード濃厚な試合となってしまった。どっちも悪い!(笑)。
ここしばらく打てないタイガース打線と、簡単に点を取った昨日今日のベイスターズ打線を見ていて思ったこと。ベイ打線は泳ぐのを恐れず、ミートポイントを投手よりに置いて前でさばく。特に石井、金城が顕著。泳いだら泳いだで、その時は小手先の技術で勝負する。ファールで粘ったりはしないのだが、投手にしてみれば攻め込まれるような感覚を持つのではないか。タイガース打線の方は、「うねり打法」の影響か、手元に呼び込んで打つタイプが極端に多い。当たっている時は、ボール球に手を出さず、ジリッジリッと相手投手にプレッシャーをかけるような怖さがあるが、当たりがなくなる時は、球速に押し込まれているような印象になる。赤星などは、オフから正田コーチとともに「泳いでから勝負」の打法に取り組んだはずだが、ケガなどもあって、押されっぱなし打法になっているし、スペンサーも思い切りの良い決め打ちが影を潜めている。
その1球1球への微妙なタイミングの遅れが、後手後手に回る展開を生んでいるように思えて仕方ない。
最終回、4点差二死三塁、打者金本というところで、小刻みな継投を見せた牛島監督はクルーンをぶつける。金本は160km/h級の速球に空振りから入り、徐々にタイミングを合わせていった。バットを短く持って、遅れまいと突っ込んだ。ファールフライ落球という幸運もあって、最後はレフト前にタイムリーヒット。泳ぐことを恐れて待っているだけでは押されるだけ。なにも変わらないし、何も始まらない。
程なく試合は終わった。負けは負け、最後追い上げたからと言って、次の試合勝てるかどうか楽観できるようなチーム状態ではない。しかし、チームを背中で引っ張る金本が、なりふり構わず相手の「力」に立ち向かう姿を見せた。そこここに開き直りの気配は見える。今までは後ろにそっくりかえって進めなかった。今度は前につんのめって転べば良い。そこから立ち上がってもまだ先頭を走り出せるだけの貯金は残っているのだから。
スワローズ強いな。TDから4連勝か。ありがとうごんざれす。連日ありがとうごらみれす(笑)。
「あんだよその目は。オレが悪いってのかよ。あああ?そりゃいっきなり二塁打、HRて打たれたのは、そりゃ、まあ、ちっとはアレだけど、1回表からタダでもらった二死満塁で三振てなんだよ。オレがどんだけガッカリしたか。じゃ、あれか?追加点とられたのが気にくわねえのか?お前らオレがバントで送ってやっても点とってくれねえじゃねえか!ああ?練習したのによぅ。違うか?おい、藤本、違うか?ああ?」と福原が逆ギレしたかどうかは定かでないが(笑)、試合開始早々から敗戦ムード濃厚な試合となってしまった。どっちも悪い!(笑)。
ここしばらく打てないタイガース打線と、簡単に点を取った昨日今日のベイスターズ打線を見ていて思ったこと。ベイ打線は泳ぐのを恐れず、ミートポイントを投手よりに置いて前でさばく。特に石井、金城が顕著。泳いだら泳いだで、その時は小手先の技術で勝負する。ファールで粘ったりはしないのだが、投手にしてみれば攻め込まれるような感覚を持つのではないか。タイガース打線の方は、「うねり打法」の影響か、手元に呼び込んで打つタイプが極端に多い。当たっている時は、ボール球に手を出さず、ジリッジリッと相手投手にプレッシャーをかけるような怖さがあるが、当たりがなくなる時は、球速に押し込まれているような印象になる。赤星などは、オフから正田コーチとともに「泳いでから勝負」の打法に取り組んだはずだが、ケガなどもあって、押されっぱなし打法になっているし、スペンサーも思い切りの良い決め打ちが影を潜めている。
その1球1球への微妙なタイミングの遅れが、後手後手に回る展開を生んでいるように思えて仕方ない。
最終回、4点差二死三塁、打者金本というところで、小刻みな継投を見せた牛島監督はクルーンをぶつける。金本は160km/h級の速球に空振りから入り、徐々にタイミングを合わせていった。バットを短く持って、遅れまいと突っ込んだ。ファールフライ落球という幸運もあって、最後はレフト前にタイムリーヒット。泳ぐことを恐れて待っているだけでは押されるだけ。なにも変わらないし、何も始まらない。
程なく試合は終わった。負けは負け、最後追い上げたからと言って、次の試合勝てるかどうか楽観できるようなチーム状態ではない。しかし、チームを背中で引っ張る金本が、なりふり構わず相手の「力」に立ち向かう姿を見せた。そこここに開き直りの気配は見える。今までは後ろにそっくりかえって進めなかった。今度は前につんのめって転べば良い。そこから立ち上がってもまだ先頭を走り出せるだけの貯金は残っているのだから。