2005.08.07 Sunday
野球殿堂入りもしている、俳人正岡子規ゆかりの松山で2試合。現在も使われる野球用語「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」などは子規が翻訳、というより「考案」したという。そもそも「野球」という言葉も。私はベースボールのことはあまり詳しくない。もっぱら野球ばかりを観てきた。だから書く時の言葉も一般に意味がわかるようなら和製語の方を選ぶ。ボークとかはムリだけど(笑)。ボークにも和製語ある?
さてそんな日に、「俳句的日常」という野球好きの俳人さんのブログからTBをもらった。面白い偶然を喜んだ。
ベイスターズがなかなかドラゴンズに勝てない。2勝8敗1分だ。あの第一次星野ドラゴンズ、1986年世紀のトレードと言われた落合対牛島だ。去年の主砲、ウッズを持って行かれた相手だ。一方的な対戦成績になってしまっているのは、そういう因縁、気負いも関係あるのか。とにかく接戦をひっくり返されることが多い。Dがナンボ勝とうが、もはや気にならないが、先日ハマスタの帰り道、あちこちで見た、親子連れのベイスターズファンがガッカリする顔が目に浮かぶ。根性見せろ!ベイスターズ。
主砲を持って行かれたのはベイスターズだけではなかったっけ(苦笑)。カープはやはりタイガースに分が悪く、これで3勝9敗。言っては悪いが、「チクショー」という気迫を感じない。絶好調の新井など、いくら尊敬する先輩といえども、現在の成績では相手4番より上なんだから、へりくだることはないぞ!いや、とても助かってはいるんだけどね(苦笑)。
温泉街で乱痴気騒ぎ(笑)。ま、たまにはハメをはずすのも良いか、19安打13得点。相手投手の出来との関係なので、過度に喜ぶべきでもなかろう。ただ、不振を自覚していた選手にとっては勢いをつける試合になったかも知れない。
そして下柳は今回も人を食ったような投球。正直に言えば、なぜ下柳が打たれないのか、そのメカニズムを正しく説明できる自信はない(笑)。ともかく打たせて取る投球がさえ、10勝1敗。ひとりで貯金9は、これぞエースの仕事。わかった?福原投手!「うぎゃ(以下略)」(笑)。
桟原は2回を投げ、2回とも連続四球から入るという最悪の投球。代わった7回はともかく、落ち着いたはずの8回までというのはいけない。球に力があり、しっかり投げさえすれば打たれないのはわかっているのだから、自信を持って打者を攻めて欲しい。自己評価が低すぎるのだろう。
9回は能見が三人で片づける。次は先発登板がウワサされているが、ストレート、スライダー、チェンジアップをうまく配せば、面白い結果になるかも知れない。ポイントはリードと、コントロール。この日コンビを組んだ野口で行ってみても良いかも。
実績面でも心理面でも勝負付けが済んでしまっているような対戦なのだから、相手エースを1,2回で攻略してしまえば、試合は決まってしまう。
1回の黒田は調子の良し悪しをはかる以前に不運だった。鳥谷、シーツには「勝っている」にも関わらず、どうしようもないところに打球が飛んでしまう。ボテボテとポテンで一死一二塁。ただここで金本に強く攻めらず、四球としたことで、不運は増加し、タイガースへの勢いとしてしまった。続く今岡のボテボテ遊ゴロ(普通の足ならヒットw)で1点。続いて、顔を合わせるすべての人から「低めを捨てて、ファーストストライクから思いっきり振れ」と言われ続けているであろう桧山(笑)が、0−2からストライクを取りに来た高めの直球をレフト前にはじき返し2点追加、3−0とする。
桧山と対戦する投手には、「桧山を抑えるための必勝法」がある。これは有名な話らしく(笑)、桧山への配球は8割方このマニュアルどおりでやってくる。ただし、投手にはコントロールミスがあり、失投があり、必勝法通りに投げられないこともよくある。それをほぼ8割の率で打ち返せば、桧山は3割打てる打者なのだ。そのためには、「桧山流これで3割必勝法」すなわち、「低めを捨てて、ファーストストライクから思いっきり振れ」を実践しなければならないのだ。この日の桧山には、その姿勢があった。チャンスであろうとなかろうと、必勝法vs必勝法の勝負ができれば、それなりの結果は残せる選手なんだから。
【お詫びと訂正】「俳句的日常」を間違って表記していました。訂正して、お詫びいたします。申し訳ございませんでした。また、お知らせいただきましたかきぴーさま、ありがとうございました。
さてそんな日に、「俳句的日常」という野球好きの俳人さんのブログからTBをもらった。面白い偶然を喜んだ。
ベイスターズがなかなかドラゴンズに勝てない。2勝8敗1分だ。あの第一次星野ドラゴンズ、1986年世紀のトレードと言われた落合対牛島だ。去年の主砲、ウッズを持って行かれた相手だ。一方的な対戦成績になってしまっているのは、そういう因縁、気負いも関係あるのか。とにかく接戦をひっくり返されることが多い。Dがナンボ勝とうが、もはや気にならないが、先日ハマスタの帰り道、あちこちで見た、親子連れのベイスターズファンがガッカリする顔が目に浮かぶ。根性見せろ!ベイスターズ。
主砲を持って行かれたのはベイスターズだけではなかったっけ(苦笑)。カープはやはりタイガースに分が悪く、これで3勝9敗。言っては悪いが、「チクショー」という気迫を感じない。絶好調の新井など、いくら尊敬する先輩といえども、現在の成績では相手4番より上なんだから、へりくだることはないぞ!いや、とても助かってはいるんだけどね(苦笑)。
温泉街で乱痴気騒ぎ(笑)。ま、たまにはハメをはずすのも良いか、19安打13得点。相手投手の出来との関係なので、過度に喜ぶべきでもなかろう。ただ、不振を自覚していた選手にとっては勢いをつける試合になったかも知れない。
そして下柳は今回も人を食ったような投球。正直に言えば、なぜ下柳が打たれないのか、そのメカニズムを正しく説明できる自信はない(笑)。ともかく打たせて取る投球がさえ、10勝1敗。ひとりで貯金9は、これぞエースの仕事。わかった?福原投手!「うぎゃ(以下略)」(笑)。
桟原は2回を投げ、2回とも連続四球から入るという最悪の投球。代わった7回はともかく、落ち着いたはずの8回までというのはいけない。球に力があり、しっかり投げさえすれば打たれないのはわかっているのだから、自信を持って打者を攻めて欲しい。自己評価が低すぎるのだろう。
9回は能見が三人で片づける。次は先発登板がウワサされているが、ストレート、スライダー、チェンジアップをうまく配せば、面白い結果になるかも知れない。ポイントはリードと、コントロール。この日コンビを組んだ野口で行ってみても良いかも。
実績面でも心理面でも勝負付けが済んでしまっているような対戦なのだから、相手エースを1,2回で攻略してしまえば、試合は決まってしまう。
1回の黒田は調子の良し悪しをはかる以前に不運だった。鳥谷、シーツには「勝っている」にも関わらず、どうしようもないところに打球が飛んでしまう。ボテボテとポテンで一死一二塁。ただここで金本に強く攻めらず、四球としたことで、不運は増加し、タイガースへの勢いとしてしまった。続く今岡のボテボテ遊ゴロ(普通の足ならヒットw)で1点。続いて、顔を合わせるすべての人から「低めを捨てて、ファーストストライクから思いっきり振れ」と言われ続けているであろう桧山(笑)が、0−2からストライクを取りに来た高めの直球をレフト前にはじき返し2点追加、3−0とする。
桧山と対戦する投手には、「桧山を抑えるための必勝法」がある。これは有名な話らしく(笑)、桧山への配球は8割方このマニュアルどおりでやってくる。ただし、投手にはコントロールミスがあり、失投があり、必勝法通りに投げられないこともよくある。それをほぼ8割の率で打ち返せば、桧山は3割打てる打者なのだ。そのためには、「桧山流これで3割必勝法」すなわち、「低めを捨てて、ファーストストライクから思いっきり振れ」を実践しなければならないのだ。この日の桧山には、その姿勢があった。チャンスであろうとなかろうと、必勝法vs必勝法の勝負ができれば、それなりの結果は残せる選手なんだから。
【お詫びと訂正】「俳句的日常」を間違って表記していました。訂正して、お詫びいたします。申し訳ございませんでした。また、お知らせいただきましたかきぴーさま、ありがとうございました。