2005.08.08 Monday
確かにベイスターズは、またも競り負けた。しかし、私がふて寝した後(笑)、驚異的な粘りでドラゴンズを苦しめた。そこまでいったらサヨナラ勝ちせいよと、心の底から言いたいが(笑)、彼らも必死でやったということは、よくわかった。
胃腸にくる風邪が流行っているようで、今岡が途中交代。振り返ればカープ先発デイビーを崩すチャンスは立ち上がりしかなく、今岡がキーになってしまった。頭から片岡で行けばよかったと岡田監督が悔やんだのも無理はない。
今岡会長が今後発奮する材料が一つ増えたということにしよう。
赤星・鳥谷の上昇気運はマルだ。「自信」と「余裕」によって、結果が大きく変わってくるタイプなだけに今後が期待できる。気が早いが、赤星にはD戦各試合1つ以上、ウッズへのドラッグバントを狙ってほしいな。
打ち疲れだか、湯あたりだか、食い過ぎだか知らないが、大方の悪い予想通り「貧打線」への揺り戻し。原因としてカープ攻略法の不徹底を挙げねばなるまい。前日の猛打爆発から一夜明け、首脳陣としても打撃が粗くなることを恐れたはず。結果としてまさにバラバラな攻撃で、繋がりを呼ぶことができなかった。カープの長所は外国人投手が良いこと。短所は外国人投手を含む、センターラインの守備の弱さだ。だから、強引に引っかけたり、ムリに押っつけたりせずに、投手の足元目がけて打ち返せと和田コーチは指示していたハズ。だが前日のこともあり、緩い球でカウントを取ってくるような組み立てをされると、ついつい大振りしてしまう。「ヒザに爆弾を抱えている」のラロッカと、「グラブに爆弾を抱えている」東出の二遊間をしつこく攻めるべきだった。次回対戦時は忘れるな。
四国愛媛は、どちらかといえばカープの「縄張り」。老舗温泉旅館を貸し切って、長期ロード中だからと、こころづくしのもてなしを受けるタイガースに対し、長期ロードなんて当たり前、温泉旅館なんてもっての他という低予算球団カープ。13−2という大敗で、胸に期するものがあったに違いない。最近のカープには珍しいスキのない試合運びに、カープの意地を見た思いがする。
タイガースが赤星のセーフティバント&盗塁と、金本のタイムリーという華々しい黄金セットで先制した直後、カープの逆転劇は、東出の地味なヒットから始まる。先発・杉山は、変化球の制球がイマイチながら、直球に力があり、まずまずの内容。
4回表先頭の東出はカーブと直球で簡単に追い込まれたが、ここからしぶとく粘る。フォークを見送り、直球に遅れながらなんとかファール2つ。目先を変えた変化球3つもしのいで2−3というカウントを作る。ただしここまでは矢野も計算通り、最後の最後、直球で打ち取るための周到な配球だった。しかし、東出はその内角の直球を、どんづまりながらも2塁ベース付近まで運ぶ。ヒットというにはあまりにも不細工なヒットだが、カープの意地がいっぱい詰まったヒットだった。杉山の気落ち、動揺は、次打者・嶋への初球、膝元を狙ったスライダーがど真ん中に入ることに現れた。ライト前ヒットで無死一三塁となり逆転機を与えてしまった。
デイビー・横山・永川・ベイルと繋いだ投手たち、首脳陣にも意地を感じた。特に二番手の横山は、度胸のある投球で打者を攻め、流れを作った。
心せよ。金本を生んだメンタリティが生き続ける球団、「広島東洋カープ」を決して侮ることなかれ。
さあ、待ちに待った直接対決。JQKもフル充電完了、井川・福原・安藤もここでやらなきゃ何時やるんだという心境だろう。敵将・落合監督の口癖は、「投手が良いチームが勝つことになっている」。私もそう思う。
胃腸にくる風邪が流行っているようで、今岡が途中交代。振り返ればカープ先発デイビーを崩すチャンスは立ち上がりしかなく、今岡がキーになってしまった。頭から片岡で行けばよかったと岡田監督が悔やんだのも無理はない。
今岡会長が今後発奮する材料が一つ増えたということにしよう。
赤星・鳥谷の上昇気運はマルだ。「自信」と「余裕」によって、結果が大きく変わってくるタイプなだけに今後が期待できる。気が早いが、赤星にはD戦各試合1つ以上、ウッズへのドラッグバントを狙ってほしいな。
打ち疲れだか、湯あたりだか、食い過ぎだか知らないが、大方の悪い予想通り「貧打線」への揺り戻し。原因としてカープ攻略法の不徹底を挙げねばなるまい。前日の猛打爆発から一夜明け、首脳陣としても打撃が粗くなることを恐れたはず。結果としてまさにバラバラな攻撃で、繋がりを呼ぶことができなかった。カープの長所は外国人投手が良いこと。短所は外国人投手を含む、センターラインの守備の弱さだ。だから、強引に引っかけたり、ムリに押っつけたりせずに、投手の足元目がけて打ち返せと和田コーチは指示していたハズ。だが前日のこともあり、緩い球でカウントを取ってくるような組み立てをされると、ついつい大振りしてしまう。「ヒザに爆弾を抱えている」のラロッカと、「グラブに爆弾を抱えている」東出の二遊間をしつこく攻めるべきだった。次回対戦時は忘れるな。
四国愛媛は、どちらかといえばカープの「縄張り」。老舗温泉旅館を貸し切って、長期ロード中だからと、こころづくしのもてなしを受けるタイガースに対し、長期ロードなんて当たり前、温泉旅館なんてもっての他という低予算球団カープ。13−2という大敗で、胸に期するものがあったに違いない。最近のカープには珍しいスキのない試合運びに、カープの意地を見た思いがする。
タイガースが赤星のセーフティバント&盗塁と、金本のタイムリーという華々しい黄金セットで先制した直後、カープの逆転劇は、東出の地味なヒットから始まる。先発・杉山は、変化球の制球がイマイチながら、直球に力があり、まずまずの内容。
4回表先頭の東出はカーブと直球で簡単に追い込まれたが、ここからしぶとく粘る。フォークを見送り、直球に遅れながらなんとかファール2つ。目先を変えた変化球3つもしのいで2−3というカウントを作る。ただしここまでは矢野も計算通り、最後の最後、直球で打ち取るための周到な配球だった。しかし、東出はその内角の直球を、どんづまりながらも2塁ベース付近まで運ぶ。ヒットというにはあまりにも不細工なヒットだが、カープの意地がいっぱい詰まったヒットだった。杉山の気落ち、動揺は、次打者・嶋への初球、膝元を狙ったスライダーがど真ん中に入ることに現れた。ライト前ヒットで無死一三塁となり逆転機を与えてしまった。
デイビー・横山・永川・ベイルと繋いだ投手たち、首脳陣にも意地を感じた。特に二番手の横山は、度胸のある投球で打者を攻め、流れを作った。
心せよ。金本を生んだメンタリティが生き続ける球団、「広島東洋カープ」を決して侮ることなかれ。
さあ、待ちに待った直接対決。JQKもフル充電完了、井川・福原・安藤もここでやらなきゃ何時やるんだという心境だろう。敵将・落合監督の口癖は、「投手が良いチームが勝つことになっている」。私もそう思う。