2005.09.17 Saturday
IBAFワールドカップ5−8位決定戦、プエルトリコに勝って、最後の5−6位決定戦へ。せっかくだから最後勝って帰っておいで。
選手会との条件交渉もまとまったようで、WBCへの参加が正式に決定した。来年の3月は、王日本代表監督のもと、ひょっとしたら日本人MLB選手もいっしょになった代表チームが見られるのかも知れない。タイガースからも、あの選手やあの選手が選出されるんだろうなぁ。今はまったく関心ないが…(苦笑)。
シーツは骨折していなかった!ああ、良かった。ここまで来たら一人も抜けないで輪を作ろう。
祭日もあって9/17から甲子園で変則5連戦。もう相手はどこでも関係ない。最大の敵は、試合開始時間の間違いだ。気をつけよう(笑)。16:00 14:00 14:00 18:00 18:00 だ。
試合のない日、話題は9/15対G戦にさかのぼる。先発下柳は、いつも通り、いやいつにも増してその投球術でG打線を翻弄していた。球が出てくる時はど真ん中か?と思わせて、右に曲がったり、左に曲がったり、曲がりながら沈んでいったり、ぴゅっと食い込んできたり。打ち気がないと見ればど真ん中の直球をズバンと入れて、打ち気にはやっていると見れば、緩い変化球でつんのめらせる…。これは見た目以上に打ちにくいのだろう。自分がどう見られているのか、それをわかった上での緻密な計算がある。4回を終わってパーフェクトピッチングだ。
5回先頭の小久保に内野安打を許す。打ち取った打球だが、飛んだコースが良く、鳥谷懸命の送球もわずかに及ばず。下柳は地面を蹴り上げて、大声を上げて悔しがった。異常なほどの悔しがり方。その後内野ゴロ2つで二死までもってきたが、仁志にタイムリーヒットを打たれる。なんとか後続を断ってベンチに戻ると、グラブを叩きつけて悔しがった。試合展開は初回の大量点で楽勝ムード。それだけに異様さが引き立っていた。
下柳という人は、その投球同様、なかなかわかりにくい人だと思う。シャイで口下手なイメージとは裏腹に、バラエティ番組で面白おかしくしゃべって見せたり、目立つことがキライという印象の割には、芸能人や格闘家との交流は結構ハデ。ああ見えて、したたかな計算がありそうなのは、投球術と同様なのかも知れない。
この日の「怒りのポーズ」に、本人は「演技」と照れたらしいが、その言葉あながちウソではあるまい。実際、あれを見た人は、下柳はこんな楽勝ゲームでも1球たりとも手を抜いていない、絶対に勝つという気迫が溢れているというピリッとした緊張感を感じただろう。
たんたんと、ひょうひょうと投げるのは大事。だが、時には気迫を表に出して、ピリッとした空気を作ることもチームを引っ張る立場にある投手には必要なのだ。下柳は、この試合をテレビで見ているはずの井川の目も意識して、メッセージを発していたような気がする。
選手会との条件交渉もまとまったようで、WBCへの参加が正式に決定した。来年の3月は、王日本代表監督のもと、ひょっとしたら日本人MLB選手もいっしょになった代表チームが見られるのかも知れない。タイガースからも、あの選手やあの選手が選出されるんだろうなぁ。今はまったく関心ないが…(苦笑)。
シーツは骨折していなかった!ああ、良かった。ここまで来たら一人も抜けないで輪を作ろう。
祭日もあって9/17から甲子園で変則5連戦。もう相手はどこでも関係ない。最大の敵は、試合開始時間の間違いだ。気をつけよう(笑)。16:00 14:00 14:00 18:00 18:00 だ。
試合のない日、話題は9/15対G戦にさかのぼる。先発下柳は、いつも通り、いやいつにも増してその投球術でG打線を翻弄していた。球が出てくる時はど真ん中か?と思わせて、右に曲がったり、左に曲がったり、曲がりながら沈んでいったり、ぴゅっと食い込んできたり。打ち気がないと見ればど真ん中の直球をズバンと入れて、打ち気にはやっていると見れば、緩い変化球でつんのめらせる…。これは見た目以上に打ちにくいのだろう。自分がどう見られているのか、それをわかった上での緻密な計算がある。4回を終わってパーフェクトピッチングだ。
5回先頭の小久保に内野安打を許す。打ち取った打球だが、飛んだコースが良く、鳥谷懸命の送球もわずかに及ばず。下柳は地面を蹴り上げて、大声を上げて悔しがった。異常なほどの悔しがり方。その後内野ゴロ2つで二死までもってきたが、仁志にタイムリーヒットを打たれる。なんとか後続を断ってベンチに戻ると、グラブを叩きつけて悔しがった。試合展開は初回の大量点で楽勝ムード。それだけに異様さが引き立っていた。
下柳という人は、その投球同様、なかなかわかりにくい人だと思う。シャイで口下手なイメージとは裏腹に、バラエティ番組で面白おかしくしゃべって見せたり、目立つことがキライという印象の割には、芸能人や格闘家との交流は結構ハデ。ああ見えて、したたかな計算がありそうなのは、投球術と同様なのかも知れない。
この日の「怒りのポーズ」に、本人は「演技」と照れたらしいが、その言葉あながちウソではあるまい。実際、あれを見た人は、下柳はこんな楽勝ゲームでも1球たりとも手を抜いていない、絶対に勝つという気迫が溢れているというピリッとした緊張感を感じただろう。
たんたんと、ひょうひょうと投げるのは大事。だが、時には気迫を表に出して、ピリッとした空気を作ることもチームを引っ張る立場にある投手には必要なのだ。下柳は、この試合をテレビで見ているはずの井川の目も意識して、メッセージを発していたような気がする。