2006.03.28 Tuesday
これにより6月下旬に開かれる株主総会で、村上ファンドが議決権の過半数を握ることが確実になったという。
村上ファンドは、ちょっと前までは「モノを言う株主」などともてはやされていたが、阪神電鉄株やその後のいくつかの事例で、すっかり「合法的恐喝団」に評価を下げた感あり。「徳なき覇」が続くはずがない。阪神にヘンなことをしたら命運が尽きる時だと心せい!
球団の公式サイトから話題をいくつか。新企画「ドリームチャレンジ」がスタート。第一弾の今年はF&Kプロデュースのスピードガンチャレンジ!目新しくはないけれど、選手のブランドを活用するのは良いね。ペアチケット付きだってさ。あなたもチャレンジ!
あと、「甲子園球場遊ぼう」企画もやって欲しいなあ。土のグラウンドでキャッチボールして、その後、芝生に寝転がるの。
古いニュースだが、わずか5千頭しかいなくなってしまった野生の虎の保護のため、タイガースが勝利するたび岡田監督がレンジャーキット(保護監視活動用の装備)を寄付するという。これを機に多くのタイガースファンからも寄付が集まると良いね。基金は、活動報告もしっかりして、少額から寄付もあるようなので、ぜひこちらのページをご覧あれ。
これもちょっと古いが、球団はMLBアトランタ・ブレーブスとの業務提携を発表。今後は人材やノウハウの交流を図るという。今後選手の行き来はますます激しくなる。強豪チームとの提携は役立つだろう。加えてファンの喜ばせ方、ファンへの利益還元の仕方などMLBのノウハウを活用して欲しいと思う。
星野SDが3/31東京ドーム開幕戦G−YBのゲスト解説を務めるという。日テレ関係者「今までは巨人をヨイショする内容が多かったが、巨人選手にゲキを飛ばしてもらいます。かなり辛口のゲキになると思います」。なんか違う。ジャイアンツのファンでも、ベイスターズのファンでも、WBCで野球に興味を持ったばかりの人にも、プレー自体の面白さを伝えることに主眼を置くべきで、甘いとか辛いとか…もう、何ていうか…ダメだこりゃ。
まあ本筋に戻って、G戦放映権に頼るセ・リーグをなんとかしなきゃというところに立ち帰れば良いだけなんだが。
では、それをやってみよう。まずG戦の放映権収入とはいくらなのか。全盛期は1本1億円で各球団主催が13試合ずつあったから
1億円 × 13試合 = 13億円
だった。昨年は交流戦によって試合数も変わって、
1億円 × 11試合 = 11億円
だった。さらに今年は値下げされたという話で、
0.75億円 × 11試合 = 8.25億円
またはそれ以下へと、イイ感じで減って来ている(笑)。この収入がゼロになるとして、全盛期から比べて13億円も減ってしまう収入を穴埋めするには、1試合あたり何人の観客を増やさなければならないか。
13億円 ÷ 73試合(主催) ÷ 2,000円(仮平均客単価) = 約8,900人
となる。これは難しいねぇ。でも、今季レベルを穴埋めしよう、客単価も売店やらなんやらで2,500くらいはあるとすると、
8.25億円 ÷ 73試合(主催) ÷ 2,500円(仮平均客単価) = 約4,500人
となる。まあ簡単なことじゃないけど、少なくとも今のガラガラの客席を見れば、入れる空きスペースはある(笑)。やってやれない数字じゃない。というかできないできないじゃなくて、これくらいの数字はできなきゃやめちまえってんだ!
出し物の質を上げて、集客できるだけのものを見せていれば、「不健康」な放映権料はなくて良いのだ。もちろん他にも売れるものがあればどんどん売って、無駄な出費はどんどん省く必要はある。
もう一つの問題は、G戦中継がなくなって(まあ穏当に言えば「減って」)、メディア露出機会が減ることによるダメージ。まあ今の状況からすれば、ノーダメージって気がしないでもないが(笑)、G戦ばっかりに代わる、せめてG戦以上の視聴率を取れるコンテンツを作らなければならない。まずは権利関係を調整して、NPB独自製作で毎週カッコイイ、ダイジェスト番組を作るべきだ。NFLやMLBでやっているようなやつ。民放にまかせとくと珍プレーバラエティしか作れないので、スーパープレーや人間ドラマ満載のカッコイイ1時間もの(しかも12球団公平にとりあげるようなやつ)を週1(子どもが見る時間がいいね)でやってほしいなぁ。地方局やCSには、安く放映させてあげることも忘れずに!
で、G戦も他球団と同じように東京ローカル(テレビ東京、MXテレビ)で中継したらよろし。それで視聴率が取れないのなら、Gは、TやHやFより人気がない、努力が足りないというだけの話。こうすればG戦だけ特別、野球だけが特別という世の中ではなくなり、みんなハッピーなんじゃない?
村上ファンドは、ちょっと前までは「モノを言う株主」などともてはやされていたが、阪神電鉄株やその後のいくつかの事例で、すっかり「合法的恐喝団」に評価を下げた感あり。「徳なき覇」が続くはずがない。阪神にヘンなことをしたら命運が尽きる時だと心せい!
球団の公式サイトから話題をいくつか。新企画「ドリームチャレンジ」がスタート。第一弾の今年はF&Kプロデュースのスピードガンチャレンジ!目新しくはないけれど、選手のブランドを活用するのは良いね。ペアチケット付きだってさ。あなたもチャレンジ!
あと、「甲子園球場遊ぼう」企画もやって欲しいなあ。土のグラウンドでキャッチボールして、その後、芝生に寝転がるの。
古いニュースだが、わずか5千頭しかいなくなってしまった野生の虎の保護のため、タイガースが勝利するたび岡田監督がレンジャーキット(保護監視活動用の装備)を寄付するという。これを機に多くのタイガースファンからも寄付が集まると良いね。基金は、活動報告もしっかりして、少額から寄付もあるようなので、ぜひこちらのページをご覧あれ。
これもちょっと古いが、球団はMLBアトランタ・ブレーブスとの業務提携を発表。今後は人材やノウハウの交流を図るという。今後選手の行き来はますます激しくなる。強豪チームとの提携は役立つだろう。加えてファンの喜ばせ方、ファンへの利益還元の仕方などMLBのノウハウを活用して欲しいと思う。
星野SDが3/31東京ドーム開幕戦G−YBのゲスト解説を務めるという。日テレ関係者「今までは巨人をヨイショする内容が多かったが、巨人選手にゲキを飛ばしてもらいます。かなり辛口のゲキになると思います」。なんか違う。ジャイアンツのファンでも、ベイスターズのファンでも、WBCで野球に興味を持ったばかりの人にも、プレー自体の面白さを伝えることに主眼を置くべきで、甘いとか辛いとか…もう、何ていうか…ダメだこりゃ。
まあ本筋に戻って、G戦放映権に頼るセ・リーグをなんとかしなきゃというところに立ち帰れば良いだけなんだが。
では、それをやってみよう。まずG戦の放映権収入とはいくらなのか。全盛期は1本1億円で各球団主催が13試合ずつあったから
1億円 × 13試合 = 13億円
だった。昨年は交流戦によって試合数も変わって、
1億円 × 11試合 = 11億円
だった。さらに今年は値下げされたという話で、
0.75億円 × 11試合 = 8.25億円
またはそれ以下へと、イイ感じで減って来ている(笑)。この収入がゼロになるとして、全盛期から比べて13億円も減ってしまう収入を穴埋めするには、1試合あたり何人の観客を増やさなければならないか。
13億円 ÷ 73試合(主催) ÷ 2,000円(仮平均客単価) = 約8,900人
となる。これは難しいねぇ。でも、今季レベルを穴埋めしよう、客単価も売店やらなんやらで2,500くらいはあるとすると、
8.25億円 ÷ 73試合(主催) ÷ 2,500円(仮平均客単価) = 約4,500人
となる。まあ簡単なことじゃないけど、少なくとも今のガラガラの客席を見れば、入れる空きスペースはある(笑)。やってやれない数字じゃない。というかできないできないじゃなくて、これくらいの数字はできなきゃやめちまえってんだ!
出し物の質を上げて、集客できるだけのものを見せていれば、「不健康」な放映権料はなくて良いのだ。もちろん他にも売れるものがあればどんどん売って、無駄な出費はどんどん省く必要はある。
もう一つの問題は、G戦中継がなくなって(まあ穏当に言えば「減って」)、メディア露出機会が減ることによるダメージ。まあ今の状況からすれば、ノーダメージって気がしないでもないが(笑)、G戦ばっかりに代わる、せめてG戦以上の視聴率を取れるコンテンツを作らなければならない。まずは権利関係を調整して、NPB独自製作で毎週カッコイイ、ダイジェスト番組を作るべきだ。NFLやMLBでやっているようなやつ。民放にまかせとくと珍プレーバラエティしか作れないので、スーパープレーや人間ドラマ満載のカッコイイ1時間もの(しかも12球団公平にとりあげるようなやつ)を週1(子どもが見る時間がいいね)でやってほしいなぁ。地方局やCSには、安く放映させてあげることも忘れずに!
で、G戦も他球団と同じように東京ローカル(テレビ東京、MXテレビ)で中継したらよろし。それで視聴率が取れないのなら、Gは、TやHやFより人気がない、努力が足りないというだけの話。こうすればG戦だけ特別、野球だけが特別という世の中ではなくなり、みんなハッピーなんじゃない?