2006.04.06 Thursday
去年の良い時のままの投球。どうせ曲がるとわかっているボールなのだが、ど真ん中に向かってくる…なかなか曲がらない…でもやっぱり最後にはお辞儀しながら右へ、左へ。球を追いかけさせて、引っかけ、ゴロ、ゲッツー。球速がなくとも、球筋を見極める判断が遅くなり、準備不足のままスイングするから、まるで剛速球を打っているかのような弱々しい振りになる。早くもない速球をボール球で見せて、フォークのワンバウンドを振らせる。なんかいつの間にかシモはスゴイ投手になっちゃった?(笑)
杉山が調整で2回。スライダーのキレがやけに良かった。次回先発登板はD戦?頼むよ。
ダーウィンが1回。簡単に二死を取ってから三連打で1点失う。大した当たりはされていないが、球が高く制球はまとまっていなかった。今日先発のオクスプリング登録のため、一人抹消されるのだが、ひょっとすると…かな。
900試合連続フルイニング出場達成の金本のHRは、おやっと思わせるものだった。打った球はインコースのボール気味、ベルト付近の速球。金本は左足に重心を残したままくるっと回転し、バットのヘッドをセンター方向へ放り出すようなスイング軌道。打球はドライブせず、むしろフェード回転しながら高く上がり、ポール内側に着弾。古くは王さん、最近ではホークスの松中がするような打ち方だ。金本がこういう打ち方をするのは初めて見たような気がする。
甲子園ではスタンドまで持って行けないだろうが、それ以外の球場なら金本のパワーで十分届く。また進化してるぞ。
大量リードで勝負決した7回表、カープのマウンドは左変則の広池。タイガースは下柳に代えて、代打林。濱中、関本はスタメン、町田は二軍に下げたので、右の代打が少ないとはいえ、浅井も中村豊も野口も前田忠もいる。あえて林を出したのは、「打ちたい打ちたい」と開きが早くなり、持ち前の「間」が取れなくなってしまう林の特性を見抜いてのことだろう。背中から巻いてくるスライダーに、しっかりと踏み込み、頭を残して良い形でレフト前に打ち返した。なかなか味のある代打起用だった。
林は勢いに乗って2打席目もつまりながらも振り抜いてライト前へ。今季の「虎の懐刀」も気分良く開幕した。
濱中が完調。内はレフトに、中はセンターに、外はライトに。どこでもスタンドインできそうな打ち方をしている。背筋も立ち、上下動も小さくなり、前方へスライドしていく運動も小さくなった。右足の蹴りが力強い。うねり打法の完成だ(今のはウソw)。
前の試合、桧山にやっとヒットが出て、さあこれから行くぞ!という時に、濱中のこの打撃を見せられて、あなたならどうする?
関本も2戦連発。コンパクトに振り抜いた打球がするどく左中間に伸びていった。それもさることながら、2回一死、一塁に四球の赤星。カウント2−1で赤星がスタート、ここで外めに逃げる大島のカーブにしっかりバットを合わせ、ベースカバーに入ったショートの左を抜く左前ヒット。赤星は一気に三塁まで進んだ。飛んだコースは偶然かも知れない。いや、そんなことはない。ランナーの動き、守備陣形、フォーメーションを考えての計算ずくだろう。「恐怖の2番打者」への適性を感じさせる打席だった。だが、藤本のフィールディング、今年見せている突然変異…。
あなたならどうする?岡田監督はどうする?
私なら…毎日じゃんけんかな(笑)。
杉山が調整で2回。スライダーのキレがやけに良かった。次回先発登板はD戦?頼むよ。
ダーウィンが1回。簡単に二死を取ってから三連打で1点失う。大した当たりはされていないが、球が高く制球はまとまっていなかった。今日先発のオクスプリング登録のため、一人抹消されるのだが、ひょっとすると…かな。
900試合連続フルイニング出場達成の金本のHRは、おやっと思わせるものだった。打った球はインコースのボール気味、ベルト付近の速球。金本は左足に重心を残したままくるっと回転し、バットのヘッドをセンター方向へ放り出すようなスイング軌道。打球はドライブせず、むしろフェード回転しながら高く上がり、ポール内側に着弾。古くは王さん、最近ではホークスの松中がするような打ち方だ。金本がこういう打ち方をするのは初めて見たような気がする。
甲子園ではスタンドまで持って行けないだろうが、それ以外の球場なら金本のパワーで十分届く。また進化してるぞ。
大量リードで勝負決した7回表、カープのマウンドは左変則の広池。タイガースは下柳に代えて、代打林。濱中、関本はスタメン、町田は二軍に下げたので、右の代打が少ないとはいえ、浅井も中村豊も野口も前田忠もいる。あえて林を出したのは、「打ちたい打ちたい」と開きが早くなり、持ち前の「間」が取れなくなってしまう林の特性を見抜いてのことだろう。背中から巻いてくるスライダーに、しっかりと踏み込み、頭を残して良い形でレフト前に打ち返した。なかなか味のある代打起用だった。
林は勢いに乗って2打席目もつまりながらも振り抜いてライト前へ。今季の「虎の懐刀」も気分良く開幕した。
濱中が完調。内はレフトに、中はセンターに、外はライトに。どこでもスタンドインできそうな打ち方をしている。背筋も立ち、上下動も小さくなり、前方へスライドしていく運動も小さくなった。右足の蹴りが力強い。うねり打法の完成だ(今のはウソw)。
前の試合、桧山にやっとヒットが出て、さあこれから行くぞ!という時に、濱中のこの打撃を見せられて、あなたならどうする?
関本も2戦連発。コンパクトに振り抜いた打球がするどく左中間に伸びていった。それもさることながら、2回一死、一塁に四球の赤星。カウント2−1で赤星がスタート、ここで外めに逃げる大島のカーブにしっかりバットを合わせ、ベースカバーに入ったショートの左を抜く左前ヒット。赤星は一気に三塁まで進んだ。飛んだコースは偶然かも知れない。いや、そんなことはない。ランナーの動き、守備陣形、フォーメーションを考えての計算ずくだろう。「恐怖の2番打者」への適性を感じさせる打席だった。だが、藤本のフィールディング、今年見せている突然変異…。
あなたならどうする?岡田監督はどうする?
私なら…毎日じゃんけんかな(笑)。