2006.04.13 Thursday
ったく、悔しいったらありゃしない。今年もこういう悔しい敗戦をしっかり反省して、以後の戦いに生かしてくれりゃ良いけどさ。同じチームにこう何度も同じようなことされるとキーっとなるね。ぐやじい。
ぐやじい(1)昌を打ったのにー!
長年の天敵とはいえ、去年は「やったりやられたり」だった山本昌。落合監督もなかなか上手いもんで、徹底的に打ち込む前には引っ込めちゃって、その後追いつかれたり逆転されたりしちゃうもんだから、やっつけたという感覚が残らない。この日もまさにそう。
初回シーツがセンターやや左、特大の先制ソロHR。投げにくそうにしてカウントを悪くした後、確実に仕留めた。先頭赤星が12球粘ったことも効いた。
2回は濱中が追い込まれた後、低めに外れるカーブをすくい上げ左前ヒット。続く鳥谷が初球の甘いカーブを叩いてライトオーバー(なぜ一塁ストップなのかは理解不能)、一死一三塁。矢野の強い一ゴロ、ウッズややお手玉、バックホームできず2点目。
3回、先頭赤星左前ヒット、すかさず盗塁(ギリギリセーフ)、関本が美しく送って一死三塁、シーツ中前タイムリーと流れるような攻撃で3点目。金本が渋く一二塁間を破って一死一三塁となったところで落合監督は昌を引っ込めた。んだよ、これからボコボコにするところだったのに…(笑)
ぐやじい(2)谷繁、中田に何を言った?
出てきたのは中田。中日スポーツなどでは中田先発と予想していて(姑息な!w)、この日は2番に偵察メンバー・オクスプリングを使った。タイガースにしてみれば、こいつもイヤな投手。ところが、さすがに押せ押せムードの中、制球が定まらず今岡に四球。一死満塁。続く濱中へは腕が思うように振れず球威減退、ストライク・ボールがはっきりとしてしまう。もちろん絶好調濱中からもやもやと立ちこめる「打ちそうオーラ」がそうさせたのだろう、押し出しの四球で4点目。続く鳥谷への2球目はスライダーが甘く入り、中前に弾き返される、5点目。一気に天敵2人を片づけちゃう理想的な展開だと思わなかった?(笑)
ここで谷繁が当然タイム。マウンドの中田に二言三言。そうしたら、あら不思議、中田が生き返っちゃった。急に腕の振りが良くなって、伸びのある直球で矢野を子ども扱いの空振り三振、もちろん下柳も三球三振。谷繁めー、上手く切り替えさせおって…何を言った?「OKOK!ここまでは昌さんのランナーだから良いよ。お前に点はついてないから。ここから抑えればお前は失点ゼロだ。矢野さん当たってないから直球ど真ん中で行くぞ」てな感じ?その後再生した中田に2回2/3をぴしゃりとされ、フラフラだったはずの中田の記録は失点、自責点ともゼロ。昌にも「オレが打たれたのは3点分だけ」と言わせちゃう(言ってないけどw)。
ぐやじい(3)ファインプレーがパワーバランスを変える…
まあ、そうは言っても3回を終わって5−0。下柳の調子も上々で、出した走者は併殺で消していく。一方の中田は快速球とキレのあるスライダー、フォークをずばずばと決めて、試合が落ち着く。タイガースに傾きっぱなしだった流れが真ん中に戻る。
5回ウラ二死から好調濱中の打った打球はするどく二遊間を…破らないのかよ!井端信じられないスピードで追いつき、ダイビング。立ち上がるや矢の送球で一塁アウト。これなんだよね、ドラゴンズは。まさにアレだ、WBCの韓国みたい。守りから流れを変えてくるんだ。ぐやじいけど、そういうチーム作りをしてるからね…。
ぐやじい(4)シモらしくもない…
直後6回表、下柳が最低責任を持たなきゃいけない「最終回」。今のタイガースは、先発と打線ががんばって、苦しむ中継ぎを盛り立てないとね。流れが向こうに行きそうなこの回、それでも中田への代打藤井は抑えて一死。荒木、井端を迎える前、シモにもわかっている。ところが荒木にこの日初めての四球。ここまで制球に乱れのなかった下柳だったので、おやっという感じだった。今思えばもうすっかり流れは出来上がっちゃってたのね。悔やむなら、このポイントかな。初四球、で、打者はファインプレー井端。大丈夫大丈夫、またゲッツーとれるさ!という気の緩みが首脳陣や矢野になかったかな?
でもここで間をおいて良いものかどうかは結果論でしかないな。結果井端へは左越二塁打。1点返される。で、福留は打ち取って二死。次のウッズへの四球!これがねー…シモらしくなかったなあ…。
===中略===
で、そのあとまあいろいろあったわけだが、スペースの都合上省略した(笑)。あえて書き加えるべき点は、せっかく左右関係なしと6番に据えた絶好調濱中を6回表で下げちゃったこと。結果、代わりに出た桧山はとても打てそうもない左腕石井に凡退、最終回対岩瀬で代打スペンサーを送られ、しょぼーん。試合展開や相手継投の読みが甘くないか?なにより流れが変わって以降、中田、石井、岩瀬に対してパーフェクトに抑えられた打線の「気弱さ」に不満。三振した後、ひざでバットをまっぷたつにして、その片方を口に入れてガジガジかじるくらいの気迫を見せろっちゅうの!(笑)
5−7というスコアは「ブザマな負け」とは言えない。しかし5回を終わって5−0だったことを思えば、十分ブザマとも言える。すぐに助走体勢に戻れるか、点検整備のやり直しになるか、もう一つ見てやる。
ぐやじい(1)昌を打ったのにー!
長年の天敵とはいえ、去年は「やったりやられたり」だった山本昌。落合監督もなかなか上手いもんで、徹底的に打ち込む前には引っ込めちゃって、その後追いつかれたり逆転されたりしちゃうもんだから、やっつけたという感覚が残らない。この日もまさにそう。
初回シーツがセンターやや左、特大の先制ソロHR。投げにくそうにしてカウントを悪くした後、確実に仕留めた。先頭赤星が12球粘ったことも効いた。
2回は濱中が追い込まれた後、低めに外れるカーブをすくい上げ左前ヒット。続く鳥谷が初球の甘いカーブを叩いてライトオーバー(なぜ一塁ストップなのかは理解不能)、一死一三塁。矢野の強い一ゴロ、ウッズややお手玉、バックホームできず2点目。
3回、先頭赤星左前ヒット、すかさず盗塁(ギリギリセーフ)、関本が美しく送って一死三塁、シーツ中前タイムリーと流れるような攻撃で3点目。金本が渋く一二塁間を破って一死一三塁となったところで落合監督は昌を引っ込めた。んだよ、これからボコボコにするところだったのに…(笑)
ぐやじい(2)谷繁、中田に何を言った?
出てきたのは中田。中日スポーツなどでは中田先発と予想していて(姑息な!w)、この日は2番に偵察メンバー・オクスプリングを使った。タイガースにしてみれば、こいつもイヤな投手。ところが、さすがに押せ押せムードの中、制球が定まらず今岡に四球。一死満塁。続く濱中へは腕が思うように振れず球威減退、ストライク・ボールがはっきりとしてしまう。もちろん絶好調濱中からもやもやと立ちこめる「打ちそうオーラ」がそうさせたのだろう、押し出しの四球で4点目。続く鳥谷への2球目はスライダーが甘く入り、中前に弾き返される、5点目。一気に天敵2人を片づけちゃう理想的な展開だと思わなかった?(笑)
ここで谷繁が当然タイム。マウンドの中田に二言三言。そうしたら、あら不思議、中田が生き返っちゃった。急に腕の振りが良くなって、伸びのある直球で矢野を子ども扱いの空振り三振、もちろん下柳も三球三振。谷繁めー、上手く切り替えさせおって…何を言った?「OKOK!ここまでは昌さんのランナーだから良いよ。お前に点はついてないから。ここから抑えればお前は失点ゼロだ。矢野さん当たってないから直球ど真ん中で行くぞ」てな感じ?その後再生した中田に2回2/3をぴしゃりとされ、フラフラだったはずの中田の記録は失点、自責点ともゼロ。昌にも「オレが打たれたのは3点分だけ」と言わせちゃう(言ってないけどw)。
ぐやじい(3)ファインプレーがパワーバランスを変える…
まあ、そうは言っても3回を終わって5−0。下柳の調子も上々で、出した走者は併殺で消していく。一方の中田は快速球とキレのあるスライダー、フォークをずばずばと決めて、試合が落ち着く。タイガースに傾きっぱなしだった流れが真ん中に戻る。
5回ウラ二死から好調濱中の打った打球はするどく二遊間を…破らないのかよ!井端信じられないスピードで追いつき、ダイビング。立ち上がるや矢の送球で一塁アウト。これなんだよね、ドラゴンズは。まさにアレだ、WBCの韓国みたい。守りから流れを変えてくるんだ。ぐやじいけど、そういうチーム作りをしてるからね…。
ぐやじい(4)シモらしくもない…
直後6回表、下柳が最低責任を持たなきゃいけない「最終回」。今のタイガースは、先発と打線ががんばって、苦しむ中継ぎを盛り立てないとね。流れが向こうに行きそうなこの回、それでも中田への代打藤井は抑えて一死。荒木、井端を迎える前、シモにもわかっている。ところが荒木にこの日初めての四球。ここまで制球に乱れのなかった下柳だったので、おやっという感じだった。今思えばもうすっかり流れは出来上がっちゃってたのね。悔やむなら、このポイントかな。初四球、で、打者はファインプレー井端。大丈夫大丈夫、またゲッツーとれるさ!という気の緩みが首脳陣や矢野になかったかな?
でもここで間をおいて良いものかどうかは結果論でしかないな。結果井端へは左越二塁打。1点返される。で、福留は打ち取って二死。次のウッズへの四球!これがねー…シモらしくなかったなあ…。
===中略===
で、そのあとまあいろいろあったわけだが、スペースの都合上省略した(笑)。あえて書き加えるべき点は、せっかく左右関係なしと6番に据えた絶好調濱中を6回表で下げちゃったこと。結果、代わりに出た桧山はとても打てそうもない左腕石井に凡退、最終回対岩瀬で代打スペンサーを送られ、しょぼーん。試合展開や相手継投の読みが甘くないか?なにより流れが変わって以降、中田、石井、岩瀬に対してパーフェクトに抑えられた打線の「気弱さ」に不満。三振した後、ひざでバットをまっぷたつにして、その片方を口に入れてガジガジかじるくらいの気迫を見せろっちゅうの!(笑)
5−7というスコアは「ブザマな負け」とは言えない。しかし5回を終わって5−0だったことを思えば、十分ブザマとも言える。すぐに助走体勢に戻れるか、点検整備のやり直しになるか、もう一つ見てやる。