2006.05.01 Monday
イギリスのコリンシアン社製で再生産しないからプレミアがつくんだってさ。スクラッチで当たるそうだけど選べるのかな。岡田監督のボブルヘッドは動きがリアル過ぎないかな?(笑)
1点リードで9回最後の守り、マウンドには久保田。今季、一度も勝てていないシチュエーション。先頭ラミレスを打ち取り、解説の木戸が「これで…」と言いやしないかドキドキする。言わずにホッ(笑)。ところがラロッカがピッチャー返しのセンター前、打球に逃げまどう久保田を見て、また不安がこみ上げる。ああ、リグスがセンター前へライナーのヒット…ん?深く守っていた赤星が必死に突っ込んでくる、…うわっ!捕った!さらにその勢いのまま一塁へレーザービーム…てのはちょっとウソ、一塁へ槍投げ!必死で戻るラロッカ…助走をつけたボールはダイレクトで一塁へ、シーツが体をいっぱいに伸ばす…アウト!試合終了!右手を突き上げて満面の笑顔の赤星!我がことのように喜ぶ金本。今年初めての1点差逃げ切り。たくさんのミスや詰めの甘さをカバーして、堪え忍んでようやく掴んだ貴重な1勝だった。
矢野の休養日で、先発捕手は浅井。7回継投開始とともに野口に代えた。
浅井はどんどん使っていかないとね。去年は6試合の先発出場だったが、今年は倍増以上させてほしい。「使えば伸びる」とは限らないが、「使わなきゃ伸びない」のはどの捕手にも言えること。乗っている江草をさらに乗せていく好リードだったが、リズムが狂った5回は、結果として若さが出てしまった格好。でも全体としては、とても良かったと思う。
さすがの野口も久々の緊迫した場面で痺れっぱなし。1点差勝ちにぐったりだったと思う。
打席は1点リードの7回ウラ、表から守備についた先頭の桧山がヒットで出た直後。野口のバントが2つファールになってしまう。ところがここでバッテリーミスが出て、欲しかった二塁をただで貰う。こうなればなんとしてもそのミスにつけ込みたかったが、走者を進められない遊ゴロに終わる。
このチャンスを逃して、イヤなムードの8回表は、一走のスタートに気付けず、送球できなかった。もしこの走者を返して同点、逆転を許していたら、野口にはキツいことになっていた。みんなに感謝しないとね。
両先発左腕、T江草、S藤井の投げ合い。親戚の訃報に期するところがあったという江草は飛ばしに飛ばしていた。立ち上がりから首を振って直球勝負、気迫で三振の山を築く。一方の藤井はピンチを招きながらも要所では絶妙のコントロールを発揮、見逃し三振でしのぐ。
こういう時、ほとんどの確率で押されていた方に先制点が入る。5回表、不運なあたりもあって無死一三塁。宮出を浅いレフトフライに打ち取り、ピンチ脱出も見えてきたが、前の打席、フォーク、直球、直球で三球三振にとった米野に初球のフォークを狙い打たれる。直球にはまったくタイミングが取れていなかったし、次が投手なので相手に余裕はない。必死な相手に対し、細心の注意を怠ったとも言える。若いバッテリーには良い反省材料になるだろう。
それでも江草の好投は光った。江草に勝利をつけようとして団結したことが6回ウラの逆転に繋がったと思う。2週間前の犠飛2本による逆転を、今度は味方がやってくれてよかったね!ナイスピー!
6回ウラの逆転劇はシーツの三遊間真っ二つから。続く金本の低い弾道は文句なくライトスタンドに入ったと思った。しかしこの日の浜風はいつにもまして強くフェンスダイレクト、無死二三塁となる。打席に今岡。与えられた仕事は、少なくとも同点にすること。狙いはライト方向へ強く弾き返し、最悪でもライトフライで一死三塁を作り濱中に繋ぐことだった。ここまで要所を締めていた藤井も力が入る。初球は直球の抑えが効かず、高めに外れる。近い直球で押されるとまずい…そう思っていたら、2球目に拍子抜けするほどあっさり、今岡が待っていた外角高めの直球が来た。見逃せばボール気味だが、この際既成のストライクゾーンは今岡には関係ない。楽に腕を伸ばし、バットを合わせると、逆風をついてそれぞれの走者を進めるに十分な飛距離が出た。こうなれば続く濱中も気持ちを楽に打席に入れる。決めたのは濱中でも、今岡がきっちり仕事をしたのが何より良かった。
その直後、守備につき、三塁線を破ろうという強い打球に飛び付くも、相変わらず不安定な送球で走者を許す。それでも笑顔で藤川に詫びた。またも正面に鋭いライナー、今度は素速い送球で飛び出した走者を刺した。
「笑顔じゃないと、運は向いてこないからな」去年も、悩んで悩んで悩み抜いた時に出てきたのは笑顔だった。ナイスバッティング、今岡!
1点リードで9回最後の守り、マウンドには久保田。今季、一度も勝てていないシチュエーション。先頭ラミレスを打ち取り、解説の木戸が「これで…」と言いやしないかドキドキする。言わずにホッ(笑)。ところがラロッカがピッチャー返しのセンター前、打球に逃げまどう久保田を見て、また不安がこみ上げる。ああ、リグスがセンター前へライナーのヒット…ん?深く守っていた赤星が必死に突っ込んでくる、…うわっ!捕った!さらにその勢いのまま一塁へレーザービーム…てのはちょっとウソ、一塁へ槍投げ!必死で戻るラロッカ…助走をつけたボールはダイレクトで一塁へ、シーツが体をいっぱいに伸ばす…アウト!試合終了!右手を突き上げて満面の笑顔の赤星!我がことのように喜ぶ金本。今年初めての1点差逃げ切り。たくさんのミスや詰めの甘さをカバーして、堪え忍んでようやく掴んだ貴重な1勝だった。
矢野の休養日で、先発捕手は浅井。7回継投開始とともに野口に代えた。
浅井はどんどん使っていかないとね。去年は6試合の先発出場だったが、今年は倍増以上させてほしい。「使えば伸びる」とは限らないが、「使わなきゃ伸びない」のはどの捕手にも言えること。乗っている江草をさらに乗せていく好リードだったが、リズムが狂った5回は、結果として若さが出てしまった格好。でも全体としては、とても良かったと思う。
さすがの野口も久々の緊迫した場面で痺れっぱなし。1点差勝ちにぐったりだったと思う。
打席は1点リードの7回ウラ、表から守備についた先頭の桧山がヒットで出た直後。野口のバントが2つファールになってしまう。ところがここでバッテリーミスが出て、欲しかった二塁をただで貰う。こうなればなんとしてもそのミスにつけ込みたかったが、走者を進められない遊ゴロに終わる。
このチャンスを逃して、イヤなムードの8回表は、一走のスタートに気付けず、送球できなかった。もしこの走者を返して同点、逆転を許していたら、野口にはキツいことになっていた。みんなに感謝しないとね。
両先発左腕、T江草、S藤井の投げ合い。親戚の訃報に期するところがあったという江草は飛ばしに飛ばしていた。立ち上がりから首を振って直球勝負、気迫で三振の山を築く。一方の藤井はピンチを招きながらも要所では絶妙のコントロールを発揮、見逃し三振でしのぐ。
こういう時、ほとんどの確率で押されていた方に先制点が入る。5回表、不運なあたりもあって無死一三塁。宮出を浅いレフトフライに打ち取り、ピンチ脱出も見えてきたが、前の打席、フォーク、直球、直球で三球三振にとった米野に初球のフォークを狙い打たれる。直球にはまったくタイミングが取れていなかったし、次が投手なので相手に余裕はない。必死な相手に対し、細心の注意を怠ったとも言える。若いバッテリーには良い反省材料になるだろう。
それでも江草の好投は光った。江草に勝利をつけようとして団結したことが6回ウラの逆転に繋がったと思う。2週間前の犠飛2本による逆転を、今度は味方がやってくれてよかったね!ナイスピー!
6回ウラの逆転劇はシーツの三遊間真っ二つから。続く金本の低い弾道は文句なくライトスタンドに入ったと思った。しかしこの日の浜風はいつにもまして強くフェンスダイレクト、無死二三塁となる。打席に今岡。与えられた仕事は、少なくとも同点にすること。狙いはライト方向へ強く弾き返し、最悪でもライトフライで一死三塁を作り濱中に繋ぐことだった。ここまで要所を締めていた藤井も力が入る。初球は直球の抑えが効かず、高めに外れる。近い直球で押されるとまずい…そう思っていたら、2球目に拍子抜けするほどあっさり、今岡が待っていた外角高めの直球が来た。見逃せばボール気味だが、この際既成のストライクゾーンは今岡には関係ない。楽に腕を伸ばし、バットを合わせると、逆風をついてそれぞれの走者を進めるに十分な飛距離が出た。こうなれば続く濱中も気持ちを楽に打席に入れる。決めたのは濱中でも、今岡がきっちり仕事をしたのが何より良かった。
その直後、守備につき、三塁線を破ろうという強い打球に飛び付くも、相変わらず不安定な送球で走者を許す。それでも笑顔で藤川に詫びた。またも正面に鋭いライナー、今度は素速い送球で飛び出した走者を刺した。
「笑顔じゃないと、運は向いてこないからな」去年も、悩んで悩んで悩み抜いた時に出てきたのは笑顔だった。ナイスバッティング、今岡!