2006.05.17 Wednesday
「DANGER / MY MANAGER THROWS BASES(危険 / うちの監督はベースを投げます)」。
ぐはは。しかもブラウン監督のだけ別あつらえで「I THROW BASES(私はベースを投げます)」になっている。明るくて良いよ!カープ(写真はこちら)。
安藤が急性扁桃炎で抹消、太陽を登録。さてこれで杉山枠と安藤枠が空いた。明日の杉山枠は福原で決まりだろうが、これからローテをどう組むか、太陽を先発させるのか、中継ぎからの抜擢(たとえばちょっと疲れ気味の金澤に登板間隔を空けた上で先発挑戦させるとか)があるのか。ちょっと注目。雨が降ってスライドで終わり…というオチも十分考えられるけどね(笑)。
相手はファイターズ。去年は「あのSHINJOのいるファイターズ」という感じで、どこかほのぼのとしたムード漂うシリーズだったが、今年はずいぶん様子が違う。何と言っても首位争いを演じているチームなのだ。チーム防御率は12球団一良く、チーム打率は12球団一悪いという。補強が上手いことハマって、専守防衛型の手堅いチームに変貌している。
この日ヒルマン監督は、狭いストライクゾーンに適応できずイライラする先発リーを早めに諦め、継投に持ち込む。まず28歳シダックス産の遅咲きルーキー武田勝は、ボールを持った手を長い時間見せるような幻惑フォームの左腕。ぼけっとしてるとキレの良い変化球にやられる。次の武田久は、170cmと小柄ながら、度胸満点の直球とシュートでえぐってくるし、カーブ、フォークもある。抑えのMICHEALもコマ回しのようなフォームでスピンの効いた球を投げてくる。なんじゃ?コイツら!おもろいぞ!(笑)
と、「異国情緒」を満喫していたら、最後にすごーく馴染みのある「泣きそう顔」の岡島が出てきて、旅行から我が家に帰ってきたような安堵感を覚える(笑)。矢野、浅井、赤星(記録はエラー)、シーツ、みんなナイスバッティング!
そしてジャパンの小笠原(野球)の存在感も光っていた。振る時はフルスイング、捕る時は横っ飛び。さすが!かっこいい!
藤川が2回、久保田が3回をゼロ封、サヨナラ勝ちを呼んだ。特に心配だった久保田、やっぱり余裕がなければ大丈夫だった。この千両役者め(笑)。
同点、延長になると必ずこういう形になってしまうが、本当にこれで良いのかなぁ。岡田監督の考えだと、(まぁ8,9回、どっちかで1点取れるやろ)なんだろうけど、終盤膠着しちゃうとなかなか入らないもの。まあどっちもタフだから良いのかな。
W(ウィリアムス)杯出場選手を決める最終選考会が、5/16倉敷で始まった。現在登録されている外国人選手から1人二軍に下げなければいけない。前評判では、オクスプリング、スペンサー、ダーウィン、誰が落ちても不思議はなく、岡田監督は難しい選択を迫られる。
この日、先発のオクスプリングは、いつもどおり素晴らしい立ち上がり。主審の狭いストライクゾーンにもめげず、力ある直球を軸に、カウント球のカーブ、カット気味のスライダー、チェンジアップも有効だった。しかし4回は失投を小笠原に2ランHRされ、またしても中盤に失点を許してしまった。だがその後切り替えができて、5,6回をゼロでしのいだのは高得点。ファイターズの貧打に助けられた感もあるが、杉山と安藤の離脱もあり、とりあえずは生き残った。
7回、リリーフしたのがダーウィン。全体的に球が甘めに入り、稲葉が遊ライナー、SHINJO左中間二塁打、高橋中飛と、ことごとくバットの芯近くで捉えられていたもののゼロに封じる。オクスプリングとは対照的に相変わらずツイている。おそらく調子自体はだいぶ落ちてきているのだろうが、チームが低調期から上げてきた時に、汚れ役を含めかなり貢献した投手だけに、むやみやたらとは切りすてられない。
7回ウラ、先頭打者ダーウィンへの代打としてスペンサー登場。上手く攻められ、力無いライトフライに倒れる。しかし右の代打が薄いという事情もあるし、どうもコイツがいると雰囲気が良くなる(笑)というのもある。例えば、この日サヨナラ打を放ったのはシーツなのに、なぜかスペンサーのシャツがべろんと出されていたり、『試合後、いつも通り謙虚に話すシーツに代わって、前を歩くスペンサーが「コンパクトに振ることを心がけたよ!」と話し、爆笑を誘った』だったり…。
まあ、とにかくこの誰が落ちる問題とはまったく無関係なのがシーツだ。この日も全部、3打点。特にサヨナラの一打は、本当に価値のあるものだった。前の打者関本が、一死満塁からボール球に手を出しまくって空振り三振。勢いに乗った岡島が一気に追い込み、勝負を賭けたインローの直球、迷いなく振り抜く。打球は、飛び込んだ小笠原のグラブのわずかに先を抜け、三塁線を転がった。
とにかくシーツの絶好調期間が長いこと長いこと。強引に引っ張ろうとする姿勢が影を潜め、あくまでもコンパクトにセンター中心の打撃。それによりアウトロー、インハイの見極めが正確になり、甘い球を逃さずに打てている。もしもこの大当たりがなかったら、タイガースは今頃…おおコワ〜。
ぐはは。しかもブラウン監督のだけ別あつらえで「I THROW BASES(私はベースを投げます)」になっている。明るくて良いよ!カープ(写真はこちら)。
安藤が急性扁桃炎で抹消、太陽を登録。さてこれで杉山枠と安藤枠が空いた。明日の杉山枠は福原で決まりだろうが、これからローテをどう組むか、太陽を先発させるのか、中継ぎからの抜擢(たとえばちょっと疲れ気味の金澤に登板間隔を空けた上で先発挑戦させるとか)があるのか。ちょっと注目。雨が降ってスライドで終わり…というオチも十分考えられるけどね(笑)。
相手はファイターズ。去年は「あのSHINJOのいるファイターズ」という感じで、どこかほのぼのとしたムード漂うシリーズだったが、今年はずいぶん様子が違う。何と言っても首位争いを演じているチームなのだ。チーム防御率は12球団一良く、チーム打率は12球団一悪いという。補強が上手いことハマって、専守防衛型の手堅いチームに変貌している。
この日ヒルマン監督は、狭いストライクゾーンに適応できずイライラする先発リーを早めに諦め、継投に持ち込む。まず28歳シダックス産の遅咲きルーキー武田勝は、ボールを持った手を長い時間見せるような幻惑フォームの左腕。ぼけっとしてるとキレの良い変化球にやられる。次の武田久は、170cmと小柄ながら、度胸満点の直球とシュートでえぐってくるし、カーブ、フォークもある。抑えのMICHEALもコマ回しのようなフォームでスピンの効いた球を投げてくる。なんじゃ?コイツら!おもろいぞ!(笑)
と、「異国情緒」を満喫していたら、最後にすごーく馴染みのある「泣きそう顔」の岡島が出てきて、旅行から我が家に帰ってきたような安堵感を覚える(笑)。矢野、浅井、赤星(記録はエラー)、シーツ、みんなナイスバッティング!
そしてジャパンの小笠原(野球)の存在感も光っていた。振る時はフルスイング、捕る時は横っ飛び。さすが!かっこいい!
藤川が2回、久保田が3回をゼロ封、サヨナラ勝ちを呼んだ。特に心配だった久保田、やっぱり余裕がなければ大丈夫だった。この千両役者め(笑)。
同点、延長になると必ずこういう形になってしまうが、本当にこれで良いのかなぁ。岡田監督の考えだと、(まぁ8,9回、どっちかで1点取れるやろ)なんだろうけど、終盤膠着しちゃうとなかなか入らないもの。まあどっちもタフだから良いのかな。
W(ウィリアムス)杯出場選手を決める最終選考会が、5/16倉敷で始まった。現在登録されている外国人選手から1人二軍に下げなければいけない。前評判では、オクスプリング、スペンサー、ダーウィン、誰が落ちても不思議はなく、岡田監督は難しい選択を迫られる。
この日、先発のオクスプリングは、いつもどおり素晴らしい立ち上がり。主審の狭いストライクゾーンにもめげず、力ある直球を軸に、カウント球のカーブ、カット気味のスライダー、チェンジアップも有効だった。しかし4回は失投を小笠原に2ランHRされ、またしても中盤に失点を許してしまった。だがその後切り替えができて、5,6回をゼロでしのいだのは高得点。ファイターズの貧打に助けられた感もあるが、杉山と安藤の離脱もあり、とりあえずは生き残った。
7回、リリーフしたのがダーウィン。全体的に球が甘めに入り、稲葉が遊ライナー、SHINJO左中間二塁打、高橋中飛と、ことごとくバットの芯近くで捉えられていたもののゼロに封じる。オクスプリングとは対照的に相変わらずツイている。おそらく調子自体はだいぶ落ちてきているのだろうが、チームが低調期から上げてきた時に、汚れ役を含めかなり貢献した投手だけに、むやみやたらとは切りすてられない。
7回ウラ、先頭打者ダーウィンへの代打としてスペンサー登場。上手く攻められ、力無いライトフライに倒れる。しかし右の代打が薄いという事情もあるし、どうもコイツがいると雰囲気が良くなる(笑)というのもある。例えば、この日サヨナラ打を放ったのはシーツなのに、なぜかスペンサーのシャツがべろんと出されていたり、『試合後、いつも通り謙虚に話すシーツに代わって、前を歩くスペンサーが「コンパクトに振ることを心がけたよ!」と話し、爆笑を誘った』だったり…。
まあ、とにかくこの誰が落ちる問題とはまったく無関係なのがシーツだ。この日も全部、3打点。特にサヨナラの一打は、本当に価値のあるものだった。前の打者関本が、一死満塁からボール球に手を出しまくって空振り三振。勢いに乗った岡島が一気に追い込み、勝負を賭けたインローの直球、迷いなく振り抜く。打球は、飛び込んだ小笠原のグラブのわずかに先を抜け、三塁線を転がった。
とにかくシーツの絶好調期間が長いこと長いこと。強引に引っ張ろうとする姿勢が影を潜め、あくまでもコンパクトにセンター中心の打撃。それによりアウトロー、インハイの見極めが正確になり、甘い球を逃さずに打てている。もしもこの大当たりがなかったら、タイガースは今頃…おおコワ〜。