2006.06.12 Monday
連敗ストッパーの江草が踏ん張り、攻撃陣の繋ぎでリードを奪い、JFK早めの投入で逃げ切る…登板間隔は空いているし、翌日は休み…僅差のビハインドでもJFKを使う。これがこの日タイガースのゲームプランだった。
L先発は西口。相変わらず「好投報われず」「援護を生かせず」勝ち運に恵まれない。初回、鳥谷の一二塁間ヒット、赤松犠打、金本センターフェンス直撃タイムリー二塁打、濱中ライト前タイムリーヒット。タイガースの執念を感じさせる連打で2点を先制する。さらに2回、これもまた強い気持ちを込めた片岡のライト線二塁打を足掛かりに、江草のライト前クリーンヒットで1点を追加する、3−0、これ以上ない滑り出し。
しかしライオンズの各打者は振れている。足元はどっしりとしながら、鋭くコンパクトに振り抜き、低いボールにもきっちり対応してくる。3回表、赤田、片岡、中島の3連打で1点を返される。さらに、西口の投球が良くなって行くのに反応するように、江草の投球に不安感が表れる。4回表は四球、死球の無死一二塁から、8番細川の投前送りバントに対して、江草はムリして素手で取りに行き、慌てて三塁へ悪送球。相手に何の苦労もない1点と、さらに無死二三塁という逆転機を与えてしまう。だがここは江草が珍しく責任感を見せ、西口、赤田、片岡を打ち取る。3−2。
5回表、江草はこの回まで。なんとか1点のリードを守って欲しい…そんな願いも虚しく。この回先頭の中島がヒットで出塁。ちょっと、中島ってこの三連戦、全打席ヒット打ってない?時々凡退してる?パの首位打者なんじゃないの?3割ちょぼちょぼ?うそ〜ん。しかし、ここからカブレラ、和田を連続ポップに仕留め、走者を進めない。さすがは江草。あっとひっとり、あっとひっとりと心の中で唱えていたら、捕手がワンバウンドをちょっと弾いたのを見逃さず一走中島二塁へ、浅井の慌てた送球がワンバウンド、センター方向にころころっとするのをまたも見逃さず三塁へ…。もう、中島って盗塁王?今季盗塁5?うそ〜ん…。
しかしここは江草が打者平尾を取れば良し。直球にタイミングが合わず、追い込んだ。あっといっきゅう、あっといっきゅう…。渾身の直球142km/hを高めに投げ込む…カーン…大根切りで叩いた打球がレフトボールに当たる…。うそ〜〜〜〜〜ん!(暗転)
西口は中盤すっかりペースを取り戻す。タイガースの打者では、片岡が2安打。対戦を繰り返してきた勝手知ったるベテラン投手相手で、楽に打席に入れていたように感じた。赤松は犠打の後、二ゴロ、三振。結果が欲しいという焦りを見透かされてしまった。赤星早期復帰の可能性が高まり、今回のチャンスはここまでかなぁ。
6回から藤川球児。休養たっぷりで直球文句なし、シュパッ、パーン。細川、西口を相手にせず連続三球三振。なんとか流れを変えたいよな。でも赤田にはこれまた文句なしで高めの直球を上から叩かれ右越三塁打を打たれる。うわーん…。L打線の思い切りの良さ、恐るべし。しかし球児、ここは慌てず騒がず、片岡を空振り三振で無事終了。7回も藤川続投、中島、カブレラ、和田を差し込んで凡打に斬る。文句なしの三者凡退のはずなのに三振がなくてガッカリするのは贅沢病ってもんだ(笑)。
8回はジェフ、この日も危なげなくぽんぽんぽんと三人で切る。ヒザの中にあった「ノーコンのもと」を内視鏡手術で取り除いたのだろうか(笑)。
そりゃいいんだけど、おまえらちょっと早くなんとかしろゴルアと思った8回ウラ、Lの投手は前の回、左が続くところで西口から星野にスイッチにしている。やっぱりさあ、鳥谷だよね、ホント。誰だよバカとか言うのは、失礼じゃないか。先頭打者として左中間の当たり、和田が抜かれずに抑えるが、果敢な走塁で二塁を獲る!よし無死二塁、来たぞ!
代打中村豊、投手は石井貴に代わる。ユタカ、ここは絶妙なバント頼むよ。初球ボールの後、2球目、高め直球を三塁線に転がす巧いねぇ…なにっ?なんとこれをサード平尾が猛ダッシュで裁いて、振り向きざまに三塁ベースカバーのショート中島へ…おおっ、鳥谷二塁に戻っている…平尾一塁へ送球してアウト。1球目で、ここはオーソドックスな三塁手に捕らせるバントで来ると決めつけ、三塁で殺そうという大博打を打って来た。さすがは黄金期を築いたライオンズ、勝負を知っている。しかし、その危険をなぜか察知し、最悪の三塁憤死を避けた鳥谷の嗅覚もスゴイ。ただなんか怖くて行けなかっただけかも知らんけど、恐るべしチキン鳥谷(笑)。
チャンスは残った一死二塁。ただアウトが増えただけで、すごく損したはずなのに、鳥谷のおかげで、なんかものすごく得した気分。打席のシーツもそんな気分だったろう。3球目の外角速球を狙い澄ましてライト前へ。さあ、どうする…小刻みに歩数を合わせ鳥谷がサードベースを回った…ライナー性だけに、本塁は際どいタイミングか…ライトからバックホーム、ワンバウンド、ツーバウンド、ホームイン!3−3、同点!やったあああ!チキンバンザーイ!
挟むなら挟めその間に同点だ…と、シーツは当然二塁に行っている。さあ、こうなりゃ一気に逆転だ。石井は金本を敬遠し、濱中と勝負。行け行け〜!9回表に出てくる投手がアレだけに(笑)、ここは1点と言わず、3点でも4点でもリードしたいぞ、そうすれば2点か3点取られても勝てるから(笑)。ネクストには今岡だ。濱中打ったー!あー、もう、うそ〜ん!ガックリ…(どう見ても三遊間を破ったと思われた打球、ショート中島が横っ飛び、地上スレスレでスーパーダイレクトキャッチ!ゲッツー…)。はああ、惜しい、惜しすぎる…。中島ってゴールデン・グラブ?もうええか…ふぅ。
出す?出すの?出すよな、しょうがない(笑)。9回表、久保田登場。
この後まだ、久保田やユタカや今岡たちが盛り上げてくれるんだけど、長いから明日ね(笑)。よかったら明日の分の内容でも良いから、コメントどうぞ!良いフレーズがあったら、明日の本文にパクらせて下さい(笑)。
<後編へ続く>
L先発は西口。相変わらず「好投報われず」「援護を生かせず」勝ち運に恵まれない。初回、鳥谷の一二塁間ヒット、赤松犠打、金本センターフェンス直撃タイムリー二塁打、濱中ライト前タイムリーヒット。タイガースの執念を感じさせる連打で2点を先制する。さらに2回、これもまた強い気持ちを込めた片岡のライト線二塁打を足掛かりに、江草のライト前クリーンヒットで1点を追加する、3−0、これ以上ない滑り出し。
しかしライオンズの各打者は振れている。足元はどっしりとしながら、鋭くコンパクトに振り抜き、低いボールにもきっちり対応してくる。3回表、赤田、片岡、中島の3連打で1点を返される。さらに、西口の投球が良くなって行くのに反応するように、江草の投球に不安感が表れる。4回表は四球、死球の無死一二塁から、8番細川の投前送りバントに対して、江草はムリして素手で取りに行き、慌てて三塁へ悪送球。相手に何の苦労もない1点と、さらに無死二三塁という逆転機を与えてしまう。だがここは江草が珍しく責任感を見せ、西口、赤田、片岡を打ち取る。3−2。
5回表、江草はこの回まで。なんとか1点のリードを守って欲しい…そんな願いも虚しく。この回先頭の中島がヒットで出塁。ちょっと、中島ってこの三連戦、全打席ヒット打ってない?時々凡退してる?パの首位打者なんじゃないの?3割ちょぼちょぼ?うそ〜ん。しかし、ここからカブレラ、和田を連続ポップに仕留め、走者を進めない。さすがは江草。あっとひっとり、あっとひっとりと心の中で唱えていたら、捕手がワンバウンドをちょっと弾いたのを見逃さず一走中島二塁へ、浅井の慌てた送球がワンバウンド、センター方向にころころっとするのをまたも見逃さず三塁へ…。もう、中島って盗塁王?今季盗塁5?うそ〜ん…。
しかしここは江草が打者平尾を取れば良し。直球にタイミングが合わず、追い込んだ。あっといっきゅう、あっといっきゅう…。渾身の直球142km/hを高めに投げ込む…カーン…大根切りで叩いた打球がレフトボールに当たる…。うそ〜〜〜〜〜ん!(暗転)
西口は中盤すっかりペースを取り戻す。タイガースの打者では、片岡が2安打。対戦を繰り返してきた勝手知ったるベテラン投手相手で、楽に打席に入れていたように感じた。赤松は犠打の後、二ゴロ、三振。結果が欲しいという焦りを見透かされてしまった。赤星早期復帰の可能性が高まり、今回のチャンスはここまでかなぁ。
6回から藤川球児。休養たっぷりで直球文句なし、シュパッ、パーン。細川、西口を相手にせず連続三球三振。なんとか流れを変えたいよな。でも赤田にはこれまた文句なしで高めの直球を上から叩かれ右越三塁打を打たれる。うわーん…。L打線の思い切りの良さ、恐るべし。しかし球児、ここは慌てず騒がず、片岡を空振り三振で無事終了。7回も藤川続投、中島、カブレラ、和田を差し込んで凡打に斬る。文句なしの三者凡退のはずなのに三振がなくてガッカリするのは贅沢病ってもんだ(笑)。
8回はジェフ、この日も危なげなくぽんぽんぽんと三人で切る。ヒザの中にあった「ノーコンのもと」を内視鏡手術で取り除いたのだろうか(笑)。
そりゃいいんだけど、おまえらちょっと早くなんとかしろゴルアと思った8回ウラ、Lの投手は前の回、左が続くところで西口から星野にスイッチにしている。やっぱりさあ、鳥谷だよね、ホント。誰だよバカとか言うのは、失礼じゃないか。先頭打者として左中間の当たり、和田が抜かれずに抑えるが、果敢な走塁で二塁を獲る!よし無死二塁、来たぞ!
代打中村豊、投手は石井貴に代わる。ユタカ、ここは絶妙なバント頼むよ。初球ボールの後、2球目、高め直球を三塁線に転がす巧いねぇ…なにっ?なんとこれをサード平尾が猛ダッシュで裁いて、振り向きざまに三塁ベースカバーのショート中島へ…おおっ、鳥谷二塁に戻っている…平尾一塁へ送球してアウト。1球目で、ここはオーソドックスな三塁手に捕らせるバントで来ると決めつけ、三塁で殺そうという大博打を打って来た。さすがは黄金期を築いたライオンズ、勝負を知っている。しかし、その危険をなぜか察知し、最悪の三塁憤死を避けた鳥谷の嗅覚もスゴイ。ただなんか怖くて行けなかっただけかも知らんけど、恐るべしチキン鳥谷(笑)。
チャンスは残った一死二塁。ただアウトが増えただけで、すごく損したはずなのに、鳥谷のおかげで、なんかものすごく得した気分。打席のシーツもそんな気分だったろう。3球目の外角速球を狙い澄ましてライト前へ。さあ、どうする…小刻みに歩数を合わせ鳥谷がサードベースを回った…ライナー性だけに、本塁は際どいタイミングか…ライトからバックホーム、ワンバウンド、ツーバウンド、ホームイン!3−3、同点!やったあああ!チキンバンザーイ!
挟むなら挟めその間に同点だ…と、シーツは当然二塁に行っている。さあ、こうなりゃ一気に逆転だ。石井は金本を敬遠し、濱中と勝負。行け行け〜!9回表に出てくる投手がアレだけに(笑)、ここは1点と言わず、3点でも4点でもリードしたいぞ、そうすれば2点か3点取られても勝てるから(笑)。ネクストには今岡だ。濱中打ったー!あー、もう、うそ〜ん!ガックリ…(どう見ても三遊間を破ったと思われた打球、ショート中島が横っ飛び、地上スレスレでスーパーダイレクトキャッチ!ゲッツー…)。はああ、惜しい、惜しすぎる…。中島ってゴールデン・グラブ?もうええか…ふぅ。
出す?出すの?出すよな、しょうがない(笑)。9回表、久保田登場。
この後まだ、久保田やユタカや今岡たちが盛り上げてくれるんだけど、長いから明日ね(笑)。よかったら明日の分の内容でも良いから、コメントどうぞ!良いフレーズがあったら、明日の本文にパクらせて下さい(笑)。
<後編へ続く>