2006.08.09 Wednesday
二軍戦で橋本が登板、1回を1安打0点に。久しぶりに「魔球チェンジアップ」が見たいなぁ。
金本はすっかり何事もなかったかのような顔で守っていた。脂汗もなく涼しい顔をしていたので、「金本的大丈夫」なのは間違いない。でも、言葉は悪いがしばらくは「悟られないように流す」プレーもあるかも知れない。上手くやれ(笑)。
「球児を温存させるための試合」で、矢野がタイムリー。談話は…「今までの誕生日もホームランを2本くらい打っていると思うんやけど。プレゼントとかはないけど、打ててよかった」一人、奥さんのための試合をやってるヤツがおった(笑)。
赤星がやっと上げてきたね。1打席目のライトフライも内角に食い込むスライダーをすこし泳ぎ気味に引っかけたもの、今の赤星にとっては悪い形じゃない。ボールを前で捉えることで、ヘッドのスピードが増し、打球に力強さが出た。3打席目の左へのヒットも、インパクトが投手よりになったことで、ボールを上から押さえ込めるようになった。同じ左方向でも今までのフェード系レフトフライとは違う。また、重心が不自然に左足に残っていたのが、右足に移動できるようになっているので、内野安打も出るだろう。15試合ぶり21個目の盗塁も決まった。まだジワジワかも知れないけど、もうじき一気に来るね。赤星の上昇は大きいなんてもんじゃないからね。楽しみ。
ベイ先発門倉も決して悪くなかったが、勝負球が甘かった。そこを逃さず打って10安打4得点。まだまだチームとしての攻撃に甘いところはあるが、確実に上向き。
関本は特長であるスムーズなバットの出が戻ってきた。HR含む3安打、イイよ。藤本はローボール打ちの打球角度が良くなった。濱中のタイムリーは、どっしり構えて投手にプレッシャーをかけカウントを整える「強打者の打席」だった。鳥谷は左方向に素直な二塁打、「ミスターフェン直」襲名か?(笑)スタートが遅れて内野安打を損した打席は、よく反省するように。シーツも門倉にはさっぱりだったけど、代わった秦から三塁線を破る二塁打。乗り遅れないで良かった。みんなで頑張って、金本無安打をカバーした。エライ!
ローテの軸の座を井川から奪い取った福原が期待通りの好投を見せた。ヒーローインタビューで「矢野さんのリードのおかげ」を繰り返したが、それを引き出したのは福原の制球力に他ならない。試合序盤、インコースへの直球を効果的に使い、その残像が打者の踏み込みをいつまでも緩めた。
7回ウラ、不運な当たりを含む集中打で二死満塁のピンチ、打席に代打鈴木を迎える。初球、カーブから入り外低めわずかにボール。2球目もカーブ、今度はいっぱいに決まって1−1。この場面、コースに来るカーブに手は出してこない。3球目もカーブ、今度は真ん中近辺から、インコースのボール気味に曲げてきた。鈴木は打ちに行った体を思いっきり開いて、これをファール。上手い。初球のカーブがボールになって、かなり不利な状況だったはずが、直球を見せずに追い込んでいる、2−1。4球目148km/h直球。外低めギリギリのコースを狙わせる。わずかに外れて2−2。さあ、次勝負球、あなたなら何を待つ?私なら頭はもうパニックだ(笑)。5球目、カーブこれは遠い、鈴木は態勢を泳がせながら見送る。2−3。
点差こそ4−0だが、一発出れば同点。ヒットでも終盤に向けて試合がわからなくなる重要なところ、7回ウラ二死満塁、カウント2−3。福原の投げた球はなんとカーブ、前の球よりは近い、しかし高い、ストライクか?…110km/hほどのゆるい球がフワリと浮かんでいる間、鈴木はいろんなことを考えてしまっただろう。ギリギリになって手を出した打球は力無くバウンド、福原が気迫のジャンプでこの球に飛び付き、投ゴロに仕留める。矢野と福原の信頼が生んだ、見ごたえのある配球、それにカンペキに応える投球だった。
111球、「右の」と言われなくなったエース福原は、日曜、中4日で名古屋ドームに臨むという。
試合終盤、球児はブルペンに向かったが、始めから投げさせるつもりはなかったようだ。「球児のために」「福原のために」しっかりと気持ちの矢印を一つにまとめたナイスゲームだった。
金本はすっかり何事もなかったかのような顔で守っていた。脂汗もなく涼しい顔をしていたので、「金本的大丈夫」なのは間違いない。でも、言葉は悪いがしばらくは「悟られないように流す」プレーもあるかも知れない。上手くやれ(笑)。
「球児を温存させるための試合」で、矢野がタイムリー。談話は…「今までの誕生日もホームランを2本くらい打っていると思うんやけど。プレゼントとかはないけど、打ててよかった」一人、奥さんのための試合をやってるヤツがおった(笑)。
赤星がやっと上げてきたね。1打席目のライトフライも内角に食い込むスライダーをすこし泳ぎ気味に引っかけたもの、今の赤星にとっては悪い形じゃない。ボールを前で捉えることで、ヘッドのスピードが増し、打球に力強さが出た。3打席目の左へのヒットも、インパクトが投手よりになったことで、ボールを上から押さえ込めるようになった。同じ左方向でも今までのフェード系レフトフライとは違う。また、重心が不自然に左足に残っていたのが、右足に移動できるようになっているので、内野安打も出るだろう。15試合ぶり21個目の盗塁も決まった。まだジワジワかも知れないけど、もうじき一気に来るね。赤星の上昇は大きいなんてもんじゃないからね。楽しみ。
ベイ先発門倉も決して悪くなかったが、勝負球が甘かった。そこを逃さず打って10安打4得点。まだまだチームとしての攻撃に甘いところはあるが、確実に上向き。
関本は特長であるスムーズなバットの出が戻ってきた。HR含む3安打、イイよ。藤本はローボール打ちの打球角度が良くなった。濱中のタイムリーは、どっしり構えて投手にプレッシャーをかけカウントを整える「強打者の打席」だった。鳥谷は左方向に素直な二塁打、「ミスターフェン直」襲名か?(笑)スタートが遅れて内野安打を損した打席は、よく反省するように。シーツも門倉にはさっぱりだったけど、代わった秦から三塁線を破る二塁打。乗り遅れないで良かった。みんなで頑張って、金本無安打をカバーした。エライ!
ローテの軸の座を井川から奪い取った福原が期待通りの好投を見せた。ヒーローインタビューで「矢野さんのリードのおかげ」を繰り返したが、それを引き出したのは福原の制球力に他ならない。試合序盤、インコースへの直球を効果的に使い、その残像が打者の踏み込みをいつまでも緩めた。
7回ウラ、不運な当たりを含む集中打で二死満塁のピンチ、打席に代打鈴木を迎える。初球、カーブから入り外低めわずかにボール。2球目もカーブ、今度はいっぱいに決まって1−1。この場面、コースに来るカーブに手は出してこない。3球目もカーブ、今度は真ん中近辺から、インコースのボール気味に曲げてきた。鈴木は打ちに行った体を思いっきり開いて、これをファール。上手い。初球のカーブがボールになって、かなり不利な状況だったはずが、直球を見せずに追い込んでいる、2−1。4球目148km/h直球。外低めギリギリのコースを狙わせる。わずかに外れて2−2。さあ、次勝負球、あなたなら何を待つ?私なら頭はもうパニックだ(笑)。5球目、カーブこれは遠い、鈴木は態勢を泳がせながら見送る。2−3。
点差こそ4−0だが、一発出れば同点。ヒットでも終盤に向けて試合がわからなくなる重要なところ、7回ウラ二死満塁、カウント2−3。福原の投げた球はなんとカーブ、前の球よりは近い、しかし高い、ストライクか?…110km/hほどのゆるい球がフワリと浮かんでいる間、鈴木はいろんなことを考えてしまっただろう。ギリギリになって手を出した打球は力無くバウンド、福原が気迫のジャンプでこの球に飛び付き、投ゴロに仕留める。矢野と福原の信頼が生んだ、見ごたえのある配球、それにカンペキに応える投球だった。
111球、「右の」と言われなくなったエース福原は、日曜、中4日で名古屋ドームに臨むという。
試合終盤、球児はブルペンに向かったが、始めから投げさせるつもりはなかったようだ。「球児のために」「福原のために」しっかりと気持ちの矢印を一つにまとめたナイスゲームだった。