2005.02.07 Monday
体調不安の中西太氏が帰京。残念だが仕方ない。早く良くなってもらいたい。
岡田監督の構想通り藤本&鳥谷の二遊間が完成するなら、攻撃オーダーは一番赤星・二番藤本という形が予想される。二人とも好調なら、なかなかイヤらしい上位打線だと思う。しかし赤星の後を打つタイガースの二番打者はかなり特殊な要求をされる。藤本にそれが務まるか?
アウトカウントに関係なく、一塁走者赤星という局面が生まれれば、打者にはサインのシバリがかかる。赤星の盗塁成功率を考えれば当然盗塁を中心に作戦が組まれ、打者はストライクを1つ2つタダであげることが多くなる。
さらに走者二塁となればアウトカウントによっては進塁打を求められる。自分の打席を1つ凡打にして、チームへの犠牲を要求される。成功してベンチに戻れば、ナインから賞賛のハイタッチが得られ、もちろん契約更改の査定には正しくカウントされるだろうが、(バントなら別だが)公式記録上はあくまでも凡打でしかなく、打率は下がる。どこのチームでもあることだが、盗塁数が飛び抜けて多い赤星の後ろを打つタイガースの二番は、他チームとは比べものにならないストレスを消化しなければならない。藤本にその覚悟はあるだろうか。いや、首脳陣は藤本にその覚悟を持たせることができるのだろうか。
昨季二番を多く務めた関本は実にうまく折り合った。どうしても試合に出たいという気持ちが、その難しい役割を「やりがい」にさせた。技術的にも確実性があり、性格的にも合っているようだと私は思った。関本の魅力である長打は影を潜めたが、厳しい条件下でも高い打率を残したことで、これまで思われていた「将来的にあるべき関本像」を変えてもよいのでないか?とも思った。
しかし、守備力を第一とするなら関本より藤本であり、そうすれば普通のイメージどおり、関本=未来の中軸、藤本=未来の上位という設計図に収まるということなのだろう。確かにそのとおりになってくれれば文句はない。今季に限らず、これから数年のチーム形体を左右する大きなポイントだと思う。
岡田監督の構想通り藤本&鳥谷の二遊間が完成するなら、攻撃オーダーは一番赤星・二番藤本という形が予想される。二人とも好調なら、なかなかイヤらしい上位打線だと思う。しかし赤星の後を打つタイガースの二番打者はかなり特殊な要求をされる。藤本にそれが務まるか?
アウトカウントに関係なく、一塁走者赤星という局面が生まれれば、打者にはサインのシバリがかかる。赤星の盗塁成功率を考えれば当然盗塁を中心に作戦が組まれ、打者はストライクを1つ2つタダであげることが多くなる。
さらに走者二塁となればアウトカウントによっては進塁打を求められる。自分の打席を1つ凡打にして、チームへの犠牲を要求される。成功してベンチに戻れば、ナインから賞賛のハイタッチが得られ、もちろん契約更改の査定には正しくカウントされるだろうが、(バントなら別だが)公式記録上はあくまでも凡打でしかなく、打率は下がる。どこのチームでもあることだが、盗塁数が飛び抜けて多い赤星の後ろを打つタイガースの二番は、他チームとは比べものにならないストレスを消化しなければならない。藤本にその覚悟はあるだろうか。いや、首脳陣は藤本にその覚悟を持たせることができるのだろうか。
昨季二番を多く務めた関本は実にうまく折り合った。どうしても試合に出たいという気持ちが、その難しい役割を「やりがい」にさせた。技術的にも確実性があり、性格的にも合っているようだと私は思った。関本の魅力である長打は影を潜めたが、厳しい条件下でも高い打率を残したことで、これまで思われていた「将来的にあるべき関本像」を変えてもよいのでないか?とも思った。
しかし、守備力を第一とするなら関本より藤本であり、そうすれば普通のイメージどおり、関本=未来の中軸、藤本=未来の上位という設計図に収まるということなのだろう。確かにそのとおりになってくれれば文句はない。今季に限らず、これから数年のチーム形体を左右する大きなポイントだと思う。