2006.11.04 Saturday
スローピッチソフトボールチーム「綱島ボブルヘッズ・ウエスト」がメンバー募集中!プロ野球が好きで、団体行動ができる方なら、年齢・性別・経験は不問。詳しくはこちらから。それと私がスローピッチを体験した時の記事なんかも参考にどうぞ。
岡田監督が投手陣にやらせてみたこの連携プレー練習って、バスケの「四角パス」なんじゃないかな(ここに四角パスのアニメ解説あり)。だとすると確かに投手のベースカバーや走りながらのトスやキャッチ、止まっている人から走っている人へのトスなど、効率よく練習できる。ナイス・アイディア!ぐだぐだになってしまったようだが、投手陣これくらいビシッと決めろ!
日米野球第1戦。そういえば前日の対G戦は「日米野球」に数えてもらえないんだね。当然といえば当然だけど、昔は「全日本」と「巨人軍」が同格扱いだったからなぁ、今思うとあれは異常だったよなぁ。
始まる前は、「こんなもん辞退もクソもあるかい、あほくさ」と思っていたけれど、ほらやっぱり。興味ないとか良いながら、やってりゃ見るし、見れば面白いし、負ければ悔しくて、辞退するな!と言いたくなる(笑)。
日本チームもそれなりに数字を残した人が集まって(あ、藤本)いるのだけど、やっぱり非力な感じは否めない。もちろん力で戦ってもかなわないのだから、あちこちスキを衝かなきゃいけないのは事実だろうけど、それにしても表があってのウラであり、強打があっての小技なのだから、もうちょっと威圧感のある打者がいて欲しかった。でも一所懸命頑張っていたので許す(笑)。村田がファールフライ捕ったプレーすごかった。
内海にしても涌井にしても立派な投球だった。NPBで通用する選手はMLBでも通用するんだなと改めて思った。
今回のMLBチームは、試合にかなり集中していて、負けられないという気持ちが前面に出ているので見ていて楽しいね。そんな気分にさせたのはやっぱりWBCで優勝したというのもあるんだろうね。藤川はじめあの時のメンバーは今回あまり参加していないけれど、NPBの方にもWBC優勝国というプライドを感じる。
で、話はタイガースへ。藤川が秋季キャンプに合流して、背中で若手を引っ張っていくんだそうだ。それは、WBCで藤川がイチローや松坂から刺激を受けた時のことを意識しながらやっているんだそうだ。これは良い話だね。
つまりは「伝統」ということだと思う。言葉にしてしまうと、古めかしくて、堅苦しいイメージになってしまうが、伝統というのは一人の人間の気持ちがまず周囲に伝わって、その気持ちが大切にされて、さらに次の世代にもその次の世代にも大切にされ続けることなのだと思う。WBCの中で、藤川が感じ取ったものとは、日本プロ野球が「アメリカ、メジャーなにするものぞ」という気概をもって進歩させてきた気迫だったのだろうと思う。その気持ちは偉大な先人によって生み出され、ON他数多くのスターたちの手を経て、今なお生きている。
シーズン中盤、玉置が一軍に昇格した時があった。結局この時、登板機会はなかったのだが、降格直後、二軍戦の中継でマウンドに立つ玉置を見て笑ってしまった。投球前の動作、肩をゆすったり、大きく呼吸をしたり、藤川にそっくりなのだ。よっぽどブルペンで見た先輩が格好良くて、憧れて、なんでも良いから真似したかったんだと思う。
チームにはチームの伝統がある。チームカラーとも言えるし、そのチームが持っている「これだけは負けない」という意地のようなものでもある。その気持ちが伝わるから伝統として生き続ける。西武ライオンズや、広島カープの伝統といえばすぐにピンとくるようなカタチがあるようにね。
タイガースという球団には古い歴史があり、かつては伝統と言える気持ちの繋がりがあった。それを切ったのは電鉄の経営陣の一部だった。「給料を上げなきゃいけないから、優勝しなくて良い。2位で良い」この考えが伝統を寸断し、チームを壊した。考えようによっては、現在のジャイアンツの苦境も、フロントによって伝統をぶった切られたことが最大の原因かも知れない。
現在、タイガースには新しい伝統が生まれ始めている。広島カープの亜流とも言えるが、そこに「分断期」を経てさらに強固になった「ファンの伝統」が融合し、異質の物になりつつある。そして「日本代表」藤川球児が別の要素を注入してくれるのかも知れない。こういう気持ちは大切にしていきたいと思う。
岡田監督が投手陣にやらせてみたこの連携プレー練習って、バスケの「四角パス」なんじゃないかな(ここに四角パスのアニメ解説あり)。だとすると確かに投手のベースカバーや走りながらのトスやキャッチ、止まっている人から走っている人へのトスなど、効率よく練習できる。ナイス・アイディア!ぐだぐだになってしまったようだが、投手陣これくらいビシッと決めろ!
日米野球第1戦。そういえば前日の対G戦は「日米野球」に数えてもらえないんだね。当然といえば当然だけど、昔は「全日本」と「巨人軍」が同格扱いだったからなぁ、今思うとあれは異常だったよなぁ。
始まる前は、「こんなもん辞退もクソもあるかい、あほくさ」と思っていたけれど、ほらやっぱり。興味ないとか良いながら、やってりゃ見るし、見れば面白いし、負ければ悔しくて、辞退するな!と言いたくなる(笑)。
日本チームもそれなりに数字を残した人が集まって(あ、藤本)いるのだけど、やっぱり非力な感じは否めない。もちろん力で戦ってもかなわないのだから、あちこちスキを衝かなきゃいけないのは事実だろうけど、それにしても表があってのウラであり、強打があっての小技なのだから、もうちょっと威圧感のある打者がいて欲しかった。でも一所懸命頑張っていたので許す(笑)。村田がファールフライ捕ったプレーすごかった。
内海にしても涌井にしても立派な投球だった。NPBで通用する選手はMLBでも通用するんだなと改めて思った。
今回のMLBチームは、試合にかなり集中していて、負けられないという気持ちが前面に出ているので見ていて楽しいね。そんな気分にさせたのはやっぱりWBCで優勝したというのもあるんだろうね。藤川はじめあの時のメンバーは今回あまり参加していないけれど、NPBの方にもWBC優勝国というプライドを感じる。
で、話はタイガースへ。藤川が秋季キャンプに合流して、背中で若手を引っ張っていくんだそうだ。それは、WBCで藤川がイチローや松坂から刺激を受けた時のことを意識しながらやっているんだそうだ。これは良い話だね。
つまりは「伝統」ということだと思う。言葉にしてしまうと、古めかしくて、堅苦しいイメージになってしまうが、伝統というのは一人の人間の気持ちがまず周囲に伝わって、その気持ちが大切にされて、さらに次の世代にもその次の世代にも大切にされ続けることなのだと思う。WBCの中で、藤川が感じ取ったものとは、日本プロ野球が「アメリカ、メジャーなにするものぞ」という気概をもって進歩させてきた気迫だったのだろうと思う。その気持ちは偉大な先人によって生み出され、ON他数多くのスターたちの手を経て、今なお生きている。
シーズン中盤、玉置が一軍に昇格した時があった。結局この時、登板機会はなかったのだが、降格直後、二軍戦の中継でマウンドに立つ玉置を見て笑ってしまった。投球前の動作、肩をゆすったり、大きく呼吸をしたり、藤川にそっくりなのだ。よっぽどブルペンで見た先輩が格好良くて、憧れて、なんでも良いから真似したかったんだと思う。
チームにはチームの伝統がある。チームカラーとも言えるし、そのチームが持っている「これだけは負けない」という意地のようなものでもある。その気持ちが伝わるから伝統として生き続ける。西武ライオンズや、広島カープの伝統といえばすぐにピンとくるようなカタチがあるようにね。
タイガースという球団には古い歴史があり、かつては伝統と言える気持ちの繋がりがあった。それを切ったのは電鉄の経営陣の一部だった。「給料を上げなきゃいけないから、優勝しなくて良い。2位で良い」この考えが伝統を寸断し、チームを壊した。考えようによっては、現在のジャイアンツの苦境も、フロントによって伝統をぶった切られたことが最大の原因かも知れない。
現在、タイガースには新しい伝統が生まれ始めている。広島カープの亜流とも言えるが、そこに「分断期」を経てさらに強固になった「ファンの伝統」が融合し、異質の物になりつつある。そして「日本代表」藤川球児が別の要素を注入してくれるのかも知れない。こういう気持ちは大切にしていきたいと思う。