2006.12.22 Friday
あれっ?「祝」…えーと…えっ?あれっ?…(笑)
育成選手を使って、もう一つファームチームを作って、奇数になっているイースタン・リーグでうまいこと試合を組もうという話。
話の中身はけっこうなこと。だけど、スジが悪い。イースタンとウェスタンで6・6だったのが、合併→新設の流れのなかで7・5になってしまった。この部分をどうにかしようという動きはないわけね。まあ、それは良いとして。なんで、「GとMが中心」となって、「イースタン」で、しかも「遠いイーグルスは放っておいて」という話になっちゃうのか。12球団全体でどうしようとかっていう気運にならないのが不思議というか、不思議じゃないのが腹立つというか…。
クライマックス・シリーズ(CS)の詳細がセパで合意。
では、07のシーズン(フィクション)を例に説明しよう。
レギュラーシーズン。セ・リーグは予想外の大混戦になった。9月を迎えても、4球団に優勝のチャンスが残る大激戦、結局終盤の驚異的な強さでタイガースが抜け出し2年ぶりのセ・リーグ優勝を決める。やっぱり激戦の末の優勝は格別だ。岡田監督が宙に舞い、狂乱のビールかけ。泣き笑いの選手たち。何回やっても優勝は良いもんだ!
迎えたセ・リーグ最終戦。CS進出争い、順位争いは、もつれにもつれ、2位〜4位がこの日決まる。2位になれば、CS第1ステージの主催権が得られる。3試合のうち2試合勝てば第2ステージに進めるという短期決戦だけに、是が非でも地元の声援の中でやりたい。もちろん、営業面を考えてもその差はデカい。おあつらえ向きの大激戦に報道も過熱、TVは二元中継で盛り上がる。勝負の行方は…。
さて、いよいよセ界初のプレーオフ、最終戦の死闘の末、2位を確保したドラゴンズが、これまたなんとかギリギリで3位に滑り込んだジャイアンツをナゴヤドームに迎えて行われた。3戦目までもつれたが、ドラゴンズが悲願の日本一への望みを繋ぎ、神戸(スカイマーク)に乗り込むことになった。
いよいよ、日本シリーズ進出を賭けたファイナルだ。5試合制、先に3つ勝てば良い。06季、パで採用された1勝のアドバンテージはないが、全試合ここ神戸で行われる(というより「名古屋で行われない」)のはタイガースにとっては大きなアドバンテージだ。ただ、改修のために甲子園が使えないのは本当に痛い。それは、電卓を叩いては動員数の違いを恨む営業部も同じことだ。
なにはともあれ、セ界初プレーオフは、今その名の通りクライマックスを迎える。セ・リーグ優勝の意地に賭けて、ここ地元で負けるワケにいかない。ここでドラゴンズを倒すことを目標に掲げてやってきた1年なのだから。がんばれタイガース!今年こそ日本一、アジア一だ!
…………
どうだろう、なかなか面白そうじゃない?
もちろん「シーズン2位どころか、3位のチームが日本シリーズだなんて…」という意見もわかる。だが、地元ファンの前で「二度目の歓喜」を見せられないようなチャンピオンチームなら諦めるしかないし、そこを勝ち上がった下位チームを褒めようという気にもなろうというもの。
アドバンテージも良いけれど、こんなオモロい見せ物を1試合減らすこともあるまい。またリーグ優勝の価値を低くしないためにもね。今までだって、リーグ優勝こそが「優勝」で、日本一は、「さらにその上の(ついでの)優勝」だったんだから。今まで通りリーグ優勝を大切にするという意味でも、「リーグ優勝=プレーオフの1勝」にしない方が良いと私は思う。
やる方の選手たちはどうだろうね。たぶん、こういう大きな注目を浴びるビッグマッチは大歓迎なんじゃないかな。「見る者」と「やる者」、そのどちらもが「これは面白れえええっ!」って感じなら、きっと上手くいくと思う。それは「やらせる者」のそろばん勘定とは関係なしに。
ただ、この方法はいかにも「くどい」。理想は3リーグ制(または3ディヴィジョン×1リーグ制)や、2ディヴィジョン×2リーグ制だとは思う。
育成選手を使って、もう一つファームチームを作って、奇数になっているイースタン・リーグでうまいこと試合を組もうという話。
話の中身はけっこうなこと。だけど、スジが悪い。イースタンとウェスタンで6・6だったのが、合併→新設の流れのなかで7・5になってしまった。この部分をどうにかしようという動きはないわけね。まあ、それは良いとして。なんで、「GとMが中心」となって、「イースタン」で、しかも「遠いイーグルスは放っておいて」という話になっちゃうのか。12球団全体でどうしようとかっていう気運にならないのが不思議というか、不思議じゃないのが腹立つというか…。
クライマックス・シリーズ(CS)の詳細がセパで合意。
では、07のシーズン(フィクション)を例に説明しよう。
レギュラーシーズン。セ・リーグは予想外の大混戦になった。9月を迎えても、4球団に優勝のチャンスが残る大激戦、結局終盤の驚異的な強さでタイガースが抜け出し2年ぶりのセ・リーグ優勝を決める。やっぱり激戦の末の優勝は格別だ。岡田監督が宙に舞い、狂乱のビールかけ。泣き笑いの選手たち。何回やっても優勝は良いもんだ!
迎えたセ・リーグ最終戦。CS進出争い、順位争いは、もつれにもつれ、2位〜4位がこの日決まる。2位になれば、CS第1ステージの主催権が得られる。3試合のうち2試合勝てば第2ステージに進めるという短期決戦だけに、是が非でも地元の声援の中でやりたい。もちろん、営業面を考えてもその差はデカい。おあつらえ向きの大激戦に報道も過熱、TVは二元中継で盛り上がる。勝負の行方は…。
さて、いよいよセ界初のプレーオフ、最終戦の死闘の末、2位を確保したドラゴンズが、これまたなんとかギリギリで3位に滑り込んだジャイアンツをナゴヤドームに迎えて行われた。3戦目までもつれたが、ドラゴンズが悲願の日本一への望みを繋ぎ、神戸(スカイマーク)に乗り込むことになった。
いよいよ、日本シリーズ進出を賭けたファイナルだ。5試合制、先に3つ勝てば良い。06季、パで採用された1勝のアドバンテージはないが、全試合ここ神戸で行われる(というより「名古屋で行われない」)のはタイガースにとっては大きなアドバンテージだ。ただ、改修のために甲子園が使えないのは本当に痛い。それは、電卓を叩いては動員数の違いを恨む営業部も同じことだ。
なにはともあれ、セ界初プレーオフは、今その名の通りクライマックスを迎える。セ・リーグ優勝の意地に賭けて、ここ地元で負けるワケにいかない。ここでドラゴンズを倒すことを目標に掲げてやってきた1年なのだから。がんばれタイガース!今年こそ日本一、アジア一だ!
…………
どうだろう、なかなか面白そうじゃない?
もちろん「シーズン2位どころか、3位のチームが日本シリーズだなんて…」という意見もわかる。だが、地元ファンの前で「二度目の歓喜」を見せられないようなチャンピオンチームなら諦めるしかないし、そこを勝ち上がった下位チームを褒めようという気にもなろうというもの。
アドバンテージも良いけれど、こんなオモロい見せ物を1試合減らすこともあるまい。またリーグ優勝の価値を低くしないためにもね。今までだって、リーグ優勝こそが「優勝」で、日本一は、「さらにその上の(ついでの)優勝」だったんだから。今まで通りリーグ優勝を大切にするという意味でも、「リーグ優勝=プレーオフの1勝」にしない方が良いと私は思う。
やる方の選手たちはどうだろうね。たぶん、こういう大きな注目を浴びるビッグマッチは大歓迎なんじゃないかな。「見る者」と「やる者」、そのどちらもが「これは面白れえええっ!」って感じなら、きっと上手くいくと思う。それは「やらせる者」のそろばん勘定とは関係なしに。
ただ、この方法はいかにも「くどい」。理想は3リーグ制(または3ディヴィジョン×1リーグ制)や、2ディヴィジョン×2リーグ制だとは思う。