2007.02.18 Sunday
オフからオーバースローに取り組んでいた桟原は、先日練習試合で打たれてから、またスリークォーターに戻していたが、調整が振り出しに戻った感は否めない。変にパニックにならずにじっくり時間をかけた方が良いかもね。
すっと良かった筒井が四死球連発で崩れた。不運な守備もあったが、前回までのような開き直りが影を潜め、守りに入ったかのような精神状態が見て取れた。最終的に自分で決着を付けられるようになっただけ進歩してるんだから、あまり結果を気にしないで、もっと強く腕を振って攻めまくらないとね。信頼失墜なんて考えないで、ガンガン行くべき。もとからまだ信頼なんていうレベルにないんだから。
精神面の強さを感じたのは二番手の小嶋。小嶋の場合は、強靱な足腰があってこそ実現できる、投球フォームの静かさ、ゆっくりしたリズムと同様、精神面を静かに保つのが上手いんじゃないだろうか。それはきっと黙々と走り込んだこと、辛抱強く鍛錬を積んだことで得た強さのように感じる。そういうことって「新人だから」「若いから」とは関係なく身に付くものだから。
さすがに制球自体はバラツキも目立った。それでもここという時、ずっと練習しているという右打者の膝元インローへの直球はズバッと決まる。そこまでゆっくり動かせるものかな、と思うくらいゆっくりとした足の上げ下げから、上体がしなって肩がまわってヒジがやっと伸びてくる。ただでさえそのピュッと来る直球にタイミングを合わせるのが難しいのに、そこに同じタイミングで100km/h台のカーブが来たりするもんだから、打者はゆっくり待ったり、素速く合わせに行ったり、またしてもゆっくり待たなきゃいけなくなったりで、頭が混乱することだろう。
やっぱり使いたいね、この投手は。壊さないよう、疲れさせないよう活用したい。
精神面の話で言えば、江草にも見習うべき点は多々あると思う。先発して3回をゼロ。内容も江草らしく、なぜか凡打の山が出来ている、そんなテンポの良いものだった。
実に何も考えてなさそうな投球。実際は少しは考えているのだろうが、まったくそうは見えない(笑)。高く浮こうが、逆に行こうが、まあ「だいたい」。投げてみないとどこに行くかわからないけど、投げてしまったもんはもうどうしようもない、えへっ…てな感じ(笑)。何を悔やむでもなく、何を気にするでもなく、ポンポンと放る。不思議なもんで、それをやられると打者の方が、勝手にいろいろと考えてしまって、勝手に見逃したり、勝手に打ち損じてくれる…時もある(笑)。いや実際、そういう時って多いように思うのだ。これもひとつの精神面の強さだと言える。見習うべきと書いたものの、なかなか誰もが見習えるというものでもない。極めて精巧な偶然の上に成立する投球、それが江草の持ち味なのかもね(笑)。
すっと良かった筒井が四死球連発で崩れた。不運な守備もあったが、前回までのような開き直りが影を潜め、守りに入ったかのような精神状態が見て取れた。最終的に自分で決着を付けられるようになっただけ進歩してるんだから、あまり結果を気にしないで、もっと強く腕を振って攻めまくらないとね。信頼失墜なんて考えないで、ガンガン行くべき。もとからまだ信頼なんていうレベルにないんだから。
精神面の強さを感じたのは二番手の小嶋。小嶋の場合は、強靱な足腰があってこそ実現できる、投球フォームの静かさ、ゆっくりしたリズムと同様、精神面を静かに保つのが上手いんじゃないだろうか。それはきっと黙々と走り込んだこと、辛抱強く鍛錬を積んだことで得た強さのように感じる。そういうことって「新人だから」「若いから」とは関係なく身に付くものだから。
さすがに制球自体はバラツキも目立った。それでもここという時、ずっと練習しているという右打者の膝元インローへの直球はズバッと決まる。そこまでゆっくり動かせるものかな、と思うくらいゆっくりとした足の上げ下げから、上体がしなって肩がまわってヒジがやっと伸びてくる。ただでさえそのピュッと来る直球にタイミングを合わせるのが難しいのに、そこに同じタイミングで100km/h台のカーブが来たりするもんだから、打者はゆっくり待ったり、素速く合わせに行ったり、またしてもゆっくり待たなきゃいけなくなったりで、頭が混乱することだろう。
やっぱり使いたいね、この投手は。壊さないよう、疲れさせないよう活用したい。
精神面の話で言えば、江草にも見習うべき点は多々あると思う。先発して3回をゼロ。内容も江草らしく、なぜか凡打の山が出来ている、そんなテンポの良いものだった。
実に何も考えてなさそうな投球。実際は少しは考えているのだろうが、まったくそうは見えない(笑)。高く浮こうが、逆に行こうが、まあ「だいたい」。投げてみないとどこに行くかわからないけど、投げてしまったもんはもうどうしようもない、えへっ…てな感じ(笑)。何を悔やむでもなく、何を気にするでもなく、ポンポンと放る。不思議なもんで、それをやられると打者の方が、勝手にいろいろと考えてしまって、勝手に見逃したり、勝手に打ち損じてくれる…時もある(笑)。いや実際、そういう時って多いように思うのだ。これもひとつの精神面の強さだと言える。見習うべきと書いたものの、なかなか誰もが見習えるというものでもない。極めて精巧な偶然の上に成立する投球、それが江草の持ち味なのかもね(笑)。