2007.03.12 Monday
・太陽、立ち上がり球が浮いて連打、3失点。評価下げ止まらずブルペン6番手あたりまで下降。
・桟原が去年の好調時と同じ状態で上がってきた。2回ぴしゃり。
・藤川、ダーウィン順調。
・攻撃では見るべきものなし。濱中復調は予定通り。
・赤松走塁でポカ(投ゴロで飛び出し)。なかなか信頼性を向上できないねぇ。
・それより二軍戦で小嶋と杉山が文句なしだったようで、これは大きい。
--
【ドラフト改革議論 メモ】
・希望枠は制度矛盾。タテマエは契約金、年俸に上限ありで、選手が行きたい球団を選ぶということだが、実質はお金の上限はウラで破られているというのは関係者の発言で明確。さらに選ぶ基準にしても、早くから周囲に(額はともかく)金品を渡すなど「誠意」次第であったり、そうでなくとも「条件オークション」(お金だけでなく、ポスティングの可否、将来指導者としての待遇、起用方法なども含めて)になっている。
・ドラフト改革の最優先課題は「不正防止」になった。「金に汚い」というイメージがあって良いスポーツなどない。これは「優秀なアスリートが相応の報酬を得るのは当然」という議論とはまったく無関係で、競技人口を減らさないため、ビジネスとしての市場規模を減らさないため、つまり「人気商売」として大衆の不信任は排除しなければならないということ。まずその認識を全球団が共有できないのなら、改革は無理。
・「希望枠廃止」の言葉だけにだまされてはいけない。
・不正することが非常にリスキーであり、さらに不正しても何の得がないという制度を作らない限り、不正続発はあらたまらない。監視強化、厳罰化、そしてホンネの部分をウラでなく表で処理できる仕組み。
・「自由競争」の主旨は、(1)球団間の競争や企業努力による活性化、(2)低きに合わせることによる全体の沈滞、(3)MLBも選択肢に入る時代への対応、など。ただし完全な自由競争を導入するためには、自由競争を行うためのフェアな競争場所が必要であり、新規参入が事実上困難で、経営権の売買の障害が高すぎる、現在の12球団に限った中では、本当の自由競争は無理。またMLBへの新人流出については「仮想敵MLB」の分析を冷静に行う必要がある。
制限的自由競争(つまり現行の希望枠など)については、不正防止をクリアすれば、一概に排除すべきものではない。
・「完全ウェーバー」のメリット、デメリットは省略。当然のごとくセットになるFA期間短縮と、「完全」によるデメリットを補完する、数多くの「工夫」の優劣を検討することが予想される。現状、閉じた12球団で新人を分配する限り、ドラフト制度そのものを否定することは乱暴にすぎると思われる。しかし、選手権利を過剰に制限することは、NPBに所属しないでMLB入りするトップ選手を生む可能性もある。そりゃそれでいいじゃんという考え方もある(笑)。
・客を増やすためには、まず客を減らさないこと。嫌気がさすことをしないこと。「日本プロ野球には大志がない、理想がない」と、不祥事や事件がうやむやなになるたびに、その競技の内容や、選手のパフォーマンスと関係ないところで、多くの客が他のスポーツや娯楽へと離れていったことを忘れるな。
・桟原が去年の好調時と同じ状態で上がってきた。2回ぴしゃり。
・藤川、ダーウィン順調。
・攻撃では見るべきものなし。濱中復調は予定通り。
・赤松走塁でポカ(投ゴロで飛び出し)。なかなか信頼性を向上できないねぇ。
・それより二軍戦で小嶋と杉山が文句なしだったようで、これは大きい。
--
【ドラフト改革議論 メモ】
・希望枠は制度矛盾。タテマエは契約金、年俸に上限ありで、選手が行きたい球団を選ぶということだが、実質はお金の上限はウラで破られているというのは関係者の発言で明確。さらに選ぶ基準にしても、早くから周囲に(額はともかく)金品を渡すなど「誠意」次第であったり、そうでなくとも「条件オークション」(お金だけでなく、ポスティングの可否、将来指導者としての待遇、起用方法なども含めて)になっている。
・ドラフト改革の最優先課題は「不正防止」になった。「金に汚い」というイメージがあって良いスポーツなどない。これは「優秀なアスリートが相応の報酬を得るのは当然」という議論とはまったく無関係で、競技人口を減らさないため、ビジネスとしての市場規模を減らさないため、つまり「人気商売」として大衆の不信任は排除しなければならないということ。まずその認識を全球団が共有できないのなら、改革は無理。
・「希望枠廃止」の言葉だけにだまされてはいけない。
・不正することが非常にリスキーであり、さらに不正しても何の得がないという制度を作らない限り、不正続発はあらたまらない。監視強化、厳罰化、そしてホンネの部分をウラでなく表で処理できる仕組み。
・「自由競争」の主旨は、(1)球団間の競争や企業努力による活性化、(2)低きに合わせることによる全体の沈滞、(3)MLBも選択肢に入る時代への対応、など。ただし完全な自由競争を導入するためには、自由競争を行うためのフェアな競争場所が必要であり、新規参入が事実上困難で、経営権の売買の障害が高すぎる、現在の12球団に限った中では、本当の自由競争は無理。またMLBへの新人流出については「仮想敵MLB」の分析を冷静に行う必要がある。
制限的自由競争(つまり現行の希望枠など)については、不正防止をクリアすれば、一概に排除すべきものではない。
・「完全ウェーバー」のメリット、デメリットは省略。当然のごとくセットになるFA期間短縮と、「完全」によるデメリットを補完する、数多くの「工夫」の優劣を検討することが予想される。現状、閉じた12球団で新人を分配する限り、ドラフト制度そのものを否定することは乱暴にすぎると思われる。しかし、選手権利を過剰に制限することは、NPBに所属しないでMLB入りするトップ選手を生む可能性もある。そりゃそれでいいじゃんという考え方もある(笑)。
・客を増やすためには、まず客を減らさないこと。嫌気がさすことをしないこと。「日本プロ野球には大志がない、理想がない」と、不祥事や事件がうやむやなになるたびに、その競技の内容や、選手のパフォーマンスと関係ないところで、多くの客が他のスポーツや娯楽へと離れていったことを忘れるな。