自称阪神タイガース評論家（跡地）

中堅どころの快打連発で気持ちよく勝利…とも言えないんだよなぁ…。相手のメンバーは、ほとんど主力を帯同させていない。もう３月も半ばという時期ではあるが寒が戻った地方遠征で、双方同じようにベテランを連れて行かなかった。特にＤの方は徹底したものだった。
まあ今回のはオープン戦だからどうということはないのだけれど、概して落合監督という人は、負けても悔しくないという顔を作り、たとえこっちが勝っても嬉しくないように事をしむける、いわば「嫌がらせの天才」だと思う。「勝負は相手の嫌がることをしろ」という鉄則があるから、これは褒められるべきことなんだろうけど、「友達いるんかいな…」と悪態の一つもつきたくなる（笑）。またうちの大将が、それと正反対のお人好しと来てるからなぁ（笑）。勝った時は大喜びして、負けた時は涙を流さんばかりに悔しがる人の方が可愛らしいじゃない、人間として。監督としてはダメなんだろうけど（笑）。
今年も、数々の「嫌がらせ」を受けてムカムカしながら、でも監督としては有能なんだよなあと思わされる日々がやってくる。ま、覚悟を決めるしかないね（笑）。

それと、「たとえオープン戦とはいえ、こう負け続けると…」といいながら、飛車角金銀落ちのＤ相手に勝っても「勝ったといったって、オープン戦は本番とは違うので…」ってどっちやねん（笑）。でもこれが素直なファン心理というものだよね。

もう一つ微妙なのが「タイガースバブルの崩壊」。shuさんの話では、タイガース戦チケットの売れ行きが全般的に芳しくないという。確かにヤフオクあたりの動きを見ていても、なんとなく鈍いのかなぁと思う。
バブル崩壊と言ってしまうと、やや言葉が悪いね。０３年の優勝は１８年ぶりなので、そりゃ舞い上がっちゃってバブル景気もやってくる。２年後にまた優勝となれば、盛り上がりはあっても「加熱」はなくなる。翌年２位とくると、こりゃどうやら本当に強いチームなったんかい…となる。つまり「強いタイガース」の一瞬のきらめきを逃してなるものかという、渇望した需要がなくなって、すっかり潤い成分がお肌の隅々までいきわたっちゃったって感じ（笑）。これはある意味とても平和的であり、一方でなんというか非常に危険な香りがする。タイガースファンたるもの、そんなに「のほほん」としていて良いはずがない。いや、ありがたいけど、そんな馬鹿な、いや…みたいな（笑）。
でも、人気はあって欲しいんだ。タイガースの試合はいつも満員だってのが、どんなにファンにとっても誇らしいことか。選手たちだってそうだろう。
でもでも、けしからん商売には崩壊して欲しい。春先のチケット一斉発売や、ネットオークションでの高値転売なんていうものには天罰が下ったら良いと思っちゃう。微妙だよね（笑）。