2007.03.16 Friday
中学生の頃から、巻き込まれたくもないドロドロの世界に組み込まれてしまったからだろうかね。こういう情にまっすぐ訴えかけてくるような映像って怖いよね。もうそれであらかたことの善悪、ストーリーの方向性を決めてしまうのだから。「アマチュア精神を汚した罪は重い」みたいな、「つくりもん」の話に与するべきではない。
一方で、過去にあったこともすべて暴露せよ!てな方向性には反対。それをやっちゃったら、野球死んじゃうから。何度も言うようだが、なぜ渡すのか、なぜもらうのか、その腐敗構造を「改める」ことを目的としなければ意味がない。「損得」の価値観を変えないと繰り返しだということ。
3/15静岡草薙E戦。赤星の打撃が日を経るにつれ、去年と同じように「近すぎるインパクト」「出てこないヘッド」「回らない上体」になってきちゃった。今年キャンプでずっと力強く、前で裁くということをやってきたはずなのに上手くいかないね。そう簡単に思った通りになれば苦労はしないけど、ちょっとガッカリだったなぁ。ここしばらく本体から離れ、個別練習をしていたというから、そういう目で見ていたというのもあるのだけれど。もう、一塁側ダグアウトを直撃するくらいのイメージで合わせて、もし泳いでしまったら、その時はその時って感じで振って欲しい。泳いで打つ方が内野安打も増えるだろうに。
それでもセンターは赤星。たとえ打撃の貢献が低くても、他の者を守らせたら明らかに失点が増えるよ。だからこそ、そう気負わずに気楽に、適当に引っかけ打ちして欲しいのだ。
先発ボーグルソンは、まああんなもんかいなぁ。まだ武器となるべき直球の威力がたいしたことない。荒れ球のようで、ストライクを取りに行くと割と良いところに決まる。かと思うと勝負球がぴっくりするくらい甘い高さに行ったりもする。信頼度は低いなぁ、今のところ。走者を出せば、タダで走られていたし。うーん…。
能見がちょっと制球に苦しむ場面があったけれど、「今年の能見」はキープできている。もう競争よりも、公式戦登板に万全のコンディションを考えていく時期だからね、頼むよ。
どうやら勝利パターンは、橋本・ウィリアムス・藤川が中心になりそうなくらい、ハシケン良い感じ。直球に自信がついたようで、強気のマウンドがデカい体がなおデカく見える。となると久保田は「空気変える役」からスタートか。もうちょっと怒りのパワーを溜めておいてもらおうか。
勝ち越しのチャンスで代打登場の桧山。今季も左代打の切り札として良いところで使われるだろう。ちょっとタイミングが早く、また風にも流されて大ファールになってしまったが、打席の中で「この1球」を作って、仕留めるという雰囲気が出てきた。結果四球を選んだが、これも見極めの難しい低めのいっぱいの変化球に、タイミング合わせながらしっかり見切っていた。良い打席だった。
鳥谷が右肩に死球を受け、もんどり打っていたが、その後の様子から大事なさそうで一安心。代わりに入っていた秀太が、2本の勝ち越し打。7回勝ち越しタイムリーの後はヘッドスライディングで二盗を決め、9回初球まっすぐ一本狙い打ちのフルスイングは糸を引くようなライナーでライト芝生席へ決勝HR。会心の笑顔を見せた。
今岡復調となれば、藤本か関本がベンチにまわる。またそろそろベンチに若い世代の選手を置いていきたいという万人共通の願いもある。野口同様、今年秀太に一軍の枠があるかは微妙な情勢だ。しかしチャンスを与えてもなかなかハツラツとしたところを見せない若手を尻目に、少ない出場でビックリするような仕事をして見せた。
レギュラーを掴みかけた時期もあった生え抜き。意地で持っているというのは見ていればわかる。その意地がまだまだ強くあることを確認できて嬉しかった。
一方で、過去にあったこともすべて暴露せよ!てな方向性には反対。それをやっちゃったら、野球死んじゃうから。何度も言うようだが、なぜ渡すのか、なぜもらうのか、その腐敗構造を「改める」ことを目的としなければ意味がない。「損得」の価値観を変えないと繰り返しだということ。
3/15静岡草薙E戦。赤星の打撃が日を経るにつれ、去年と同じように「近すぎるインパクト」「出てこないヘッド」「回らない上体」になってきちゃった。今年キャンプでずっと力強く、前で裁くということをやってきたはずなのに上手くいかないね。そう簡単に思った通りになれば苦労はしないけど、ちょっとガッカリだったなぁ。ここしばらく本体から離れ、個別練習をしていたというから、そういう目で見ていたというのもあるのだけれど。もう、一塁側ダグアウトを直撃するくらいのイメージで合わせて、もし泳いでしまったら、その時はその時って感じで振って欲しい。泳いで打つ方が内野安打も増えるだろうに。
それでもセンターは赤星。たとえ打撃の貢献が低くても、他の者を守らせたら明らかに失点が増えるよ。だからこそ、そう気負わずに気楽に、適当に引っかけ打ちして欲しいのだ。
先発ボーグルソンは、まああんなもんかいなぁ。まだ武器となるべき直球の威力がたいしたことない。荒れ球のようで、ストライクを取りに行くと割と良いところに決まる。かと思うと勝負球がぴっくりするくらい甘い高さに行ったりもする。信頼度は低いなぁ、今のところ。走者を出せば、タダで走られていたし。うーん…。
能見がちょっと制球に苦しむ場面があったけれど、「今年の能見」はキープできている。もう競争よりも、公式戦登板に万全のコンディションを考えていく時期だからね、頼むよ。
どうやら勝利パターンは、橋本・ウィリアムス・藤川が中心になりそうなくらい、ハシケン良い感じ。直球に自信がついたようで、強気のマウンドがデカい体がなおデカく見える。となると久保田は「空気変える役」からスタートか。もうちょっと怒りのパワーを溜めておいてもらおうか。
勝ち越しのチャンスで代打登場の桧山。今季も左代打の切り札として良いところで使われるだろう。ちょっとタイミングが早く、また風にも流されて大ファールになってしまったが、打席の中で「この1球」を作って、仕留めるという雰囲気が出てきた。結果四球を選んだが、これも見極めの難しい低めのいっぱいの変化球に、タイミング合わせながらしっかり見切っていた。良い打席だった。
鳥谷が右肩に死球を受け、もんどり打っていたが、その後の様子から大事なさそうで一安心。代わりに入っていた秀太が、2本の勝ち越し打。7回勝ち越しタイムリーの後はヘッドスライディングで二盗を決め、9回初球まっすぐ一本狙い打ちのフルスイングは糸を引くようなライナーでライト芝生席へ決勝HR。会心の笑顔を見せた。
今岡復調となれば、藤本か関本がベンチにまわる。またそろそろベンチに若い世代の選手を置いていきたいという万人共通の願いもある。野口同様、今年秀太に一軍の枠があるかは微妙な情勢だ。しかしチャンスを与えてもなかなかハツラツとしたところを見せない若手を尻目に、少ない出場でビックリするような仕事をして見せた。
レギュラーを掴みかけた時期もあった生え抜き。意地で持っているというのは見ていればわかる。その意地がまだまだ強くあることを確認できて嬉しかった。