2007.05.18 Friday
腕っ節の筋肉は多少衰えたかも知れないけど、その代わりに身につけた巧さでチームを引っ張っている。
東京ドームで達成できて良かったよね。もちろんこれからのFの選手たちは、「札幌ドームで達成して良かった」と言われるような記録を作って行って欲しい。
タイガースは9連敗4連勝3連敗。+1/BG18。6位から巻き上げて4位に貢ぐ。どうやっても5位にしかなれないやんか!(笑)
つらいペナントレース雑感
・むちゃくちゃムシャクシャするが、久しぶりに明るい顔をしているカープファンやベイファンの顔を見ていると、ああオレさえ我慢すれば良いんだ、オレならしばらく幸福感を味わったし…と思ってしまう。彼らよりよっぽど長きに渡り苦悩していたことを忘れている。
・負けてる時にやるマーチは、沢田研二の「六番目の憂鬱」のイントロに似ている。ヒッティングマーチ管理委員会のサイトにも出ていないが、なんなのだろうあれは。
・あのマーチは、相手を不安に追い込もうという狙いの不気味な旋律なのだろうが、こっちが不安に追い込まれている。
・しかしヒッティングマーチ管理委員会に出ているビハインドテーマもさらにヒドイ。聞いた記憶がないけど。
で、試合の方は、ちょっとは良い所もあったと思うよ。ボーグルソンは自分なりの投球をしている。そりゃもっとすごいものを求めたくもなる気持ちもわかるが、十分投げたと思う。
金本がタイムリーとソロHRで火を点けるかと思ったが、前日びしょぬれになった導火線はそう簡単じゃなかったね。
それでも最後の反撃は見所があった。永川が8回表二死鳥谷のところから出て来る。ブラウン監督としては、鳥谷に「事故の一発」を食らわぬよう、直球とフォークで確実に三振を取る狙いだったのだろう。私も膝元のフォークを振り、直球に振り遅れる鳥谷の姿を容易に想像できた。ところが鳥谷が良く粘った。低めのフォークを見極め、直球に食らいつく。グイグイ押し込まれながらファールファールで、ついに11球目の直球が高く外れて四球。先日藤川がG矢野に粘られて9回に逆転を許したが、同じようにこういう姿勢が大事なんだよな。この回はさらに関本が右前ヒットでチャンスを拡大したが、シーツに積極性なく三振で終了。永川はクイックになっていないので、鳥谷には走ってもらいたかった。
鳥谷の粘りが生きるはずの9回ウラ、金本も外の直球に食らいついたがレフトへ低いフライ。永川も苦しい所でよく低めに揃えて来たと思う。金本は雰囲気があったから、少しでも浮いていれば持って行っだろう。
一死から林が右前ヒット。代走赤松が初球を二盗、悠々セーフ。1点ビハインド一死二塁で今岡。しかし右への大きなフライ、赤松は三塁へ。これも悪くはない。もちろん欲しいのはヒット。でも倒れても走者が進める右への打球が望ましい。
二死三塁。フィールド上の全員にプレッシャーがかかる中、最後は途中出場の矢野が三振で終了。ナイスゲームだったろうねぇ、カープファンにとっては…。
良い反撃だったとは思う。ただ最後の今岡、矢野の両ベテランが、両ベテランらしい打席に終わってしまったのが残念なんだよなぁ。どちらも配球を読んで、絞って打っていくタイプなのだが、もうここは一発勝負、打つか打たないかの場面。永川の場合、フォークかまっすぐか決めて打ちに行って欲しかった。もしこの場面、どうしても経験のない若い打者を打席に送ることになったら、そうあの狩野の初安打の場面だったら、誰もがこう思う。「初球まっすぐを思いっきり叩け」。チャンスでの打撃ってそんなもんだ。「チャンスメークは粘り強く、得点圏では思い切り」。どうもこれが逆になっちゃっているように感じた。
東京ドームで達成できて良かったよね。もちろんこれからのFの選手たちは、「札幌ドームで達成して良かった」と言われるような記録を作って行って欲しい。
タイガースは9連敗4連勝3連敗。+1/BG18。6位から巻き上げて4位に貢ぐ。どうやっても5位にしかなれないやんか!(笑)
つらいペナントレース雑感
・むちゃくちゃムシャクシャするが、久しぶりに明るい顔をしているカープファンやベイファンの顔を見ていると、ああオレさえ我慢すれば良いんだ、オレならしばらく幸福感を味わったし…と思ってしまう。彼らよりよっぽど長きに渡り苦悩していたことを忘れている。
・負けてる時にやるマーチは、沢田研二の「六番目の憂鬱」のイントロに似ている。ヒッティングマーチ管理委員会のサイトにも出ていないが、なんなのだろうあれは。
・あのマーチは、相手を不安に追い込もうという狙いの不気味な旋律なのだろうが、こっちが不安に追い込まれている。
・しかしヒッティングマーチ管理委員会に出ているビハインドテーマもさらにヒドイ。聞いた記憶がないけど。
で、試合の方は、ちょっとは良い所もあったと思うよ。ボーグルソンは自分なりの投球をしている。そりゃもっとすごいものを求めたくもなる気持ちもわかるが、十分投げたと思う。
金本がタイムリーとソロHRで火を点けるかと思ったが、前日びしょぬれになった導火線はそう簡単じゃなかったね。
それでも最後の反撃は見所があった。永川が8回表二死鳥谷のところから出て来る。ブラウン監督としては、鳥谷に「事故の一発」を食らわぬよう、直球とフォークで確実に三振を取る狙いだったのだろう。私も膝元のフォークを振り、直球に振り遅れる鳥谷の姿を容易に想像できた。ところが鳥谷が良く粘った。低めのフォークを見極め、直球に食らいつく。グイグイ押し込まれながらファールファールで、ついに11球目の直球が高く外れて四球。先日藤川がG矢野に粘られて9回に逆転を許したが、同じようにこういう姿勢が大事なんだよな。この回はさらに関本が右前ヒットでチャンスを拡大したが、シーツに積極性なく三振で終了。永川はクイックになっていないので、鳥谷には走ってもらいたかった。
鳥谷の粘りが生きるはずの9回ウラ、金本も外の直球に食らいついたがレフトへ低いフライ。永川も苦しい所でよく低めに揃えて来たと思う。金本は雰囲気があったから、少しでも浮いていれば持って行っだろう。
一死から林が右前ヒット。代走赤松が初球を二盗、悠々セーフ。1点ビハインド一死二塁で今岡。しかし右への大きなフライ、赤松は三塁へ。これも悪くはない。もちろん欲しいのはヒット。でも倒れても走者が進める右への打球が望ましい。
二死三塁。フィールド上の全員にプレッシャーがかかる中、最後は途中出場の矢野が三振で終了。ナイスゲームだったろうねぇ、カープファンにとっては…。
良い反撃だったとは思う。ただ最後の今岡、矢野の両ベテランが、両ベテランらしい打席に終わってしまったのが残念なんだよなぁ。どちらも配球を読んで、絞って打っていくタイプなのだが、もうここは一発勝負、打つか打たないかの場面。永川の場合、フォークかまっすぐか決めて打ちに行って欲しかった。もしこの場面、どうしても経験のない若い打者を打席に送ることになったら、そうあの狩野の初安打の場面だったら、誰もがこう思う。「初球まっすぐを思いっきり叩け」。チャンスでの打撃ってそんなもんだ。「チャンスメークは粘り強く、得点圏では思い切り」。どうもこれが逆になっちゃっているように感じた。