2007.05.23 Wednesday
特に情けないのがタイガースだ。ユニもたいがい情けないが、それは今言ってもせんないから言うまい。ただ、二度と有名デザイナーに依頼はするな、お互いのために(笑)。どうしても新しいのを売りたいのなら、復刻版路線に戻すことだ。
それよりも…おまえらは引き立て役か?斬られ役か?お客さんもたくさん連れてきてくれて、なんかそこそこ格があって絵になる選手がいて、正々堂々勝負してくれて、しかもドキドキした試合展開を味わいながら僅差で勝てる。こんな良い相手はないよなぁ。まさか博多の夜の予定が気になっちゃって試合どころじゃなかったなんてことないよなぁ。もし私が選手だったら、福岡だ札幌だ仙台だなんて旅したら、遊びすぎて疲れちゃうだろうな(笑)。
そりゃ杉内が良い投手だってーのは知ってるからさ。いつも対戦しているパの他チームでもめったに打たれない投手を、攻略できるとは思ってなかったけどさ。それにしても1点はなんとかしろよなぁ。
今さらだけど、なんとかできなかったもんか考えてみる。ま、確かにアダムの好返球は1点入って良いプレーだったけど、もうずーっとやられっぱなしの投手なんだから、もうちょっとこう頭脳的というか、戦略的というか、あっても良いだろうにねぇ。
試しに、杉内に対して各打者が何球投げさせたかを見てみる。
鳥谷(平均3.5球) 3球(三振) 6球(左飛) 3球(三振) 2球(二ゴ)
関本(平均3.0球) 2球(遊ゴ) 2球(右飛) 6球(三振) 2球(中安)
シツ(平均7.0球) 5球(中安) 5球(左安) 11球(中飛)
金本(平均7.0球) 6球(遊飛) 9球(二ゴ) 6球(右飛)
今岡(平均4.7球) 3球(右飛) 7球(遊飛) 4球(遊ゴ)
濱中(平均3.0球) 3球(中安) 3球(右飛) 3球(中飛)
リン(平均4.7球) 3球(二飛) 7球(三振) 4球(三振)
矢野(平均4.0球) 4球(右安) 2球(三ゴ) 6球(遊ゴ)
桜井(平均3.0球) 4球(三振) 1球(右飛) 4球(中安)
というのも、この日は最終的に杉内の球数がかさみ、なんとか終盤に好機を演出し馬原を引っ張り出したおかげで、なんとなくゲームになった(もちろん福原もなんとか踏ん張ったのは偉かったし、馬原の失投をかっ飛ばした金本も偉かった)のだが、そこら辺をもうちょっと徹底させていればなぁという思いが強かったから。特に序盤の早打ちは、逆にそういうチームオーダーだったんだろうね。四球は期待できないし、三振を取る技術もある。追い込まれる前のカウント球を積極的に。言っていることは正しいけれど、そういうおおざっぱな方針の繰り返しではなかなか…ね。
確かに打者が好結果を残す時っていうのは、若いカウントでガシっとつかまえる時が多い。これは間違いない。ただしそれは、他の打者が作った流れの中で起きていることも多い。その配合、並べ方、役割や指示の与え方をもう少しきめ細かくしてやるべきではないかと。
それ以前に出塁率が下降の一途の鳥谷はすくなくとも1番を外すべきだろう。鳥谷は四球を取れる打者ではあるが、それはファールを重ねて四球を奪うというものではなく、打撃が良くて、相手が警戒することによるものだ。現在のように極端な打撃不振では、相手も飲んでかかってくるから四球も減る。打席も淡泊になるので、もう外してやらないと。不振脱出の手がかりは、ボール球の見極めと、ポイントを引きつけたファール打ちからではないだろうか。
話戻して、役割のこと。関本と今岡そして矢野、この3人は、投手に球数を投げさせながら打席を作り、難しい相手の決め球にも対応する技術を持っている。だから、自分が打つこと出塁することも大事だなのだが、相手が難攻不落の好投手なら、チームの仕事として、打席で投手に多くを投げさせることに徹してもらうのも必要ではないか。シーツ、金本、林、濱中ら、カウント関係なく失投に食いつくタイプを打ちやすくさせる仕事だ。打席にこれらの打者を迎える投手心理を、より重いものにして欲しいのだ。10球も投げさせられてやっと関本を退けたら、今度はクリーンナップだ…そういうメリハリのある攻撃をしていれば、相手投手を肉体的にも精神的にも疲労させ、チームの勝機を増大することになるだろう。そういう戦術面のきめ細やかさは、査定関係とも連動させないと難しい側面もあるかも知れない。現在のタイガースは、いかにもそのあたりが弱そうな気がする。
それよりも…おまえらは引き立て役か?斬られ役か?お客さんもたくさん連れてきてくれて、なんかそこそこ格があって絵になる選手がいて、正々堂々勝負してくれて、しかもドキドキした試合展開を味わいながら僅差で勝てる。こんな良い相手はないよなぁ。まさか博多の夜の予定が気になっちゃって試合どころじゃなかったなんてことないよなぁ。もし私が選手だったら、福岡だ札幌だ仙台だなんて旅したら、遊びすぎて疲れちゃうだろうな(笑)。
そりゃ杉内が良い投手だってーのは知ってるからさ。いつも対戦しているパの他チームでもめったに打たれない投手を、攻略できるとは思ってなかったけどさ。それにしても1点はなんとかしろよなぁ。
今さらだけど、なんとかできなかったもんか考えてみる。ま、確かにアダムの好返球は1点入って良いプレーだったけど、もうずーっとやられっぱなしの投手なんだから、もうちょっとこう頭脳的というか、戦略的というか、あっても良いだろうにねぇ。
試しに、杉内に対して各打者が何球投げさせたかを見てみる。
鳥谷(平均3.5球) 3球(三振) 6球(左飛) 3球(三振) 2球(二ゴ)
関本(平均3.0球) 2球(遊ゴ) 2球(右飛) 6球(三振) 2球(中安)
シツ(平均7.0球) 5球(中安) 5球(左安) 11球(中飛)
金本(平均7.0球) 6球(遊飛) 9球(二ゴ) 6球(右飛)
今岡(平均4.7球) 3球(右飛) 7球(遊飛) 4球(遊ゴ)
濱中(平均3.0球) 3球(中安) 3球(右飛) 3球(中飛)
リン(平均4.7球) 3球(二飛) 7球(三振) 4球(三振)
矢野(平均4.0球) 4球(右安) 2球(三ゴ) 6球(遊ゴ)
桜井(平均3.0球) 4球(三振) 1球(右飛) 4球(中安)
というのも、この日は最終的に杉内の球数がかさみ、なんとか終盤に好機を演出し馬原を引っ張り出したおかげで、なんとなくゲームになった(もちろん福原もなんとか踏ん張ったのは偉かったし、馬原の失投をかっ飛ばした金本も偉かった)のだが、そこら辺をもうちょっと徹底させていればなぁという思いが強かったから。特に序盤の早打ちは、逆にそういうチームオーダーだったんだろうね。四球は期待できないし、三振を取る技術もある。追い込まれる前のカウント球を積極的に。言っていることは正しいけれど、そういうおおざっぱな方針の繰り返しではなかなか…ね。
確かに打者が好結果を残す時っていうのは、若いカウントでガシっとつかまえる時が多い。これは間違いない。ただしそれは、他の打者が作った流れの中で起きていることも多い。その配合、並べ方、役割や指示の与え方をもう少しきめ細かくしてやるべきではないかと。
それ以前に出塁率が下降の一途の鳥谷はすくなくとも1番を外すべきだろう。鳥谷は四球を取れる打者ではあるが、それはファールを重ねて四球を奪うというものではなく、打撃が良くて、相手が警戒することによるものだ。現在のように極端な打撃不振では、相手も飲んでかかってくるから四球も減る。打席も淡泊になるので、もう外してやらないと。不振脱出の手がかりは、ボール球の見極めと、ポイントを引きつけたファール打ちからではないだろうか。
話戻して、役割のこと。関本と今岡そして矢野、この3人は、投手に球数を投げさせながら打席を作り、難しい相手の決め球にも対応する技術を持っている。だから、自分が打つこと出塁することも大事だなのだが、相手が難攻不落の好投手なら、チームの仕事として、打席で投手に多くを投げさせることに徹してもらうのも必要ではないか。シーツ、金本、林、濱中ら、カウント関係なく失投に食いつくタイプを打ちやすくさせる仕事だ。打席にこれらの打者を迎える投手心理を、より重いものにして欲しいのだ。10球も投げさせられてやっと関本を退けたら、今度はクリーンナップだ…そういうメリハリのある攻撃をしていれば、相手投手を肉体的にも精神的にも疲労させ、チームの勝機を増大することになるだろう。そういう戦術面のきめ細やかさは、査定関係とも連動させないと難しい側面もあるかも知れない。現在のタイガースは、いかにもそのあたりが弱そうな気がする。