2007.06.07 Thursday
8月のプレ五輪大会に派遣されるジャパンメンバー発表。(サンスポ)
予行演習というかリハーサル的大会で、シーズンさなかの一軍、社会人からは選出せず、プロ二軍と大学生から。タイガースからは若竹、大和、高橋勇丞が選ばれている。上園は一軍で使われる可能性があるから外したのだろう。
その若竹が二軍D戦で5回2安打ゼロの好投。暴投、ボークも記録して、打っても2安打2打点?なんか荒々しくて良いね(笑)。もう名前からしてそういうところあるからね。(スポニチ)
練習の成果を試合で実感した時、それが勝利に結びついた時、「オレたちのチームは強い。そしてオレはその強いチームの一員だ」という喜びが心にわいてくる。選手がそういう実感とともにプレーできている時、そのチームはどんどん強くなっていく。優勝した時のタイガースはそんな感じだったし、13連勝のファイターズは今まさにその状態だろう。
その前段階として「オレたちのチームはもっと強くなれる。そしてオレがもっと上手くなってその力になる」というのがある。この2連戦を見て、イーグルスがその域にさしかかっているのがわかった。そんな心が躍るような喜びを、そのままプレーに出せば、どんどん結果がついてくる。田中投手のような若い力があれば、さらに勢いは加速する。率直に言って、うらやましさを感じた。
試合の山場は意外なほど早くやってきて、早く去ってしまった。初回、ヤスと狩野のバッテリーは上手く立ち上がりつつあった。決め球のスライダーを意識させつつ、あまり投げずにとんとんと二死を取り、三死目も取ったかに思われたが鳥谷がエラー。ここで主砲山崎武が粘りに粘って最後は決め球スライダーを2ランHR。ポイントを近くして、コースによってはファールにする。こうして粘り強く対応していけば、すぐに攻略できなくても、やがてチャンスが来る。ヤスのスライダーへの対応をチームとして徹底したことが早くも結果になる。
エラーをすぐに点に結びつけられたことはものすごく痛いこと。しかしそれをしてしまった野手、投手、双方の心の中に、なんとか挽回したいという強い思いも生まれ、大きなモチベーションになることも多々ある。2回表、先頭鳥谷のヒットにはそういう思いが感じられた。だから…なのである。どうしても併殺だけはやっちゃダメで、なんとしてでもこのチャンスを生かさなきゃいけなかった。たとえ得点にならなくても、チームとしての気持ちをヤスに届けなきゃいけない。バント失敗でも、エンドラン失敗&盗塁死でも、単独盗塁死でも…ヤスに気持ちは届く。よし次だ!という気になるだろう。結局次打者桧山は2球目を二ゴロ併殺。粘り強く大きく育つ可能性のあったチームとしての気持ちの高まりが一瞬にして霧散する。さらにはそれが黒く重たいペースト状の物質に変化してヤスの左腕にまとわりつく。今季初めてのヤス大崩壊はこうして起きた。
その若竹が二軍D戦で5回2安打ゼロの好投。暴投、ボークも記録して、打っても2安打2打点?なんか荒々しくて良いね(笑)。もう名前からしてそういうところあるからね。(スポニチ)
練習の成果を試合で実感した時、それが勝利に結びついた時、「オレたちのチームは強い。そしてオレはその強いチームの一員だ」という喜びが心にわいてくる。選手がそういう実感とともにプレーできている時、そのチームはどんどん強くなっていく。優勝した時のタイガースはそんな感じだったし、13連勝のファイターズは今まさにその状態だろう。
その前段階として「オレたちのチームはもっと強くなれる。そしてオレがもっと上手くなってその力になる」というのがある。この2連戦を見て、イーグルスがその域にさしかかっているのがわかった。そんな心が躍るような喜びを、そのままプレーに出せば、どんどん結果がついてくる。田中投手のような若い力があれば、さらに勢いは加速する。率直に言って、うらやましさを感じた。
試合の山場は意外なほど早くやってきて、早く去ってしまった。初回、ヤスと狩野のバッテリーは上手く立ち上がりつつあった。決め球のスライダーを意識させつつ、あまり投げずにとんとんと二死を取り、三死目も取ったかに思われたが鳥谷がエラー。ここで主砲山崎武が粘りに粘って最後は決め球スライダーを2ランHR。ポイントを近くして、コースによってはファールにする。こうして粘り強く対応していけば、すぐに攻略できなくても、やがてチャンスが来る。ヤスのスライダーへの対応をチームとして徹底したことが早くも結果になる。
エラーをすぐに点に結びつけられたことはものすごく痛いこと。しかしそれをしてしまった野手、投手、双方の心の中に、なんとか挽回したいという強い思いも生まれ、大きなモチベーションになることも多々ある。2回表、先頭鳥谷のヒットにはそういう思いが感じられた。だから…なのである。どうしても併殺だけはやっちゃダメで、なんとしてでもこのチャンスを生かさなきゃいけなかった。たとえ得点にならなくても、チームとしての気持ちをヤスに届けなきゃいけない。バント失敗でも、エンドラン失敗&盗塁死でも、単独盗塁死でも…ヤスに気持ちは届く。よし次だ!という気になるだろう。結局次打者桧山は2球目を二ゴロ併殺。粘り強く大きく育つ可能性のあったチームとしての気持ちの高まりが一瞬にして霧散する。さらにはそれが黒く重たいペースト状の物質に変化してヤスの左腕にまとわりつく。今季初めてのヤス大崩壊はこうして起きた。