2007.07.08 Sunday
先週の今頃は、お祓いにも行って、ソフトボールで今までずっと勝てなかった外国人チームに2連続完投勝利して、タイガースも勝って完璧な気分だったんだけどなぁ…。まったく正反対に昨日のソフトボールでは四球連発&ボッコボコ打たれて3回0/3でKO。Tも良いところなく完封だもんなぁ。運気や勢いだけじゃアカンね。しかしへこむわ(笑)。
先発上園は失投に泣く。4回ウラ先頭福留に惜しいコースを見切られて四球。まったく雰囲気の無い悩めるウッズをぽんぽんと直球で追い込む。さあ併殺もらおうか、安全に三振とっておこうか。野口の構えはまん中で中腰。来た球はストライクゾーン外高めまっすぐ。遅れて出たバットにさしこまれながらも当たる唯一の場所。ミートした瞬間、上園はヒザカックン。やっちゃった、大失投。インハイにボールで三振か見送り、次は外寄りにフォークで三振か併殺という相当実現性の高いシナリオが一瞬にして想定外の結末になっちゃった。
試合展開からすれば取り返しのつかない1球だったが、上園にとってはかけがえのない「財産」の1球。これを乗り越えよう。縮こまるなよ!
その後小さな好機に上園に代打を送り、代わった投手は江草。良いよね。先発させようよ。
11三振てなんだよ。そりゃ川上も岩瀬も良かったかも知れないが、情けないよなぁ。各バッターに打席で何を考えているか聞いてみたい。脳内モニターみたいなのがあると面白いんだけどなぁ。考えていることが画面下に字幕で出るの。「そんなの打てるかよ」「フォーク?まっすぐ?」「なんでも振っちまえ」とかね。「次は何かな、ど真ん中まっすぐの失投来ないかな」って都合良く考えているバッターもいそうな気がする(笑)。
打席の中の読みがしっかりできていると思わせたのは金本。反応は悪くないと思わせたのは鳥谷。唯一、そのどちらもができていたのが野口だった。投ゴロに終わった打席を含め、あくまでも鋭くピッチャー返しするという意識を強く持って、配球を考えながら狙いを絞り込む。追い込まれても硬くならずに素直に反応している。そう、相手はエース、そんなに簡単に打てるはずがない。三振で当たり前、ジャストミートできればもうけもんという謙虚さが必要なんだ。
負傷退場の川上も軽傷のようでまずは一安心。どんなに憎い敵のエースだってマウンドで横たわられてしまうと気が気じゃないよ。だけど野口の打球にはフィールディングの良い川上にも対応できない程の威力があった。あの打球には、物凄く強い気持ちが込められているように感じた。その気持ちを空回りさせないのは、悩んで葛藤して得た「自分をありのままに受け入れる」という達観なのではないか。桧山もけっこう苦行に近い扱いを受けてきたと思うけど、まだまだこの枯れた味わいには程遠いな。まあ彼は「永遠の若手」路線の方が似合ってるから良いのか(笑)。とにかく、今季の野口、好きだなぁ。
エースを立てて完封リレーで勝って、エースからの完封リレーで負けた。相手投手の格を考えれば、どちらも順当な勝敗であり、内容を見る限り、まったくどちらも強いことない。3試合目、どっちも不安のある先発対決で、頭の中勝負、気持ち勝負、反応勝負。やれないことは無理だから、やれることをちゃんとやろう。へこんでばかりじゃつまんないもんね!
先発上園は失投に泣く。4回ウラ先頭福留に惜しいコースを見切られて四球。まったく雰囲気の無い悩めるウッズをぽんぽんと直球で追い込む。さあ併殺もらおうか、安全に三振とっておこうか。野口の構えはまん中で中腰。来た球はストライクゾーン外高めまっすぐ。遅れて出たバットにさしこまれながらも当たる唯一の場所。ミートした瞬間、上園はヒザカックン。やっちゃった、大失投。インハイにボールで三振か見送り、次は外寄りにフォークで三振か併殺という相当実現性の高いシナリオが一瞬にして想定外の結末になっちゃった。
試合展開からすれば取り返しのつかない1球だったが、上園にとってはかけがえのない「財産」の1球。これを乗り越えよう。縮こまるなよ!
その後小さな好機に上園に代打を送り、代わった投手は江草。良いよね。先発させようよ。
11三振てなんだよ。そりゃ川上も岩瀬も良かったかも知れないが、情けないよなぁ。各バッターに打席で何を考えているか聞いてみたい。脳内モニターみたいなのがあると面白いんだけどなぁ。考えていることが画面下に字幕で出るの。「そんなの打てるかよ」「フォーク?まっすぐ?」「なんでも振っちまえ」とかね。「次は何かな、ど真ん中まっすぐの失投来ないかな」って都合良く考えているバッターもいそうな気がする(笑)。
打席の中の読みがしっかりできていると思わせたのは金本。反応は悪くないと思わせたのは鳥谷。唯一、そのどちらもができていたのが野口だった。投ゴロに終わった打席を含め、あくまでも鋭くピッチャー返しするという意識を強く持って、配球を考えながら狙いを絞り込む。追い込まれても硬くならずに素直に反応している。そう、相手はエース、そんなに簡単に打てるはずがない。三振で当たり前、ジャストミートできればもうけもんという謙虚さが必要なんだ。
負傷退場の川上も軽傷のようでまずは一安心。どんなに憎い敵のエースだってマウンドで横たわられてしまうと気が気じゃないよ。だけど野口の打球にはフィールディングの良い川上にも対応できない程の威力があった。あの打球には、物凄く強い気持ちが込められているように感じた。その気持ちを空回りさせないのは、悩んで葛藤して得た「自分をありのままに受け入れる」という達観なのではないか。桧山もけっこう苦行に近い扱いを受けてきたと思うけど、まだまだこの枯れた味わいには程遠いな。まあ彼は「永遠の若手」路線の方が似合ってるから良いのか(笑)。とにかく、今季の野口、好きだなぁ。
エースを立てて完封リレーで勝って、エースからの完封リレーで負けた。相手投手の格を考えれば、どちらも順当な勝敗であり、内容を見る限り、まったくどちらも強いことない。3試合目、どっちも不安のある先発対決で、頭の中勝負、気持ち勝負、反応勝負。やれないことは無理だから、やれることをちゃんとやろう。へこんでばかりじゃつまんないもんね!