2007.08.16 Thursday
タイガースから若竹、大和、高橋勇の3人が選出。せっかくだからたくさん出番をもらって、貴重な経験を積めるように。少しでも話題になるように。
二軍では8/14、中村泰が延長10回を一人で投げ抜き5安打零封(試合は0−0引き分け)。攻撃は先発フェルナンデスらC投手陣にチーム全5安打に抑えられたが、浅井がその過半数の3安打。赤松1盗塁。
8/15は先発太陽が6回被安打7自責点2。打線はひょっとしてナックル残像症候群?の2安打。赤松に1号2ランHR。最後、高卒ルーキー横山が初登板(たぶん)。被安打3、自責点3のホロ苦ながら無事イニング完了。
あっけない敗戦で、特に大阪ドームに行った人にはガックリだったろう。夏休み真っ盛りってのもあるし、もうちょっと骨のある試合をやらないといけない。だけどこそっと言うと、この時期負けるならトントンとさっぱり負けて、ぐっすり眠るってのも実は悪くない。すぐ上の敵にやり返されたのは痛いけど、「そこしか見ていない」首位が、最下位カープにおもろいようにやられたのを見届けてからの就寝だろうから、ちったあ寝付きも良いたろう。それにしても隠し球とはね。まんまと決めたセカンド山崎「ベースコーチが見ていなかったので、できると思った」。こりゃ伊原コーチ、相当カリカリ来てるでぇ…。
低めに、内外に、しっかり制球できていた今季初対戦の朝倉をさっぱり打てず、好投のジャンを見殺しにしてしまった。ジャンもいつものように、ちぎって鼻毛ちゃう、ちぎっては投げちぎっては投げのビュンビュンリズムで打線の援護を促していたんだけどね。失点した4回にしたところで、二塁に走者を背負いながら、なんとか二死までもっていって、打者森野をうまいこと追い込んだあとの低めボールのフォークを弾き返されたんだから、これはしゃあない。打った森野を褒めるしかない。次の中村公のセンター前に抜けようかというゴロを藤本がどえらい反応で横っ飛び、一塁へのワンバウンド送球を林がタイロンばりのギャンブルキャッチしにいって後逸。球が転々とする間に2点目を許してしまった。連続無失策記録保持者関本なら、ダイビングすることもなく平然と見送ったであろう打球。それに追いつけてしまう藤本だからこそ起きた悲劇なんだなぁ。ただ出場機会が少なくて、藤本と他の野手との連携がイマイチのプレーがいくつもあったのが気になった。ここも本来、鳥谷が二塁ベースカバーに入っていれば二塁封殺も狙えたところ。声の連携、お互いの動きがわかっているというコンビネーションがなかったのが残念だった。アライバの好守が目立った試合だけに。
前日は、タイガース8安打5得点、ドラゴンズ4安打1得点、2時間43分のあっさりゲーム。この日はドラゴンズ7安打2得点、タイガースが3安打0得点、2時間35分のさらさらゲーム。どっちも同じように「負ける日はこんなもの」とばかりの潔さというかなんというか。
そして、どちらもトドメを刺し損なった2試合だ。
タイガース最大の武器は「JFK」。初戦9回表、行かなくても良い藤川に行かせたのは、相手クリーンアップ、タイロン・ウッズを藤川が完膚無きまでに叩きのめし、初戦をもってエース対4番の勝負付けを再現させるため。ところが結果はストレートの四球。燃料のないところで無理矢理燃やそうとしてもうまくいかない。トドメは刺せなかった。
ドラゴンズ最大の武器は「落合妖術」。第2戦8回表一死三塁。中村ノリにやらなくて良いスクイズをさせて失敗。相手を心底ガッカリ、ションボリさせる3点目を、妖将の笛で取りに行ったが、妖兵の踊りがまずかった。積んできたはずの練習どおり、スムーズにことが運ばなかったのは、選手の中にあるわだかまり。「オレ、ここでホームラン打っちゃダメなんですか?」というノリの心の叫び。妖術はまず味方に効かず、トドメは刺せなかった。
さて、そんなこんなで一勝一敗。G戦、ベイ戦に続いて、またもやって来ました大一番。今年のタイガースの象徴は、精神的にも肉体的にも久保田だ。リベンジを胸に秘め、あいつにはかなわんと相手が驚嘆するような、無尽蔵の体力と土俵際の粘り腰で黙々と戦い続けよう。
ひょっとしたらの仮説。タイガースが急上昇中であることは数字でも明かなのだが、その戦いぶりが相手を消耗させているんじゃない?先日までタイガースと熱戦を展開したベイスターズはスワローズにボコボコ連敗。その前にウチとやったジャイアンツはドラに負け越しカープにやられて4連敗継続中。その前にやったカープはまずドラに負け越してそこから徐々に持ち直したけど、その前のスワは5連敗など負けが込んで次の浮上までずいぶん時間がかかった。今日は下柳と川上の「勝ち頭対決」と伝えられる。この大一番をいつものように、大熱戦にしてなんとか勝ち越そう。夏バテ気味のライバルチームを横目に、モンスター的強さを見せつけたれ!
二軍では8/14、中村泰が延長10回を一人で投げ抜き5安打零封(試合は0−0引き分け)。攻撃は先発フェルナンデスらC投手陣にチーム全5安打に抑えられたが、浅井がその過半数の3安打。赤松1盗塁。
8/15は先発太陽が6回被安打7自責点2。打線はひょっとしてナックル残像症候群?の2安打。赤松に1号2ランHR。最後、高卒ルーキー横山が初登板(たぶん)。被安打3、自責点3のホロ苦ながら無事イニング完了。
あっけない敗戦で、特に大阪ドームに行った人にはガックリだったろう。夏休み真っ盛りってのもあるし、もうちょっと骨のある試合をやらないといけない。だけどこそっと言うと、この時期負けるならトントンとさっぱり負けて、ぐっすり眠るってのも実は悪くない。すぐ上の敵にやり返されたのは痛いけど、「そこしか見ていない」首位が、最下位カープにおもろいようにやられたのを見届けてからの就寝だろうから、ちったあ寝付きも良いたろう。それにしても隠し球とはね。まんまと決めたセカンド山崎「ベースコーチが見ていなかったので、できると思った」。こりゃ伊原コーチ、相当カリカリ来てるでぇ…。
低めに、内外に、しっかり制球できていた今季初対戦の朝倉をさっぱり打てず、好投のジャンを見殺しにしてしまった。ジャンもいつものように、ちぎって鼻毛ちゃう、ちぎっては投げちぎっては投げのビュンビュンリズムで打線の援護を促していたんだけどね。失点した4回にしたところで、二塁に走者を背負いながら、なんとか二死までもっていって、打者森野をうまいこと追い込んだあとの低めボールのフォークを弾き返されたんだから、これはしゃあない。打った森野を褒めるしかない。次の中村公のセンター前に抜けようかというゴロを藤本がどえらい反応で横っ飛び、一塁へのワンバウンド送球を林がタイロンばりのギャンブルキャッチしにいって後逸。球が転々とする間に2点目を許してしまった。連続無失策記録保持者関本なら、ダイビングすることもなく平然と見送ったであろう打球。それに追いつけてしまう藤本だからこそ起きた悲劇なんだなぁ。ただ出場機会が少なくて、藤本と他の野手との連携がイマイチのプレーがいくつもあったのが気になった。ここも本来、鳥谷が二塁ベースカバーに入っていれば二塁封殺も狙えたところ。声の連携、お互いの動きがわかっているというコンビネーションがなかったのが残念だった。アライバの好守が目立った試合だけに。
前日は、タイガース8安打5得点、ドラゴンズ4安打1得点、2時間43分のあっさりゲーム。この日はドラゴンズ7安打2得点、タイガースが3安打0得点、2時間35分のさらさらゲーム。どっちも同じように「負ける日はこんなもの」とばかりの潔さというかなんというか。
そして、どちらもトドメを刺し損なった2試合だ。
タイガース最大の武器は「JFK」。初戦9回表、行かなくても良い藤川に行かせたのは、相手クリーンアップ、タイロン・ウッズを藤川が完膚無きまでに叩きのめし、初戦をもってエース対4番の勝負付けを再現させるため。ところが結果はストレートの四球。燃料のないところで無理矢理燃やそうとしてもうまくいかない。トドメは刺せなかった。
ドラゴンズ最大の武器は「落合妖術」。第2戦8回表一死三塁。中村ノリにやらなくて良いスクイズをさせて失敗。相手を心底ガッカリ、ションボリさせる3点目を、妖将の笛で取りに行ったが、妖兵の踊りがまずかった。積んできたはずの練習どおり、スムーズにことが運ばなかったのは、選手の中にあるわだかまり。「オレ、ここでホームラン打っちゃダメなんですか?」というノリの心の叫び。妖術はまず味方に効かず、トドメは刺せなかった。
さて、そんなこんなで一勝一敗。G戦、ベイ戦に続いて、またもやって来ました大一番。今年のタイガースの象徴は、精神的にも肉体的にも久保田だ。リベンジを胸に秘め、あいつにはかなわんと相手が驚嘆するような、無尽蔵の体力と土俵際の粘り腰で黙々と戦い続けよう。
ひょっとしたらの仮説。タイガースが急上昇中であることは数字でも明かなのだが、その戦いぶりが相手を消耗させているんじゃない?先日までタイガースと熱戦を展開したベイスターズはスワローズにボコボコ連敗。その前にウチとやったジャイアンツはドラに負け越しカープにやられて4連敗継続中。その前にやったカープはまずドラに負け越してそこから徐々に持ち直したけど、その前のスワは5連敗など負けが込んで次の浮上までずいぶん時間がかかった。今日は下柳と川上の「勝ち頭対決」と伝えられる。この大一番をいつものように、大熱戦にしてなんとか勝ち越そう。夏バテ気味のライバルチームを横目に、モンスター的強さを見せつけたれ!