2007.09.22 Saturday
ということで、今日は、試合を振り返るでもなく、「檄文を書こう」などと力みもせず、ただダラダラと書こうと思う。
大昔から、ここ一番に弱いのはタイガースの伝統でもあり、有利と言われることで不利になる「チャンスがピンチ体質」も歴史あるものである。だから「やっぱりアカンやろな…」と心の安定を求めて、気弱に逃げ込むタイガースファン心理もまたDNAレベルで深く刻み込まれたものである。
思い出すのは92年。TGSの三つ巴、先にGが脱落して、タイガース圧倒的有利と言われたところから、まさかの大失速で結局野村スワローズが優勝した年。古田、広澤、池山ら、元気の良い若者たちがハツラツとしてね。あの頃は関東ではTV中継を見ることができず、毎日ラジオを持って通勤していた。ウチも亀山、新庄、仲田、湯舟、野田、中込なんかが大ブレークしてチームに若さがあった。例の八木の幻のHRがあったりなんかして、優勝を逃して、若い力による黄金時代への期待も虚しく、そこから暗黒時代に一直線だったんだ。
当時、岡田は真弓、平田、木戸らとともにベテラン選手としてベンチに控えてきた。若い選手たちが躍動し、そして失速していくのを、支えながら、励ましながら、おそらくもどかしく思いながら見守っていたのだろう。
今季のタイガースは、ベテランと中堅、若手がうまく補完しながら回してきたが、最近では若手に賭けてみるという姿勢がやや弱まって、経験のある選手に頼ろうとしているようだ。きっと当時ベンチの中で「何をしとんねん。オレを使え」と思いながら見ていた、あの経験から来ているのかも知れないなぁ。
しかしそう思い通りにばかりにはならない。イケイケの10連勝できたからここにいる。その「思い通り」の反動がまだ根強く押し寄せて来るのかも知れない。ぐっとこらえて辛抱しなきゃ行けないのだろう。
とりあえず今日は、ふがいない戦いをしたチームを罵倒してみようか。
いくら相手がエース級だからって、この時期に二つ続けて大敗しちゃいけない。競り勝ちが続いて、息を入れる大敗も良いけど、大敗後の試合でまったく粘りなしじゃ話にならん。どうやら12ゲーム差つけられた後、「優勝争い」できるところまで上がって来たことで満足しちゃってるようだな。所詮そのレベルだ。そうやって「去年も今年もオレたち良く追い上げたよな」と慰め合っていれば良いんだよ。
ライバルのジャイアンツは伏兵が気持ちのこもった一発で逆転勝利、ドラゴンズは「鼻つまみ者」扱いされていた昔のスターが感激のサヨナラHR。ウチはといえば、なすすべもなく連敗し、首位陥落で3位転落。GやDは喜んでるぞ。よしこれでTは落ちていく。落ちていけよコノヤロー。いったん死んだフリからのこのこ這い上がって来やがって、すっこんどれ!てなもんだろう。
なあ、ここまで来て、それじゃ情けないじゃないかよ。あとほんの少しじゃないか。一つの負けで絶望の淵に立ち、一つの勝ちで希望を見ているのはウチだけじゃないんだぜ。他もみんな苦しんでるんだよ。だからもうなんのプレッシャーもかけられないような完敗をしちゃだめだ。そりゃスコア的に差がつく試合もあるが、気持ちの完敗を許すな。リベンジへの準備を怠るな。常に次に繋げること。次の打者に、次の投手に、次の回に、次の打席に、次の試合に…。諦めないということは、強い意志に裏打ちされた具体的な行動のことだ。
大丈夫。負けても落ちても、「諦めない」を貫けばチャンスは必ず来る。残りは11試合。マラソンレースはいよいよ競技場に入るところ。嫌でもまだここからトラックを2周しないきゃいけないんだ。朦朧とする意識の中で足が動くかどうか。それはもう自分に賭けるしかない。そこまではとにかく辛抱するしかない。
「楽しむ」「幸せを感じながらプレーする」言うほど易しいことじゃない。言ってできることじゃない。言ってるうちはできやしない。
とてつもない恐怖に攻められ続けて、最後の最後に達することができるかできないか。そういう境地だと思う。強い意志で立ち向かい続けなきゃ得られない境地だと思う。。
みんなその資格は持っている。深呼吸して、前を向いて、胸を張って。さあ行け!
Go!タイガース!
大昔から、ここ一番に弱いのはタイガースの伝統でもあり、有利と言われることで不利になる「チャンスがピンチ体質」も歴史あるものである。だから「やっぱりアカンやろな…」と心の安定を求めて、気弱に逃げ込むタイガースファン心理もまたDNAレベルで深く刻み込まれたものである。
思い出すのは92年。TGSの三つ巴、先にGが脱落して、タイガース圧倒的有利と言われたところから、まさかの大失速で結局野村スワローズが優勝した年。古田、広澤、池山ら、元気の良い若者たちがハツラツとしてね。あの頃は関東ではTV中継を見ることができず、毎日ラジオを持って通勤していた。ウチも亀山、新庄、仲田、湯舟、野田、中込なんかが大ブレークしてチームに若さがあった。例の八木の幻のHRがあったりなんかして、優勝を逃して、若い力による黄金時代への期待も虚しく、そこから暗黒時代に一直線だったんだ。
当時、岡田は真弓、平田、木戸らとともにベテラン選手としてベンチに控えてきた。若い選手たちが躍動し、そして失速していくのを、支えながら、励ましながら、おそらくもどかしく思いながら見守っていたのだろう。
今季のタイガースは、ベテランと中堅、若手がうまく補完しながら回してきたが、最近では若手に賭けてみるという姿勢がやや弱まって、経験のある選手に頼ろうとしているようだ。きっと当時ベンチの中で「何をしとんねん。オレを使え」と思いながら見ていた、あの経験から来ているのかも知れないなぁ。
しかしそう思い通りにばかりにはならない。イケイケの10連勝できたからここにいる。その「思い通り」の反動がまだ根強く押し寄せて来るのかも知れない。ぐっとこらえて辛抱しなきゃ行けないのだろう。
とりあえず今日は、ふがいない戦いをしたチームを罵倒してみようか。
いくら相手がエース級だからって、この時期に二つ続けて大敗しちゃいけない。競り勝ちが続いて、息を入れる大敗も良いけど、大敗後の試合でまったく粘りなしじゃ話にならん。どうやら12ゲーム差つけられた後、「優勝争い」できるところまで上がって来たことで満足しちゃってるようだな。所詮そのレベルだ。そうやって「去年も今年もオレたち良く追い上げたよな」と慰め合っていれば良いんだよ。
ライバルのジャイアンツは伏兵が気持ちのこもった一発で逆転勝利、ドラゴンズは「鼻つまみ者」扱いされていた昔のスターが感激のサヨナラHR。ウチはといえば、なすすべもなく連敗し、首位陥落で3位転落。GやDは喜んでるぞ。よしこれでTは落ちていく。落ちていけよコノヤロー。いったん死んだフリからのこのこ這い上がって来やがって、すっこんどれ!てなもんだろう。
なあ、ここまで来て、それじゃ情けないじゃないかよ。あとほんの少しじゃないか。一つの負けで絶望の淵に立ち、一つの勝ちで希望を見ているのはウチだけじゃないんだぜ。他もみんな苦しんでるんだよ。だからもうなんのプレッシャーもかけられないような完敗をしちゃだめだ。そりゃスコア的に差がつく試合もあるが、気持ちの完敗を許すな。リベンジへの準備を怠るな。常に次に繋げること。次の打者に、次の投手に、次の回に、次の打席に、次の試合に…。諦めないということは、強い意志に裏打ちされた具体的な行動のことだ。
大丈夫。負けても落ちても、「諦めない」を貫けばチャンスは必ず来る。残りは11試合。マラソンレースはいよいよ競技場に入るところ。嫌でもまだここからトラックを2周しないきゃいけないんだ。朦朧とする意識の中で足が動くかどうか。それはもう自分に賭けるしかない。そこまではとにかく辛抱するしかない。
「楽しむ」「幸せを感じながらプレーする」言うほど易しいことじゃない。言ってできることじゃない。言ってるうちはできやしない。
とてつもない恐怖に攻められ続けて、最後の最後に達することができるかできないか。そういう境地だと思う。強い意志で立ち向かい続けなきゃ得られない境地だと思う。。
みんなその資格は持っている。深呼吸して、前を向いて、胸を張って。さあ行け!
Go!タイガース!