2008.01.11 Friday
40歳からの元気食「何を食べないか」
40を越えて、最近、食べるものに気をつけようという意識はあったのだけれど、その時に考えていたのが、「多品目」「野菜」「バランス」「低・炭水化物」というキーワード。『粗食のすすめ』の著者としても有名な管理栄養士の幕内秀夫氏は、健康と食について独自の研究と見解があって、私と同じような考え方をする多くの大人が陥る「食の勘違い」を面白く解説している。
要はね、日本人は、日本の風土と日本人の体に合った食品や食文化を築き上げてきたのに、それを忘れてしまっているのがいけないよ!ってのが一貫した趣旨。商業的情報に踊らされず、日本的食生活に立ち帰ると良いよ!って話だ。
それを語るにあたって、仕事で忙しい人が抑えておくべきポイント、陥りやすい罠を鋭く指摘している。
そういえば、10年、20年前は、食生活が欧米化することの危険性を言いつのる人が大勢いた。それは、農業政策的見地からのものもあったし、食糧自給率や危機管理という見地からのものもあったし、もちろん医療・健康という見地のものもあった。でもいつの頃からか、マスコミでもそういうことを言う人が少なくなったような気がするなぁ。
でね、この本を読むと、間違いだらけの「食の常識」について知るのと同時に、健康に良い食生活というのは、全然ムリなことじゃないって安心できる。「何を食べなきゃいけないか」という強迫観念から解放されることは大きいと思うし、ご飯を食べることを大事にすれば良いという助言は安心感がある。
そして意外だな、と感じるのと同時に、「ああ、やっぱりな」というほっとした気持ちになれる。
老若男女、必ず参考になる良い本だと思った。
40を越えて、最近、食べるものに気をつけようという意識はあったのだけれど、その時に考えていたのが、「多品目」「野菜」「バランス」「低・炭水化物」というキーワード。『粗食のすすめ』の著者としても有名な管理栄養士の幕内秀夫氏は、健康と食について独自の研究と見解があって、私と同じような考え方をする多くの大人が陥る「食の勘違い」を面白く解説している。
要はね、日本人は、日本の風土と日本人の体に合った食品や食文化を築き上げてきたのに、それを忘れてしまっているのがいけないよ!ってのが一貫した趣旨。商業的情報に踊らされず、日本的食生活に立ち帰ると良いよ!って話だ。
それを語るにあたって、仕事で忙しい人が抑えておくべきポイント、陥りやすい罠を鋭く指摘している。
そういえば、10年、20年前は、食生活が欧米化することの危険性を言いつのる人が大勢いた。それは、農業政策的見地からのものもあったし、食糧自給率や危機管理という見地からのものもあったし、もちろん医療・健康という見地のものもあった。でもいつの頃からか、マスコミでもそういうことを言う人が少なくなったような気がするなぁ。
でね、この本を読むと、間違いだらけの「食の常識」について知るのと同時に、健康に良い食生活というのは、全然ムリなことじゃないって安心できる。「何を食べなきゃいけないか」という強迫観念から解放されることは大きいと思うし、ご飯を食べることを大事にすれば良いという助言は安心感がある。
そして意外だな、と感じるのと同時に、「ああ、やっぱりな」というほっとした気持ちになれる。
老若男女、必ず参考になる良い本だと思った。