2008.04.16 Wednesday
タイガースとしては、序盤に小差でもリードを取り、KFにつないで逃げ切ること。カープにしても中盤までにリードして、ルイスをできるだけ引っ張って横山、コズロースキーで締めたい。小粒系で粘って繋いで、ガツン系で点をもぎ取る、スキを衝く走塁も必要…そのプランはどこまでもそっくりだったはずだ。
終盤まで1−0スミイチの試合展開。最終的に点差がついたが、それはちょっとした勝負のアヤで、1−0で終わる試合だと思っていた。その1と0を分けたのは、両チーム絶好調トップバッター、赤星と天谷のほんのわずかな差。第1打者として入る初回の打席、5球目の変化球で三振に倒れた天谷。それに対して、攻め込んでくる直球をことごとくファールにし、安定しないスライダーを見切って10球目で四球を奪った赤星。すかさず盗塁を決めて、金本のポテン先制タイムリーに繋げた。試合開始直後のほんのこれだけの差で勝敗が決しかねない試合だった。
追加点にはならなかったが、2回ウラの攻撃も見るべきものがあった。先頭鳥谷ショート内野安打。梵もダイブ&ノーステップスローの好プレーだったが、鳥谷の足が勝った。一死後、矢野の左前ヒットはレフト前田がややセンター方向に走って処理する打球。鳥谷は躊躇無く三塁を獲る!しびれるねー、レフト前で一走が三塁に行くなんて、いったい鳥谷に何があったってーの?
アッチソン倒れて二死一三塁で赤星。ここでは初球から高いバウンドの叩きつけ。梵の好守でアウトになったが、一塁は微妙なタイミング。非常にイヤらしい攻撃。素晴らしい。
カープもエース格のルイスを盛り立てて本当に良く守っていたと思う。5回ウラ、先頭赤星ヒットで出塁。盗塁を試みたがC石原がここしかないという送球でアウト。ここで追加点の芽を摘まれたのが本当に痛かった。ナイスプレーだった。
一方矢野の方も、4回表ヒットで出塁した先頭天谷の盗塁を刺した。1点をめぐる両チームの攻防、見ごたえがあった。
アッチソンがまたしても好投。緩急をつけるといっても、そんなにビックリするような球があるわけじゃない。三振を奪うタイプじゃない。それでも精神的にタフな投手。この試合ではボークをやらなかったが、ボークや四球やエラーといった、心が揺れるような出来事の後でも、ちょっとにやけたような顔を維持したまま、淡々とボールを配する。そこが最大の良いところ。6回は粘られてやっとやっと二死になって、打ち取った打球を鳥谷がE。そこからピンチを拡げられたがよう踏ん張った。
体のスタミナはそんなにないかもね。中盤では球数を放らされ、なかなか打ち取れなくなっていたから。それでも投球のツボを心得ているから安定感がある。投球間隔も良いから、守りも良くなるしね。今のところ損はないね(笑)。
今岡3三振。さすがに賑やかになってきた。オーナー発言があったようなので(サンスポ)、「第2回代えてあげるなら今」。
7回はナベ。下位打線に対してアウト3つは三振。1点リードの「風船待ち」の7回という、甲子園球場で一番プレッシャーがかかる役をなんなくこなすとは、ずいぶんと貫禄がついてきた。
久保田は本当に良いよ。まっすぐは相変わらずズドーン。スライダーがバットに当たる辺りでキュッとブレーキがかかって微かに曲がり落ちる。フォークはシュッと消える。絶好調。
その流れに乗って8回ウラ4点追加。先頭の赤星が、サード、ショート、レフトの中間に落ちたポテンを二塁打にしちゃって、さすがの好投ルイスもカリカリきただろう。平野のバントは正面で危なかった。やっぱりデンジャラスKだな。そして新井、外寄りのまっすぐを素直に弾き返してセンター前にゴロで抜けるタイムリー。2−0となりほっと一息。投手横山に代わって金本は詰まって二ゴロ、併殺が気になった東出がファンブルして二塁送球もセーフ、新井もよう走った。一死一二塁。代打桧山に神降臨(笑)。アウトロー、ストライクからボールになる最高のフォークを、これしかないという泳ぎ打ち、最後はお得意のワンハンドショットで内野の頭を越すセンター前ヒット。4連続代打成功ってスゲー(笑)。とどめは鳥谷。インロー狙いの直球がベルト付近に来たところ、決して甘い球ではないが、あごを引いて重心を一塁側にわずかに倒しながら素速く回転、切れないように腕の振りで調節した打球はライト線を破る走者一掃二塁打。5−0で本決まり。
ラストは球児やめて、江草。久々でいきなり栗原に三塁線二塁打されたが、その後はイキの良い直球、キレの良いスライダーとフォークでしっかり完封リレーを締めた。
ちょっとしたポイントをことごとく制して強い勝ちっぷり。12勝3敗だって。すんごいね(笑)。
終盤まで1−0スミイチの試合展開。最終的に点差がついたが、それはちょっとした勝負のアヤで、1−0で終わる試合だと思っていた。その1と0を分けたのは、両チーム絶好調トップバッター、赤星と天谷のほんのわずかな差。第1打者として入る初回の打席、5球目の変化球で三振に倒れた天谷。それに対して、攻め込んでくる直球をことごとくファールにし、安定しないスライダーを見切って10球目で四球を奪った赤星。すかさず盗塁を決めて、金本のポテン先制タイムリーに繋げた。試合開始直後のほんのこれだけの差で勝敗が決しかねない試合だった。
追加点にはならなかったが、2回ウラの攻撃も見るべきものがあった。先頭鳥谷ショート内野安打。梵もダイブ&ノーステップスローの好プレーだったが、鳥谷の足が勝った。一死後、矢野の左前ヒットはレフト前田がややセンター方向に走って処理する打球。鳥谷は躊躇無く三塁を獲る!しびれるねー、レフト前で一走が三塁に行くなんて、いったい鳥谷に何があったってーの?
アッチソン倒れて二死一三塁で赤星。ここでは初球から高いバウンドの叩きつけ。梵の好守でアウトになったが、一塁は微妙なタイミング。非常にイヤらしい攻撃。素晴らしい。
カープもエース格のルイスを盛り立てて本当に良く守っていたと思う。5回ウラ、先頭赤星ヒットで出塁。盗塁を試みたがC石原がここしかないという送球でアウト。ここで追加点の芽を摘まれたのが本当に痛かった。ナイスプレーだった。
一方矢野の方も、4回表ヒットで出塁した先頭天谷の盗塁を刺した。1点をめぐる両チームの攻防、見ごたえがあった。
アッチソンがまたしても好投。緩急をつけるといっても、そんなにビックリするような球があるわけじゃない。三振を奪うタイプじゃない。それでも精神的にタフな投手。この試合ではボークをやらなかったが、ボークや四球やエラーといった、心が揺れるような出来事の後でも、ちょっとにやけたような顔を維持したまま、淡々とボールを配する。そこが最大の良いところ。6回は粘られてやっとやっと二死になって、打ち取った打球を鳥谷がE。そこからピンチを拡げられたがよう踏ん張った。
体のスタミナはそんなにないかもね。中盤では球数を放らされ、なかなか打ち取れなくなっていたから。それでも投球のツボを心得ているから安定感がある。投球間隔も良いから、守りも良くなるしね。今のところ損はないね(笑)。
今岡3三振。さすがに賑やかになってきた。オーナー発言があったようなので(サンスポ)、「第2回代えてあげるなら今」。
7回はナベ。下位打線に対してアウト3つは三振。1点リードの「風船待ち」の7回という、甲子園球場で一番プレッシャーがかかる役をなんなくこなすとは、ずいぶんと貫禄がついてきた。
久保田は本当に良いよ。まっすぐは相変わらずズドーン。スライダーがバットに当たる辺りでキュッとブレーキがかかって微かに曲がり落ちる。フォークはシュッと消える。絶好調。
その流れに乗って8回ウラ4点追加。先頭の赤星が、サード、ショート、レフトの中間に落ちたポテンを二塁打にしちゃって、さすがの好投ルイスもカリカリきただろう。平野のバントは正面で危なかった。やっぱりデンジャラスKだな。そして新井、外寄りのまっすぐを素直に弾き返してセンター前にゴロで抜けるタイムリー。2−0となりほっと一息。投手横山に代わって金本は詰まって二ゴロ、併殺が気になった東出がファンブルして二塁送球もセーフ、新井もよう走った。一死一二塁。代打桧山に神降臨(笑)。アウトロー、ストライクからボールになる最高のフォークを、これしかないという泳ぎ打ち、最後はお得意のワンハンドショットで内野の頭を越すセンター前ヒット。4連続代打成功ってスゲー(笑)。とどめは鳥谷。インロー狙いの直球がベルト付近に来たところ、決して甘い球ではないが、あごを引いて重心を一塁側にわずかに倒しながら素速く回転、切れないように腕の振りで調節した打球はライト線を破る走者一掃二塁打。5−0で本決まり。
ラストは球児やめて、江草。久々でいきなり栗原に三塁線二塁打されたが、その後はイキの良い直球、キレの良いスライダーとフォークでしっかり完封リレーを締めた。
ちょっとしたポイントをことごとく制して強い勝ちっぷり。12勝3敗だって。すんごいね(笑)。