自称阪神タイガース評論家（跡地）

先発ローテに谷間ができる5/25の先発も噂される。ま、もう一方の噂、阿部先発で行くにしても、無理して長い回を放らすことはないので、「順番はともかく二人で６回」という考え方になるのかな。


さて、絶好調阪神タイガースは九州に上陸、福岡ソフトバンクホークスと対決する。ホークスは故障者、不調者、世代交代の荒波の中、安定した実力を発揮できていない。かつて内弁慶シリーズを戦った相手だけに、敵地ではまず１つ、落ち着いた戦いで勝ちたい。
しかし敵もさるもの、我が軍を「イメージ戦略」で迎撃をはかる。我が軍に過去の記憶にとらわれがちな「お年寄り選手」が多いのに目をつけ、０３年当時に着用していた福岡ダイエーホークス版復刻ユニフォームを着用するという（5/4限定）。ぬぬぬ、やるのぅ。ちなみに6/6甲子園では南海ホークス版を着用するのだそうだ（ホークス公式）。

復刻版ユニは、スワローズがアトムズ時代の1969年版のユニでプレーしたり（スワローズ公式）、ライオンズが西鉄メモリアルとして1954〜9年の西鉄ライオンズユニを着用したり（スポニチ）、球団創設記念などとリンクさせたイベントとして定着してきた。これは本当に楽しいことだと思う。

当時を知る者にとっては、忘れていた記憶が呼び戻されるようなことがあるだろう。西鉄ライオンズのユニを着た豊田泰光氏が落涙するのもよくわかる。
知らない者にとっては、新鮮さもあるだろうし、歴史を知りたいという動機づけになるかも知れない。そして今プロ野球が当たり前のように存在するのは、それに携わる人々の連綿とした努力のおかげだと、なんとなくでも感じることがあるだろう。

そうそう、デイリースポーツの記念事業として、タイガースのユニフォームをモチーフにした切手が発売されるという話題もあったね（リンク）。
うん、タイガースは、歴史ある球団として、公式ＨＰにも「綱島理友のユニフォーム物語」を公開しているし、復刻ユニフォームの流行りを取り入れたのは早い方だったのにね。

え、何が言いたいのかって？それは…
誰かあの消しゴムで端っこを消しちゃって、胸と背中のマークを色鉛筆で染めたような「ぬりえユニ」が、超カッコ悪いってことを懇切丁寧に教えてやってくれと（笑）。メーカーが技術力を誇示したいがために考案したとかしないとか。ま、それにしても…しっかし…
復刻でええやん！1948〜9年の濃紺のやつとか、ぜひとも見てみたいんだけどなあ。