2008.07.18 Friday
サンスポの写真特集、懐かしかった。仰木さんとか別所さんとか、懐かしい顔もあったし。あのドラフト、当然うちも野茂に行ってたんだよなぁ。でもその後のことを考えたら、近鉄で、近鉄が良かったんだろうなぁ。広島が佐々岡、西武が潮崎、中日が与田か、ふんふん、巨人は大森だったんだね。いやあ懐かしい。
ここ何年も大活躍する野茂を見ることはできなかったけど、リハビリしながらでもマイナーででも手を抜かないで努力しているんだろうなぁ、そしていつかまたビックリするようなことをやってくれるんだろうなぁ、そんな風に無責任な期待をしていた。
でもずーっと自分のスタイルを貫き通したんだから、最後まで野茂はカッコイイ。
通算勝利数とか、ノーヒットノーランとか、素晴らしい記録もあるし、日米球界への貢献や功績を賞賛すべき言葉はいくらだってある。だけど野茂の本質は「その内なるもの」。孤高で頑なで強固な心を中心に竜巻を起こし、黙々と力一杯のボールを投げ込む。その姿、形、動きをただ見ているだけで興奮し、ただ見ているだけで感動する。本当に貴重な選手だったと思う。
しかし野茂英雄はここでしっかりと一区切りをつけたら、きっとまた動き出す。そして黙々とベストピッチを放り込んでくる。楽しみに待ちたいと思う。
KKKKKKKKKKKKKKKKK!野茂最高!野茂カッコイイ!
その野茂が社会人時代に出場して活躍したのはソウル五輪。そしてこの日は北京五輪のメンバー発表。どうせまた始まれば燃えるに決まっているんだけれど、今はなんだかそんな気分にならない。だってねぇ、シーズン中にさぁ、休止もしないで、まったく。メンバーも、そりゃガラっと変えたりしちゃいけないんだろうけど、こんなもんかなぁ。まあ個々の力より、チームとしての機能や信頼関係、団結力の方が大事だから、これからだね。
8回ウラまで0−0。スワローズはエース石川が根気強く丁寧な投球。タイガースはボーグルソン(7回)、久保田で抑え込む。
3番5番が仮置きで、しかも全体的に打線急下降のタイガースではあったが、惜しいチャンスはあった。特に3回ウラ、ボーグルソンと3番浅井が四球を奪って、金本がカンペキに捉えた打球を、ライト福地が好守備でキャッチ。ツキもなかったんだよなぁ。逆に福地は好守連発、当たっていた。
だから福地から始まる9回表はイヤだったんだよなぁ。それで四球、もうダメ、ああもうダメ、ああ、ああ…といっているうちに…はあ。
9回表、特に1点目が入るまで、数字だけだと何があったかさっぱりわからないだろうね。0安打、3四球、5盗塁で1点。答えは先頭福地四球、宮本犠打で一死二塁、青木は事実上の敬遠で一死一二塁、畠山初球でダブルスチール一死二三塁、そうなって畠山も実質敬遠で一死満塁、田中フォーク空振りの後の2球目、スライダーワンバウンドでスクイズ空振り、矢野が弾く間に福地生還、3人の走者にそれぞれ盗塁が記録。ってことで、0安打、3四球、5盗塁で1点。でさらに田中は投ゴロ、久保田本塁送球がとんでもない高投で2者生還。これで3点。その後も1安打と1盗塁を重ねられて、結局9回だけで、1安打、3四球、1失策、6盗塁、3失点で打点は0。
ま、「久保田何をやっとるんじゃ」って話なのだが、結局これは久保田一人がチームの「弱い部分」を背負ってぶくぶくと沈んでくれたってこと。バッテリーだけの責任じゃない。そしてスワローズの戦略に乗ってしまった、乗ってしまうしかなかった、その戦い方を反省すべきだろう。
まあ守備が固くて、ここ一番でスピード攻撃を仕掛けてくるイヤらしいスワローズだが、グーチョキパー何にでも勝てる万能型なのかといえばそんなことはない。むしろある能力が「ない」ことを隠すための工夫とも言える。それはパワー。精緻な技巧で翻弄してくるつもりなら、それをまったく意に介さない力ずくで対抗するのが正しい「対S戦略」だろう。
そういう意味で、ボーグルソンの投球については文句なかった。課題と言えば走者を出して、制球や威力が落ちることだが、この日は自信満々。状態の良さの表れだろう。
組み立てでは、初球に「ちょっとだけ難しそうなコース」でストライクを簡単に取った。そして内も有効に使って押し込んで、あまりムダ球を見せずに勝負球は、目一杯の球が最高のコースに決まった。まあたまたまかもしれないんだけどね、そういう日もあるってことは、次もそういう日かもしれないってこと。なぜこの日がそういう日だったのか、分析してイメージトレーニングに役立てて欲しい。
金本の「先制打」を福地に強奪されて、イヤなムードの4回表、ボーグルソンはぐいぐい押しまくって、2番宮本外から回してきたシュートで3球三振、3番青木はインサイドズバッと、4番畠山は外角いっぱい148km/hバシっと。なんと3者連続見逃し三振という、惚れ惚れする投球だった。
久保田だってパワー投手。そういう手はなかったのかな。現場最前線の矢野の判断に異を唱えるつもりはないが、なんとももどかしい惜敗だった。
ここ何年も大活躍する野茂を見ることはできなかったけど、リハビリしながらでもマイナーででも手を抜かないで努力しているんだろうなぁ、そしていつかまたビックリするようなことをやってくれるんだろうなぁ、そんな風に無責任な期待をしていた。
でもずーっと自分のスタイルを貫き通したんだから、最後まで野茂はカッコイイ。
通算勝利数とか、ノーヒットノーランとか、素晴らしい記録もあるし、日米球界への貢献や功績を賞賛すべき言葉はいくらだってある。だけど野茂の本質は「その内なるもの」。孤高で頑なで強固な心を中心に竜巻を起こし、黙々と力一杯のボールを投げ込む。その姿、形、動きをただ見ているだけで興奮し、ただ見ているだけで感動する。本当に貴重な選手だったと思う。
しかし野茂英雄はここでしっかりと一区切りをつけたら、きっとまた動き出す。そして黙々とベストピッチを放り込んでくる。楽しみに待ちたいと思う。
KKKKKKKKKKKKKKKKK!野茂最高!野茂カッコイイ!
その野茂が社会人時代に出場して活躍したのはソウル五輪。そしてこの日は北京五輪のメンバー発表。どうせまた始まれば燃えるに決まっているんだけれど、今はなんだかそんな気分にならない。だってねぇ、シーズン中にさぁ、休止もしないで、まったく。メンバーも、そりゃガラっと変えたりしちゃいけないんだろうけど、こんなもんかなぁ。まあ個々の力より、チームとしての機能や信頼関係、団結力の方が大事だから、これからだね。
8回ウラまで0−0。スワローズはエース石川が根気強く丁寧な投球。タイガースはボーグルソン(7回)、久保田で抑え込む。
3番5番が仮置きで、しかも全体的に打線急下降のタイガースではあったが、惜しいチャンスはあった。特に3回ウラ、ボーグルソンと3番浅井が四球を奪って、金本がカンペキに捉えた打球を、ライト福地が好守備でキャッチ。ツキもなかったんだよなぁ。逆に福地は好守連発、当たっていた。
だから福地から始まる9回表はイヤだったんだよなぁ。それで四球、もうダメ、ああもうダメ、ああ、ああ…といっているうちに…はあ。
9回表、特に1点目が入るまで、数字だけだと何があったかさっぱりわからないだろうね。0安打、3四球、5盗塁で1点。答えは先頭福地四球、宮本犠打で一死二塁、青木は事実上の敬遠で一死一二塁、畠山初球でダブルスチール一死二三塁、そうなって畠山も実質敬遠で一死満塁、田中フォーク空振りの後の2球目、スライダーワンバウンドでスクイズ空振り、矢野が弾く間に福地生還、3人の走者にそれぞれ盗塁が記録。ってことで、0安打、3四球、5盗塁で1点。でさらに田中は投ゴロ、久保田本塁送球がとんでもない高投で2者生還。これで3点。その後も1安打と1盗塁を重ねられて、結局9回だけで、1安打、3四球、1失策、6盗塁、3失点で打点は0。
ま、「久保田何をやっとるんじゃ」って話なのだが、結局これは久保田一人がチームの「弱い部分」を背負ってぶくぶくと沈んでくれたってこと。バッテリーだけの責任じゃない。そしてスワローズの戦略に乗ってしまった、乗ってしまうしかなかった、その戦い方を反省すべきだろう。
まあ守備が固くて、ここ一番でスピード攻撃を仕掛けてくるイヤらしいスワローズだが、グーチョキパー何にでも勝てる万能型なのかといえばそんなことはない。むしろある能力が「ない」ことを隠すための工夫とも言える。それはパワー。精緻な技巧で翻弄してくるつもりなら、それをまったく意に介さない力ずくで対抗するのが正しい「対S戦略」だろう。
そういう意味で、ボーグルソンの投球については文句なかった。課題と言えば走者を出して、制球や威力が落ちることだが、この日は自信満々。状態の良さの表れだろう。
組み立てでは、初球に「ちょっとだけ難しそうなコース」でストライクを簡単に取った。そして内も有効に使って押し込んで、あまりムダ球を見せずに勝負球は、目一杯の球が最高のコースに決まった。まあたまたまかもしれないんだけどね、そういう日もあるってことは、次もそういう日かもしれないってこと。なぜこの日がそういう日だったのか、分析してイメージトレーニングに役立てて欲しい。
金本の「先制打」を福地に強奪されて、イヤなムードの4回表、ボーグルソンはぐいぐい押しまくって、2番宮本外から回してきたシュートで3球三振、3番青木はインサイドズバッと、4番畠山は外角いっぱい148km/hバシっと。なんと3者連続見逃し三振という、惚れ惚れする投球だった。
久保田だってパワー投手。そういう手はなかったのかな。現場最前線の矢野の判断に異を唱えるつもりはないが、なんとももどかしい惜敗だった。